短小ペニスの持ち主であれば、何とかしてペニスを大きくしたい、長くしたいという切実な願いを持っているという人もいるのではないでしょうか。それくらい男性にとってのシンボルともいえるペニスのサイズは、女性にあれこれ思われる以前に、自分として非常に気になる存在だったりします。
しかし、物理的にペニスを長くするというのは思っている以上に大変です。とはいえ、埋もれている竿部分を引っ張り出してあげることで、ペニス自体の本来持っている長さは変わらないものの、外見上長く見せることは可能です。
今回は、ワナ靭帯を伸ばして埋もれてるチンコを発掘、といったテーマについて見ていきたいと思います。
ワナ靭帯って何?
皆さんはワナ靭帯って聞いたことはありますか?おそらくほとんどの人は聞いたことがないと思います。実はこれペニスを支えている靭帯のことです。ペニスも一応筋肉の一種のようなものなので、骨と筋肉とは靭帯でつながれています。このワナ靭帯部分をうまく成形することで、埋もれているペニスを引き出すことができる手術があるのです。
ペニス増大手術
このワナ靭帯や周辺を成形するペニス増大手術にはいくつかの形態があります。
それぞれについて見ていきましょう。
ワナ靭帯を切って引き出したのちに再度靭帯を結び付ける手術
聞いているだけで痛そうな手術ですが、ペニスを支えるワナ靭帯を切断した上で、ペニスを構成する海綿体を前面に引き出します。そしてある程度引き出したところで、再度ワナ靭帯を骨と結びつける手術となります。ペニスを引き出すことからドローアウトと呼ばれる手術方法です。これにより、埋もれていたペニスを5cm~8cn程度引き出すことができるのです。メリットとしては他にも勃起力がアップすることがあるなど良い面も多いのですが、切開する手術を伴うため、傷跡が残る点は否めません。また人によっては痛みやツッパリ感があるようなので、メリットとデメリットとを比べて手術を行うかどうか判断してみる必要があります。金額はそれなりにかかるようで、病院によりますが保険適用外ということもあり、30~50万円は見ていきたいところです。
ワナ靭帯は切らずに切らないで行う手術
次は、切らない手術の紹介です。切らないでどうやって長くするのか?というと厳密に言うと切るというよりは下腹部の一部を固定して、長くなったように見せる手術です。具体的に言うと、特殊な糸を使って皮膚の部分とワナ靭帯を固定します。固定したことによって埋没部分が生まれ、その部分が根元のように見えるようになることで長くなった気になるといったらイメージできるかもしれません。切らないことからノンカット法と呼ばれたり、埋没式長茎術とも呼ばれたりしています。先ほどのドローアウトに比べると長さの度合いは2cm~5cmと少ないものの、長くはなりますので目的は果たせます。また手術の方法も切開がない分金額的にも安く済みますし(10~15万円程度)、傷跡は残りません。
しかしデメリットとしては糸が切れてしまう可能性があり、その場合元に戻ってしまいます。また、痩せているうちは長くなったように見えますが、少々お腹が出ている場合には、もともとペニスが埋もれているように見えているため、あまり効果を感じないかもしれません。
ペニス周辺の脂肪を吸引することで長く見せる手術
これも、ペニスを引き出すというよりは、周辺のお肉や脂肪をぺったんこにすることで、ペニスを引き出したように見せる手術です。別名サクション式と呼ばれるものとなります。恥骨部分にある脂肪を吸引し、へこんだ部分だけペニスが長くなったように見えるようになります。脂肪吸引の際に多少の傷は残りますが、それでも最初に紹介したドローアウトと比べれば大したことはありません。
ただし、デメリットが多く、まず金額的には30~50万円程度がかかってきてしまうこと、さらには脂肪吸引というある意味ダイエットと同じ状況なため、太ってしまえばまた埋没してしまうことになります。また、脂肪吸引をしたことがある人ならわかると思いますが、綺麗に脂肪吸引ができればいいものの、均一にうまく吸引ができなければ手術後はガタガタになってしまうリスクもあります。
高い費用が掛かるペニス増大手術
以上のようにペニス増大手術は大なり小なり相応の費用がかかるため、費用対効果を見越して検討しなければなりません。たとえば、ドローアウトと脂肪吸引手術ではかかる金額は同じようなものであっても、そのリスクやその後の経過を考えるとドローアウトの方がコストに見合った手術となります。しかし、施術に伴うダウンタイムが1か月近く生じてしまうこともありますので、不便を感じるようであればできるだけダウンタイムが少ない手術を行うのが良いでしょう。
手術以外のペニス増大方法について
ペニスを大きくするのは、成人を迎えた後では正直難しいのが現実。大人になって身長が伸びないのと同様にペニスサイズも長くなることはないと言っても良いでしょう。それでもセックスで恥をかきたくない、笑われたくないという世の男性は、なんとかペニス増大を考えたいところ。そんな人はペニス増大サプリを試してみるのもありかもしれません。
ペニス増大に効果があるサプリメント
ペニスが今より7cmも伸びた、といった広告を見かけたりすることがあります。しかしそのような広告の大半は誇大広告で、実際に購入して摂取してみたものの、全然効果がなかったというのはよくあることです。昔からコンプレックスにつけこむような広告に騙されて無駄な金を費やしたことがある人は多いと思います(身長が伸びるとか、体重がみるみる減るとか)。最近は薬事法がうるさいのでそんなことはかなり減りましたが、それでも効果が本当にあるかわからないペニス増大に効果があるとされるサプリメント摂取には、なかなか踏み切れないという人もいることでしょう。
日本で製造されるペニス増大サプリなどは、薬事法の関係上有効成分に制限が持たされていることもあって、期待できる効果はなかなか得られません。あるのは気休めだけのようなもの。その点、海外で製造されたサプリメントであれば、効能もありそうな成分がガンガン入っていることもあり、ペニス増大に効く可能性は無きにしも非ずなのです。
たとえば、ペニス増大に効くとされる成分にはアルギニンやマカといったものがあります。これらの成分が多く含まれるサプリメントであれば、ペニス増大に効くのではないかと期待してしまいます。しかし、おそらく摂取し続けなければ元に戻ってしまうことでしょう。つまり、一度摂取したら摂取し続けなければならない大変さが、サプリメントにはあるわけです。
このようなことを考えると、一回の手術で終わるドローアウトなどは非常にコストパフォーマンスも良いように感じますが、皆さんはどう感じるでしょうか。
ペニスサイズはセックスで気になるとはいえ、絶対のものではない
ペニスサイズを気にするのは当の男性側であって、女性側が「ペニスが小さいと満足できないだろう」と思っていると勝手に想像しているケースも往々にしてあります。ペニスサイズについて、わざわざ傷跡を残してまで増大することに意味があるのかは当の本人しかわかりません。それにコストをかけるぐらいなら、女性を楽しませる別に事に使った方が良いこともあります。男性のシンボルとも言われるペニスのサイズ問題を解決するのはすべて自分次第です。