アルギニンという成分はあまり耳慣れない単語かもしれません。仮に耳にしたとしても、L-アルギニンはいったいどんなものなのか?ということになりますが、これはアミノ酸の一種となります。アルギニンは、人間の体内でも作られているため、準必須アミノ酸に分類されています。そして、人間の体にいろいろな影響を及ぼす成分として、馴染みのあるものです。
年齢的に若いうちであれば、体内でスムーズに十分なアルギニンを生成してくれるのですが、年齢を重ねるごとに、アルギニンの生成量はどんどん少なくなっていきます。このアルギニンが発見されたのは1886年と歴史も古く、ドイツにて発見されたと言われています。その昔、ドイツで研究をしていたとある博士が、マメ科の植物の芽から発見したとされており、のちにどんどん研究が進みました。そして、古代ギリシャ語でキレイな銀色の輝き、という意味を持つアルギュロスが語源となり、現在のアルギニンになったと言われています。
ここで、アルギニンが含まれている食物について気になった方もいらっしゃることでしょう。実はアルギニンは鶏肉やえび、大豆、マグロといった食品に多く含まれているとされています。つまり、アルギニンをきちんと摂取するのであれば、日々の食生活でこれらの食材を豊富に食事に取り入れていく必要が出てきます。とはいうものの、毎日鶏肉やえび、マグロ、大豆を食べ続けるというのは困難ですし、それでありながら、アルギニンを十分な量摂取するというの非常に大変です。しかし、最近ではアルギニンを十分含んだサプリメントや栄養ドリンクもありますので、効率良くアルギニンを摂取したいのなら食物よりもこちらがおすすめです。ただし、アルギニンのサプリメントを摂取する際には、体調の状態をみながら接種を継続するかどうかを考える必要があります。もし、少しでも自分には合わないと思った際には、一時的、または永続的に中断するなどが必要です。
次に、アルギニンを一日にどれくらい摂取すればいいのかというのも気になると思います。最初にお伝えしたように、アルギニンは必須アミノ酸ではありません。必須アミノ酸であれば、一日の必要摂取量が決められているものの、準必須アミノ酸に分類されているアルギニンは一日の必要摂取量がはっきりと定められていません。だからといって、大量に摂取するのは正直おすすめできるものではありませんし、サプリメント等でアルギニンを摂取する場合、大量に服用すること頭痛や下痢などを引き起こしてしまうことが多々あります。
アルギニン効果・効能
アルギニンも他の成分と同様、体にとってさまざまな良い効果が期待できると言われています。たとえば、成長ホルモンを合成・促進する作用や免疫力向上、疲労回復といった効果が期待できると言われていますので、自分の体調不安にどれか一つでも当てはまるといった場合には、ぜひ試してみる価値はあると思います。
アルギニンが免疫力を向上させるメカニズムについてここで説明していきましょう。アルギニンは、外部より人間の体にダメージを加えようとする存在に対し、抵抗力を高めてくれる働きがあるとされています。また、体内で発生するがん細胞に対抗し、ダメージを与えてくれるとも言われています。
そもそも免疫力が低下してしまった場合どんなことが起きてしまうのでしょう?まず思い浮かぶのが、風邪をひきやすくなるということではないでしょうか。よく周りにしょっちゅう風邪をひいたり、インフルエンザにかかってしまったり、という方がいませんか?そのような方の場合、免疫力の低さが大きな原因であると考えられます。頻繁に風邪をひいてしまう体質であれば、仕事にも影響が出てしまう可能性がありますので、社会人にとっては喜ばしいことではありません。しかし、アルギニンを摂取することによって免疫力を高められれば、風邪などもひきにくくなる可能性が高まります。よく風邪をひいてしまう、インフルエンザにかかってしまうという方は、一度アレルギンの摂取を検討してみるのはどうでしょうか。
