ヒハツという植物の名前を聞いたことがある方、どれだけいらっしゃるでしょうか?植物にかなり詳しい方であっても知っている植物かどうかわからないぐらいのマイナーな植物です。このヒハツは、別名ロングペッパーとも呼ばれる植物でコショウ科に属しています。日本でも古来よりさまざまな用途に使用されてきたようです。ちなみに、沖縄ではヒハチやビバーズといった名称でも呼ばれており、沖縄の郷土グルメにヒハツ薬味として使用されることもあります。
ヒハツは、日本でも古くから食品や民間薬として使用されているものですが、甘い香が特徴的です。また、コショウ科の植物ということもあって多少の辛みもあります。一部では漢方薬に用いられることもあります。名前はあまり聞かないものの、それなりに日常生活にも馴染みのあるヒハツですが、その生息は基本的に東南アジアの各国に渡っています。中国やインドでもヒハツはよく使用されますし、民間薬や香辛料として使われてきたようです。古代ヨーロッパにおいてはコショウよりヒハツを使用していたとのこと。
ヒハツも研究が進むにつれ、さまざまな健康効果があることが分かってきました。ヒハツに含まれる成分に健康効果があることが注目され、香辛料として食事に使用されたり、現在だとサプリメントに配合されることも増えました。香辛料としての摂取も良いですが、やはりしっかり摂取するにはサプリメントを摂取するのが最も効率的と言えるでしょう。
ヒハツの一日の摂取量の目安としては、およそ90μg以上の摂取が効果的であるとされています。しかし、大量に摂取すれば健康効果が期待できるかというと、そういうものでもないので適量を守りましょう。サプリメントを摂取する場合、一日の摂取量をきちんと把握したうえで採るようにしましょう。サプリメントを摂取してすぐに効果が現れるというような即効性があるものではありませんが、二週間以上は摂取し続けるのが良いでしょう。定期的に摂取するのには、食前や食後という決まったタイミングであれば忘れずに済みます。
また、ヒハツに関する副作用の心配ですが、自然界に存在する植物をベースにしているので副作用についてはあまり心配することはありません。化学物質の使用もないですし、天然ヒハツ成分で生成されたサプリメントであれば副作用はないでしょう。ただし大量に摂取すれば逆効果になってしまうケースもあります。下痢や嘔吐、頭痛などの症状が起きないよう過剰摂取はやめましょう。
ヒハツ効能・効果
ヒハツには、具体的にどのような効果・効能があるのでしょうか?まず一つには血圧を下げる効果が期待できるとされているようです。高血圧を改善する効果が期待できるので、普段から血圧が高めの方にはおすすめです。ヒハツにはピペリンと呼ばれる成分が含まれており、ピペリンが血管内で一酸化窒素の働きを促してくれるのです。一酸化窒素は血管を拡張させる働きがあり、ピペリンを摂取することで血管が広がって血流が良くなり、血圧低下につながるという流れとなります。血管を広げて血液の流れをスムーズに、それで高血圧が改善されるということです。
高血圧が引き起こす病気はたくさんありますので、高血圧を侮ってはいけません。高血圧の方は普段の生活の中で自覚症状がないケースが大半です。健康診断や人間ドックによって、高血圧を指摘され、そこではじめて自分の血圧が高いことに気付くというケースも多いようです。高血圧だと一体どのようなリスクが考えらるのか?というと、脳卒中や動脈硬化、心臓病といった病気を引き起こしてしまうリスクがあるようです。高血圧による合併症が恐ろしいのですね。
なかでも、高血圧で非常に重要視されているのは動脈硬化です。体内の血管が弱り弾力を失って内腔が狭くなってしまう状態が動脈硬化です。いったん高血圧状態になってしまうと動脈硬化のリスクは高まり、動脈硬化になるとそれが原因となり、また高血圧になるといった負のスパイラルが起きてしまうのです。そのことが原因でさらに脳や心臓の血管障害を引き起こす可能性もあります。高血圧から生じる病気は命に直結する危険性があるため、早期に改善する必要があるわけです。
また、ヒハツは冷え症を改善する効果もあると言われています。ヒハツに豊富に含まれているピペリンは血液の流れを促進してくれるため、全身に血液が回るようになるわけです。冷えの大きな原因は血流が悪くなることが一番ですので、血液が四肢の末端に回るようになることで冷え性が解消されることは多いです。ヒハツによって体の中心部にある血液が体の隅々まで行き渡るようになれば、代謝と血行が良くなり、冷え症改善に有効的に働いてくれます。女性は特に冷え症という方は多いですから、ぜひヒハツの摂取を試してみるのがおすすめです。
さて、ヒハツには男性のペニス増大にも大きな影響を与える可能性があるって知っていましたか?いざ性行為に及ぼうとしたのにペニスが大きくならない、硬くならない、つまりきちんと勃起しないことにはどうしようもありませんし、せっかくの良いムードが最悪の状態になってしまう可能性もあります。もちろん、単に緊張していまい勃起しないという方もいるかもしれませんが、精神的な問題よりも肉体的な問題で勃起ができないということもあります。ペニスが勃起しないと性行為ができないだけでなく、パートナーとの関係にも亀裂が起きてしまう可能性もあるわけです。
そこでヒハツが登場します。ヒハツの成分には、血流の改善効果が期待できるものがありますが、この働きがペニス増大に影響を及ぼす可能性があるって知っていましたか?血圧を下げることで血流を良くすることと、ペニスが大きく、硬く、元気になるのとはいったいどんな関係性があるんだ、と思われるかもしれません。ペニスが大きくなるのは血液がペニスに流れてくるからであって、血流が悪いとペニスへスムーズに血液を送ることができなくなります。このことが原因で勃起不全となってしまうことがよくあります。そのため、血流を改善することができれば、勃起力を改善させられる可能性が高まるわけです。脳自体は、一生懸命勃起するようにペニスに指令を出していても、血液がドロドロであったり、血管が収縮してしまっていれば、血液を円滑にペニスに流し込むことができないわけです。しかし、ヒハツに含まれるピペリンは血管を拡張する働きがあるとされており、ヒハツによって血流を改善する効果が期待できるのです。血管の拡張によって血液の通り道がしっかりと確保できますし、ペニスにスムーズに血液を送り込んでくれるようになります。
最近、昔と違って勃起力が弱くなってきたという方であれば、年齢や精神的問題、疲れであると解釈し、そのように対処してしまうこともあるでしょうが、血管に問題があるということも忘れてはいけません。血流を良くすることができれば、脳からの指令を基に血液がペニスに流れ込まれるようになるため、性行為を試みた場合でも、しっかりと大きく、硬く勃起することができるようになることでしょう。ヒハツの成分が配合されたサプリメントなどをきちんと摂取することで血流の改善が見込まれるかもしれません。これからの快適な夜の営みを送れるためにもぜひヒハツの摂取を考えて見てはいかがですか。