ペニス増大サプリメントを摂取すると血流が促進されて勃起力がアップすることが期待される、そんな話を聞いたことがありませんか?勃起力アップや勃起持続力アップといえばED治療薬で有名なバイアグラをイメージされる方も多いと思いますが、実際にどのようなメカニズムで勃起が起きるのか詳しく知らない方も多いかと思います。
今回はペニス増大サプリメントを摂取することで毛細血管まで血流が促進され、その結果勃起力がアップされるそのメカニズムについて見ていきたいと思います。
勃起は海綿体に血液が流れ込んで起きる現象
ペニスが大きくなる際には海綿体が作用しています。
海綿体とは、前述したように血液が集まる血管の集合体を指します。海綿体の周りは弾性繊維を含む膠原繊維性膜で包まれており、幕が入り込んで海綿状のものを形成します。海綿体はペニスの勃起に欠かすことができないものです。ペニスが性的興奮によって刺激されると、大脳性中枢が興奮を覚え脊椎を通じて勃起神経に伝わっていきます。
そしてペニスの動脈血液が拡大し、海綿体へ流れ込む血液の量が増えていきます。それと同時に陰茎海綿体平滑筋が弛緩(緩み)します。そうなるとペニスに流れ込んだ血液は逃げ道を失ってしまいその結果、ペニスは勃起して十分な硬さを保った状態になります。これが勃起のメカニズムとなります。
よく、ペニスが筋肉でできているのでは?と思っている方も多いと思いますがペニスは血液が大量に流れ込むことによって勃起し硬さを維持することができるものなので、筋肉ではありません。海綿体とはその字のごとく綿のようなものなので、何もない時にはすかすか(フニャチン状態)で、勃起したした際に水を含んだスポンジのように大きくなります、
ペニスの硬さは血流量で決まる
では、その勃起したペニスの硬さは何で決まるのでしょうか?その答えですが、ペニスの硬さは血液の流れ込む量によります。当然若いうちは血液の流れ込む量も多いのですが、加齢とともに流れ込む量は減ってしまいます。その分硬さを維持することができなくなってきます。それが勃起する角度が下がってきたとか、勃起持続時間が減ってくることにつながります。若い時に比べて勃起時の角度が下がってくるのはこのような要因によるものです。
加齢によってテストステロンが低下し、勃起不全が起きてしまっているのでこれはしょうがありません。
また中折れなどセックスの最中にペニスがふにゃふにゃしてしまうこともありますが、こちらも同様な理由です。精神的なストレスや、過剰なるコール摂取、性的興奮があまり得られないなどの原因もありますが、血流量不足の点もありえることは考えておかなければなりません。
毛細血管まで拡張してくれるペニス増大サプリメント
ペニス増大サプリメントはその名の通りペニスを大きくする目的のあるサプリメントです。サプリメントという名のごとく、確実にペニスを大きくしてくれるものではありませんが、ペニスを強くしてくれる効果が配合成分によって得られると言われるもので、ペニスサイズ拡大に貢献してくれるものなっています。ただし、その効果は数センチにわたるようなビッグサイズを保証してくれるものでは決してありません。あくまで栄養補助食品のようなものですので、副作用はありませんが、継続して長く飲み続けることが重要なものと言えます。
ペニス増大サプリメントにはシトルリンやアルギニン、マカやトンカットアリといった成分が含まれています。これらの成分によってペニスへの血流を良くしてくれますので、ペニス増大サプリメントを購入する際にはこれらの成分が含まれているものを選んで摂取する必要があります。
アルギニン
アルギニンとは、筋肉組織を増強したり成長ホルモンの分泌や免疫力向上に効果を発揮したりするアミノ酸のひとつで、アンモニアの解毒や血管拡張による血流の改善効果が期待できるものとなっています。またアルギニンは、タンパク質を構成するアミノ酸の一種でもあり、鶏肉やうなぎ、大豆、納豆など、タンパク質の含有量が多い食品には多く含まれています。アルギニンが含まれたドリンクなども有名です。
シトルリン
シトルリンは遊離アミノ酸のひとつです。人体やウリ科植物の中に数多く含まれています。このシトルリンは、アンモニアから尿素を生成する回路の中で重要な役割を担っています。このシトルリンは血管拡張して人体に酸素や栄養素を運搬する役割があります。そのことから、ペニスへ血流を送るために含まれる成分として非常の有名な成分です。
マカ
マカは天然の強壮剤と呼ばれる成分のひとつです。このマカはアンデス山脈に自生する植物で、マカの根の部分にアミノ酸やミネラルといった栄養素が豊富に含まれていることから、古の昔より滋養強壮の薬として使用されていたようです。このマカを摂取することで勃起力向上などが期待できるようです。
亜鉛
亜鉛は、必須ミネラルと呼ばれる人間に必要不可欠なミネラルの一つ。この亜鉛が不足すると、味覚異常や下痢、成長不全などが起こってしまうほど重要な成分です。特にペニスサイズにも起因する男性器の発育不全は大きな問題。この亜鉛ですが、普段摂取している食物からも摂取することは出来ますが、食品からだけで亜鉛を摂取する場合には特に問題はないものの、サプリメントで摂取する場合には摂取量に配慮が必要です。あまり多く摂りすぎると、吐き気や嘔吐、消化器障害、立ちくらみなどが起きる場合があります。
トンカットアリ
トンカットアリは、東南アジアの熱帯雨林に生息する野生植物で、マレー半島やインドシナ、スマトラなどが原産地となっています。トンカットアリの根の部分には、ユーリコマノンという成分が含まれています。これはテストステロンの濃度を高く引き上げてくれる効果があります。また同じく含まれているアルカロイドは、免疫力アップや血液の循環系を整える作用があります。
ビタミンE
ビタミンEはアンチエイジング効果が高く、女性などに人気の成分のひとつです。ビタミンEを摂取することで血液をサラサラにしてくれることから、全身の血流を良くします。ビタミンEをたくさん含んだ食品には、ひまわり油や綿実油、べにばな油、とうもろこし油などの油類、アーモンドや落花生、大豆などの種類、キャビアやいくら、たらこといった魚卵類があります。ビタミンEは、過剰に摂取した場合に骨量が減って骨粗しょう症になる恐れがあるという結果が報告されています。また、脂溶性の食品が多く、脂質が体内に蓄積しやすいために過剰摂取は避けた方が良いとされています。
まとめ
ペニス増大サプリメントにはペニスの血流を良くしてくれる成分が含まれているものが多くあります。なかでもシトルリンとアルギニンについては必ず摂取したいペニス増大成分と言われています。もちろん、これらを飲み続けたとしても5cmも10cmも大きくなるものではありません。ただ、血流を良くしてくれることでペニスに流れる血液量が増え、ペニスが太くなる可能性は高くなるでしょう。勃起力を高めたい方はこれらの成分がはいったペニス増大サプリメントをぜひ検討してみることをお薦めします。