セックスをより楽しむために、薬やサプリメントを活用している方もいることでしょう。勃起不全やペニス増大などペニスを使えるにするために、あの手この手で元気づけたいという想いを叶えてくれる薬やサプリメント。いったいどのようなものがあるのでしょうか?

今回はEDとペニス増大に効果が期待できる薬やサプリメントについて見ていきましょう。

EDとは?

EDとは、「Erectile Dysfunction」の略。簡単に言うと「勃起機能の低下」のことです。他の言葉では「勃起障害」「勃起不全」とも言われます。EDがどのようなモノかわからない人の中には、セックスに至る際に、まったく勃起が起こらないものをイメージされる方もいることでしょう。実はそれだけではなく、ペニスの硬さを維持し続けることができないのも勃起不全のひとつです。つまりフィニッシュに至らないセックスとなっている状態はEDと思われます。中折れはEDの最も多い症状とされています。

EDの特徴としては、

  • オナニーをすると普通に勃起もするし射精に至るものの、挿入すると中折れしてしまう
  • 勃起しているのだが硬さが不完全
  • フェラチオでは勃起するが挿入では萎えてしまう

などがあります。それ以外にも糖尿病、高血圧、前立腺肥大、脳出血、うつ、動脈硬化の人もEDが表れやすいといいます。とはいえ、ECの多くは精神的なストレスが原因であることが多いです(心因性ED)。特に40代ぐらいの方だとその傾向があるようです。

このような状態が続くことで、男性としての尊厳がやられてしまうことがあります。そこで治療の一環としてED薬の摂取をするということになるわけです。EDの治療薬では血管を拡張させて血の巡りを良くして勃起させやすくします。ED治療薬には知名度の高いバイアグラやシアリス、レビトラ、ステンドラなどもあります。これらのED治療薬は、セックスを行う前に摂取することで勃起時間を長くすることに効果を発揮します。

ED薬の価格について

ED薬については、値段も高額なものが多く有名なバイアグラは1粒50mgで1500円程度、100㎎配合の場合には1粒2500円にもなります(値段は定価相当です。金額は変動します)。シアリスも1粒2000円程度、レビトラ、ステンドラといったものも同等の値段です。やはり効果が高い分高額であることは否めませんが、あくまで対処療法であり、薬を摂取しても継続性があるわけではない点には注意しておきましょう。

ペニス増大サプリ

次にペニス増大サプリについて見ていきたいと思います。
ペニス増大サプリとは、その名の通りペニスを大きくしたい人に向けたサプリメントです。ペニスを大きくするといってもその方法は多々ありますが、血流を良くすることで勃起力を高めるものや、ペニスの機能不全を改善する効果が期待できる成分が含まれているものを摂取することで微増ながらもペニスの増大が期待できます。

ペニス増大効果が期待できると言われる成分として、

  • マカ
  • 亜鉛
  • アルギニン
  • シトルリン
  • トンカットアリ

といったものがあります。これらについて詳しく見ていきましょう。

マカ

マカは、天然の強壮剤と呼ばれます。マカはアンデス山脈に自生する植物。マカの根の部分にはアミノ酸やミネラルといった栄養素が豊富に含まれており、古来より滋養強壮の薬として使われてきました。マカを摂取することにより勃起力向上などが期待できると言われているものです。

亜鉛

亜鉛とは、必須ミネラルと呼ばれる人間に必要不可欠なミネラルの一つ。亜鉛が不足すれば、味覚異常・下痢・成長不全などが起こります。なかでも、男性器の発育不全は大きな問題です。通常の食物からも亜鉛は摂取することができますが、サプリメントで亜鉛を摂取する場合には摂取量には注意しましょう。

アルギニン

アルギニンは、筋肉組織の増強や成長ホルモンの分泌、免疫力向上に効果を発揮するアミノ酸のひとつ。アンモニアの解毒や血管拡張による血流の改善効果も期待できます。このアルギニンは、タンパク質を構成するアミノ酸のため、タンパク質の含有量が多い食品に多く含まれています。たとえば、鶏肉やうなぎ、大豆、納豆などに含まれています。

シトルリン

シトルリンは、遊離アミノ酸のひとつで、人の体内やウリ科の植物に多く含まれています。アンモニアから尿素を生成する回路で、重要な役割を果たしますが、シトルリンには血管を拡張させて、体内に酸素や栄養素を運搬する役割があるのが特徴です。血流を良くするためにペニス増大サプリなどに含まれる成分として有名です。

トンカットアリ

トンカットアリは、東南アジアの熱帯雨林に生息する野生植物。主にマレー半島やインドシナ、スマトラといったところが原産地となっています。このトンカットアリの値の部分には、ユーリコマノンという成分が含まれており、テストステロンの濃度を高く引き上げてくれる効果があります。また同様に含まれるアルカロイドには、免疫力アップや血液の循環系を整える作用もあるのが特徴です。

ペニス増大サプリの価格について

一方のペニス増大サプリ、1粒単価はED薬と比べると大したことはありません。たとえば。プロソリューションと呼ばれる、ペニスのサイズアップ、勃起不全解消が期待できる海外で人気のペニス増大サプリは1粒100円ちょっとです。エンハンス9というサプリメントは1粒150円程度とこちらもお手頃価格です。

ペニス増大サプリは継続して摂取し続ける健康食品のようなものであるのに対し、ED薬はどうしても今日セックスを成功させたい、といった人が使用する薬であるといったように目的が異なるので、それが価格にも如実に表れています。たくさんあるペニス増大サプリですが、出来るだけ上記で紹介した成分が含まれているものを選びましょう。そうでないとあまり効果は期待できません。

ED薬とペニス増大サプリは効果も効能も違う

なんとなくペニスを元気にしてくれる薬として同じようなものに感じていることも多いED薬とペニス増大サプリ。全く効果も効能も違うことがわかっていただけたかと思います。一方はこれからセックスに行うために勃起力を維持するために摂取するもの。もう一方は、短小ペニスと揶揄されることがないようにペニスのサイズを大きくしようと継続的に摂取し続けるものです。

ED薬は中折れ防止用といったものが効果の際たるもので、ペニス増大サプリは短小ペニスを大きくすることが目的です。このED薬の代表格であるバイアグラは40代、50代の男性がここ一番に使う薬のように感じますが、1粒1500円程度(50mg)と価格も高価なものです。まだお世話になっていないという方や、これまで自分はEDではないと思っていたものの、実はEDかもしれないという予兆を感じる方は、一度ED薬を摂取した上でセックスに臨んでみてはいかがでしょうか?それにより勃起力が持続するようなら間違いなくEDかもしれません。その前に病院に行き、診断を受けてみるのも良いですが、男性はなかなか恥ずかしくて行けないものです。その際には、ぜひ一度ED薬で試してみるのことをお薦めします。