海外FXで利益を上げるためには、FXに関する知識をしっかり身に付ける必要があります。
為替の知識はもちろんトレード手法などについてしっかり勉強していきましょう。しかし、いくら知識が豊富になっても、海外FXで勝てるとは限りません。
なぜなら、実践経験が非常に重要だからです。そこで多くの方は、実践経験を積むために、デモトレードを行います。
しかし、デモトレードだけではリアルトレードで勝てません。むしろデモトレードをやりすぎるとリアルトレードで勝てなくなってしまう可能性があります。
そこで今回は、実際に私が陥った体験も踏まえながら、デモトレードのやり過ぎがデメリットになる理由について説明をします。
わかりやすく説明をしますので、ぜひ参考にしてください。
目次
FXのデモトレードとは?
FXのデモトレードとは、その名の通り、架空のお金を使って実際のトレードに近いトレードを行うことです。
多くの海外FX業者にはこのデモトレードがあります。デモトレードは架空のお金を使うので、どんなに負けても実際のお金は減りません。
実際のお金が減らないので、様々なトレード手法を試せるとしてFX初心者の方を中心にとてもよく利用されています。
また海外FX業者のスペックに慣れる意味でも、最適の仕組みです。ではなぜこのFXのデモトレードをやりすぎるのはデメリットになってしまうのでしょうか。
私がデモトレードのやり過ぎで勝てなくなってしまった主な理由は5つ!
デモトレードは使い方によっては非常に良い仕組みですが、私はデモトレードをやりすぎてしまって、リアルトレードで全く勝てなくなってしまった時期があります。その主な理由は5つです。
- 緊張感のないトレードに慣れてしまった
- 検証をせず、根拠のない取引ばかりしてしまうようになった
- 実際のお金が減っている感覚がなくなった
- 雑にトレードをするようになった
- 一発逆転のトレードが多くなった
デモトレードのやり過ぎで勝てなくなってしまった主な理由、5つをわかりやすく紹介をします。
緊張感のないトレードに慣れてしまった
私は、今となってはFXで毎月100万円以上の利益を出せるようになりましたが、FXを始める前までは、ほとんどFXに関する知識がなかったので、かなりしっかり勉強をしました。
また、海外FXに関して高いレバレッジの利用ができ、すごい良い商品だと思う反面、使い方を間違えると怖い商品だという感覚があったので、リアルトレードを始める前に相当デモトレードを行いました。
結果として、FX業者のスペックに完璧に慣れることができましたが、緊張感のないトレードを繰り返すようになってしまったのです。
いくら負けても、実際に自分のお金が減ることがないため、わけのわからないトレードをしてしまい、ゲームとしてデモトレードを利用するようになりました。
結果として緊張感のないトレードに慣れてしまい、いざリアルトレードを行っても、引き続き緊張感のないトレードをしてしまい、大きく損失を出してしまったのです。
あまりにもデモトレードを繰り返し行いすぎてしまうと、緊張感のないトレードになってしまい、私のように大きな損失を出すきっかけになるので気をつけてください。
検証をせず、根拠のない取引ばかりしてしまうようになった
リアルトレードで行う前にトレード手法に関しては、まずはデモトレードで確認しなければならないという意識が強かったので、常にデモトレードを行っていました。
最初は新しく検討しているトレード手法についてしっかり確認をして、ノートにその成果や根拠を変えてトレードをしていましたが、次第に緊張感のない根拠のない取引ばかりをするようになってしまったのです。
なぜならやはり本物のお金がかかっていないため、成功しても、あまり楽しくなく、惰性でトレードを続けてしまったことが要因です。
新しく行うトレード手法に関しては、デモトレードでしっかり確認をするべきですが、検証をしっかり行わないと何の意味もありません。
私のように、ただ惰性で根拠のないトレードをいくら繰り返しても、決して海外FXのスキルは上がりませんので、注意してください。
実際のお金が減っている感覚がなくなった
これはもはや末期症状でしたが、リアルトレードでお金が減ってもあまり焦りを感じなくなってしまいました。
決してお金持ちというわけでは無いのですが、何故かデモトレードと同じような感覚でトレードをしていた時期があったのです。
意外とこのような感覚でトレードをしている方は多いのではないでしょうか?
実際のお金が減っている感覚がなくなると非常に危険なので、絶対にこのような状態になってしまったら、海外FXでトレードするのはやめましょう。
雑にトレードをするようになった
デモトレードで海外FX業者に慣れてしまうと雑にトレードをするようになりました。
これはデモトレード、リアルトレード問わず雑にトレードしました。
雑なトレードをいくら繰り返しても海外FXのスキルは全く上がりません。むしろマイナスになるだけです。
あまりにもデモトレードに慣れすぎると雑にトレードをするようになるのは、私以外にも多くの方でいるはずなので、絶対に注意するようにしてください。
少しでも感覚的に、「雑にトレードをしているな」というものがあったら、すぐにトレードをやめましょう。
どんなに含み損があっても、そのような状態になった場合は、損切りをした方が良いと私は思います。
一発逆転のトレードが多くなった
デモトレードで大きく負けが続くと、一発逆転のトレードをして一瞬で取り戻したくなりました。
そして実際にデモトレードで、このようなトレードを繰り返し行うようになってしまったのです。
デモトレードだけで終わっていればよかったですが、リアルトレードでもこの癖が抜けず、最悪の時は消費者金融で借金をして一発逆転のトレードを行ってしまいました。
結果として、消費者金融の借金だけが残り、一時期大変な思いをした記憶があります。
皆さんはこのような馬鹿げたトレードは絶対にやめましょう。
しかし、デモトレードにあまりにも慣れてしまうと、一発逆転のトレードをするようになりがちなので気をつけてください。
デモトレードは決して悪いものではない。しかし使い方を間違えると怖い
デモトレードは決して悪いものではありません。
むしろトレード手法や海外FX業者のスペックを体験できる非常に良いものです。
しかし、私のようにデモトレードにあまりに慣れてしまうと、ゲーム感覚でトレードをし始める人もいるはずです。
このような状態になるとデモトレードはものすごく悪いものになります。FXで利益を出したければ、デモトレードに頼りすぎるのはやめてください。
まとめ
今回は、海外FXにおいてデモトレードに頼りすぎる弊害について説明をしました。
デモトレードは決して悪いものではありませんが、私のように意思が弱い人間が使い続けると非常に恐ろしいものになります。
デモトレードを使い続けたせいで、最悪資産を全て失ってしまう方もいらっしゃったはずです。ぜひ皆さんは、そのようにならないでください。今回の記事が反面教師になり、皆さんの利益に少しでも貢献できれば幸いです。
海外FXはうまく利用すれば非常に良いものです。実際に私は海外FXで今生活ができています。海外FXが悪いのではなく、意思の弱さが悪いのを肝に銘じましょう。