FXで高いレバレッジの利用ができるため、少ない投資資金でも大きな利益が得られる金融商品として有名です。
実際私はFXを10年以上利用しており、おかげさまでFXで生計を立てられるようになりました。
今ではFXをやっていることに後悔は全くありませんが、一時期全く勝てずFXを呪ったことがあります。
特に、消費者金融から借り入れをしてFXを行った時は最悪でした。
そこで今回は、FX歴10年の私が最悪だったときの話をします。皆さんはぜひ反面教師にしてください。ほんとに最悪です。
目次
負けが混み消費者金融に手を出す
FXを始めた時はビギナーズラックもあり非常に順調でした。投資資金は最初10万円から始めましたが、1年目になると100万円の利益を出すことができました。
当時サラリーマンだったので非常にありがたかった記憶があります。しかし、人間やはりうまくいかないものです。2年目に投資資金を100万円に一気に増やし大きな利益を狙いました。
結果は、あっという間にゼロになり、ぼう然とした記憶が今でも残っています。
その後も、ボーナスや給料が出るたびにFXにお金を費やしてきましたが、なかなか思うようにお金が増えませんでした。
そして、ついに負けが続き、私は負けを取り戻すため大きな勝負に出ました。具体的には消費者金融でお金をかけてFXに費やしたのです。
消費者金融で300万円借り入れる
私は、もともとメガバンクの行員でした。年収も1000万円を30歳で超えていたこともあり、簡単に消費者金融で多額のお金を借りることができたのです。
最初は怖かったですが、これだけたくさんのお金を借りられるのが逆に誇らしいと思いました。
複数の金融機関で借り入れができることがわかり、私は、FXにその借りたお金を費やしたのです。いきなり私は300万円という大きなお金を借りて一気に負けを取り戻そうとしました。この時、確かトータルで500万円くらい負けていたはずです。
消費者金融でお金を借りて取引した結果0になる
当時の私はいくらでもお金なんて借りられるから、借金をしてFXをすることに何の抵抗もありませんでした。
しかし、実際にトレードをしてみると、大変なプレッシャーを感じることになりました。普通にトレードをしているつもりでも、借入金利が頭に浮かぶのです。
当時、私は12%の金利で借り入れをしていました。300万円を借りていたので1年間で36万円の利息がつくことになります。
この計算をしてしまったので非常にFXが怖くなりました。
もちろん、私の年収からすると問題ない金額ではありますが、当時の銀行は激務で毎日のように散財をしていました。
毎日飲み歩かないと、ストレスが発散できなかったからです。結果的にほとんど手持ちにお金はなくその日暮らしのような生活をしていました。ボーナスが出ても好きなものに散財をしていたので結局お金は貯まっていません。
いくら信用力が高くても正直返せるあてがなく、非常にプレッシャーがかかってしまったのです。
プレッシャーがかかっているときにFXで勝てるわけがない
消費者金融でお金を借りてのFXのプレッシャーは本当に半端ではなかったです。FXの為替レートは皆さんご存知の通り、日本時間の夜中、つまりアメリカ時間によく動きます。
仕事でヘトヘトになってもポジションを保有している限り、相場が気になり夜もなかなか寝付けません。結果的に寝不足のまま仕事をし、何とか乗り切り、また夜中、為替相場が気になるという1週間を送っていました。
20代と若かったので仕事に差し支えはなかったですが、土日は死んだように眠っていたのはいうまでもありません。このように平日、生きるか死ぬかの取引をしていたにも関わらず全く利益を上げることが出来ませんでした。やはり頭が熱くなり冷静な判断ができなくなっていたのでしょう。
結果的に全てを失う
このような生活を長年送っていましたが、結局すべての資金を失うはめになりました。
やはり、FXは余裕資金で長期で保有する気持ちでトレードしないとなかなか勝てるものではありません。
結果的に毎月の給料のほとんどを注ぎ込み、ボーナスを注ぎ込み、消費者金融で借金までしてトレードをしましたが残ったのは借金500万円だけでした。
何とか退職金で返済できましたが、もし返済できなかったと思うとクレジットカードは作れませんし、日常生活に大きな影響を今でも与えていたのではないかと思うとぞっとします。
このように、冷静な状態でもなかなか勝つのが難しいのに、借金をした冷静ではない状態でトレードをしてしまうとまず勝てなくなりますので絶対に皆さんを止めてください。
私はたまたま運がよかっただけですが、下手をすれば「人生そのものがジエンド」なっていた可能性も十分にあると思っています。
海外FXが私を救ってくれた
すべての借金を返済し、一から資産を形成しようとした時、海外FXが私を救ってくれました。海外FXでの取引自体は過去から行っていましたが、ほとんど国内FXで取引をしていたため、正直放置していたのが現状です。
トレード資金がほとんどなくなったため、高いレバレッジが使える海外FXの存在を思い出しトレードをし始めたのがきっかけでした。
結果的に、この海外FXが私を救ってくれました。なぜなら、少ない金額でも大きな利益が狙えるからです。
仮に、ロスカットになってしまっても入金している金額がたいしたことないので大きなダメージになりませんし、逆に予想が当たり利益が伸びると莫大な利益になり結果的に大きな資産を蓄財できるようになりました。
もちろん、大変なこともたくさんありましたが、国内FXよりも海外FXははるかに利益が出しやすいと実感しています。今では、国内FXで取引することは一切なく海外FXのみで取引するようにまでなりました。
皆さんも大きな利益を上げたいのであれば海外FXがおすすめですし、海外FXにはゼロカットがあるので損失も限定しやすいですよ。
借金をしてFXをするのは絶対だめ
借金をしてFXをするのは絶対にダメです。どんなにメンタルが強くてもダメです。もし失敗した場合、莫大な借金だけが残るからです。
FXで負った借金に関しては自己破産ができません。つまりなんとしてでも人生をかけて返済する必要があるのです。
皆さん想像できますか?もし1000万円の借金を背負ってしまった場合、自力で皆さんは返せるでしょうか。
住宅ローンを抱え、お子様の教育費を抱えながらこの金額を返済するのは相当しんどいはずです。
このように借金をしてFXをしてしまうと人生そのものがおかしくなってしまう可能性があるので絶対にやめてください。どんなにトレードに自信があってもやめてください。絶対に失敗するからです。
まとめ
今回は、借金をしてFXをする恐ろしさについて紹介しました。FXは少ないトレード資金でも大きな利益が狙える非常に夢のある金融商品です。
しかし、大きく損失を被ってしまう可能性がある怖い商品でもあります。FXは借金をして勝てるほど甘くありません。絶対に大きな失敗をします。今回の内容を反面教師にしていただき絶対に借金をしてFXををするのはやめてください。お願いします。