アルギニンを摂取すれば万事OK!ということはありませんが、いくつかの対策を施すことにより、風邪をひきにくくすることもできるかもしれません。アルギニンに免疫力を高める効果が期待できるのは、実際の話のようですから、ぜひ試してみる価値はあります。
また、アルギニンには疲労回復効果も期待できるとされています。疲労を回復するのにアミノ酸の働きは欠かせないと言われますが、アミノ酸の中でも特にイソロイシン、ロイシン、バリン、アルギニンの4つは疲労の回復をかなり早めてくれると言われている成分です。これらには、疲労の原因になると言われるアンモニアを尿素に変えて体外へ排出してくれる働きがあると言われています。さらに、毒素でもあるアンモニアを体外に排出できることで疲労が取りやすいと言われているのです。
疲れが溜まってくると集中力も切れてしまいますし、仕事において些細なミスを連発したり、といったことが増大します。そうならないためにも、しっかりと疲れを取ることはこの現代社会では大事なことです。その点、アルギニンなら疲労回復の効果の期待も大きいと言われているので、一生懸命日々仕事をこなしている方は、アルギニン摂取はぜひ行ってください。
他にも、アルギニンには間接的に体内の血流を改善させる効果があるとも言われています。血流が改善されることで代謝も良くなったり、冷え症に悩んでいる方にも改善が期待できるかもしれません。特に冷え症は女性に多いと言われていますが、男性であっても冷え症に悩んでいる方もたくさんいます。血液がスムーズに体内循環するようになれば、冷え症の改善がかなり期待できますし、むくみ予防にもつながります。
さて、L-アルギニンとペニス増大にどんな因果関係があるのだろう?と思っている方もいると思いますが、アルギニンには血流の改善を促す効果があると述べました。ペニスが硬く大きくなるメカニズムは、血液がペニスに流れ込むことが理由です。つまり、血流を改善することにより、硬くて立派なペニスを取り戻すことができるわけです。よってアルギニンサプリ等を摂取することで、スムーズな勃起が実現できる可能性もあるわけです。
アルギニンにより、一酸化窒素の生成を体内でサポートしてくれることで血流が改善、それにともない勃起機能の改善も期待できるのです。それがすべてペニス増大につながるとは言い切れませんが、今までどんなことをしても勃起改善しなかった、という方は一度挑戦してみるのもよいのではないでしょうか。単にサプリなどで摂取するだけですので、大変ではありません。それによりペニス増大につながれば万々歳です。
男性にとってペニスが小さい、硬くならない、というのははある意味恥ずかしいことでかもしれません。人によっては自信喪失の原因となりますし、パートナーにそれを指摘された時には悲しくなるかもしれません。女性が思っている以上に男性は他人と比べてペニスの大きさや硬さなどにこだわっています。従来硬くて立派なペニスであれば気になることはないと思いますが、柔らかくて小さなペニスの持ち主であれば、どうしても気になります。それが原因でパートナーとの関係に亀裂が入ってしまうこともあります。
やはり、硬くて大きなペニスのほうが良いわけで、そういう意味でもアルギニンを摂取する意味はあると思われます。血流の改善が行われることで、ペニスが大きくなれば以前のように自信を無くすようなこともなくなるでしょう。自信を持って彼女や奥さんと夜の営みにはげむことができますし、自信を取り戻せることでしょう。もっと女性にモテたい、と考えている方にもアルギニンは効果的だともいえるかもしれませんね。
また、疲れているときは勃起もしにくいですし、勃起できたとしてもすぐに小さくなってしまったという経験者も多いでしょう。普段の硬さにならない、大きくならないということも、アルギニンを摂取することにより、疲労回復効果を得られれば、疲れもなくなるでしょうし、スムーズな勃起に至る可能性もでてきます。
疲れか何かの原因で勃起しにくい、元気にならない、中折れしてしまう、という方もぜひ試してみるとよいでしょう。
アルギニンに関するサプリメントには、いろいろな商品が販売されていますので、ぜひチェックしてくださいね。