theoptionに限らず、バイナリーオプションについて調べていると口座凍結の話はよく見聞きするものです。
口座凍結というのはバイナリーオプション業者が必要に応じておこなっている処分のひとつで、誰にでも起こり得るものと言っていいでしょう。
今回はバイナリーオプションの話でよく名前が挙がるtheoptionについて、口座凍結やその原因を掘り下げていきたいと思います。
目次
- 1 theoptionでの口座凍結の報告は確かにある
- 2 theoptionで口座凍結となる原因
- 2.1 マーケットの動きに対してレートの遅延やフロントランニングを狙ったと見受けられる不自然な取引
- 2.2 システムの乱用を狙った構成の自動売買取引ツールを購入の上お取引された場合
- 2.3 取引額と比べ、入出金額が通常の範疇を超える金額と弊社がみなす場合やクレジットカードの乱用と判断された場合
- 2.4 本人確認書類や公共料金、郵送物等に偽造を施した場合、また必要書類の提出を拒否した場合
- 2.5 重複口座が確認された場合(全ての口座を解約することがあります)※グループ取引含む
- 2.6 第三者に成りすまして別名義の取引口座が確認された場合、また同一IPアドレスもしくは単一のデバイスから複数の取引口座へのログインが確認された場合
- 2.7 マーケットプライスの上下の予測に基づいていない不自然な手法での取引を行ったと判断された場合
- 2.8 第三者カード(家族名義含む)を利用された場合
- 2.9 お取引目的ではないと見受けられる口座利用を行ったとみなす場合
theoptionでの口座凍結の報告は確かにある
theoptionでの口座凍結というのは実際に起こり得ますし、Twitterなどでもtheoptionから送られてきた口座凍結に関するお知らせを公開している投稿が見受けられます。
theoptionで口座凍結となった場合、具体的には以下のような状態になります。
- 取引が一切できなくなる
- 入金ができなくなる
- 取引で得た利益が没収される
- 入金分の出金にあたって最大1500円から最高10%の手数料が差し引かれる
theoptionで口座凍結となると、このように入金分の出金以外は何もできなくなります。
入金分の出金でも手数料が差し引かれますので、かなり厳しい処分だと言えるでしょう。
theoptionで口座凍結となる原因
基本的にバイナリーオプション業者での口座凍結というのは、絶対に避けなければいけません。
口座凍結になってからでは遅いので、口座凍結にならないよう普段から心がけておくことが大切です。
そのためにも、theoptionで何が口座凍結の原因になるのかを理解しておきましょう。
実はtheoptionの公式サイトには、口座凍結について明確な記載があります。
以下の事由に一つでも該当すると判断された場合、口座が強制的に解約/閉鎖されます。トレーダー様ご本人に故意がなかった場合でも以下のいずれかに該当すると判断された場合には意思に関係なく当社のマネージメントポリシーにより今後取引頂けなくなる場合がございます。口座閉鎖対象となった場合のご出金では残高(入金額以内)若しくは入金額から決済手数料(最低1500円~最高10%)を差し引いた額を返金する形となります。利益分は出金をすることはできません。尚、お取引目的ではないと見受けられるようなクレジットカード乱用などの事例が確認され、システムやサービスの乱用と判断された場合、500円~最高10%の決済手数料を請求する権利を有します。
- マーケットの動きに対してレートの遅延やフロントランニングを狙ったと見受けられる不自然な取引
- システムの乱用を狙った構成の自動売買取引ツールを購入の上お取引された場合
- 取引額と比べ、入出金額が通常の範疇を超える金額と弊社がみなす場合やクレジットカードの乱用と判断された場合
- 本人確認書類や公共料金、郵送物等に偽造を施した場合、また必要書類の提出を拒否した場合
- 重複口座が確認された場合(全ての口座を解約することがあります)※グループ取引含む
- 第三者に成りすまして別名義の取引口座が確認された場合、また同一IPアドレスもしくは単一のデバイスから複数の取引口座へのログインが確認された場合
- マーケットプライスの上下の予測に基づいていない不自然な手法での取引を行ったと判断された場合
- 第三者カード(家族名義含む)を利用された場合
- お取引目的ではないと見受けられる口座利用を行ったとみなす場合
ひとつひとつを詳しく見ていきたいと思います。
マーケットの動きに対してレートの遅延やフロントランニングを狙ったと見受けられる不自然な取引
バイナリーオプションではサーバーの不具合やインターネットの接続不良などが起こることがあるのですが、そういったレートの遅延を狙った取引はtheoptionでは禁止されています。
また、フロントランニングはいわゆるインサイダーのようなもので一般ユーザーにはあまり関係がないのですが、こちらも禁止されていますので注意しておきましょう。
システムの乱用を狙った構成の自動売買取引ツールを購入の上お取引された場合
theoptionでは自動売買取引ツールの利用も禁止されています。
実際に使っていなくとも、そう見える取引もアウトなので気を付けておきましょう。
取引額と比べ、入出金額が通常の範疇を超える金額と弊社がみなす場合やクレジットカードの乱用と判断された場合
theoptionに限らず、バイナリーオプション業者はユーザーの取引額と入出金額のバランスをチェックしているものです。
取引をほとんどしていないのに、入出金だけが多いとなるとマネーロンダリングを疑われてしまいます。
また、クレジットカードによる頻繁な入金、登録者と異なる名義人のクレジットカードの使用、有効期限の切れたクレジットカードの使用といったものはクレジットカードの乱用と見なされる可能性があります。
本人確認書類や公共料金、郵送物等に偽造を施した場合、また必要書類の提出を拒否した場合
theoptionを含めバイナリーオプション業者は本人確認に力を入れ、徹底しています。
そのため、本人確認書類などの偽造、提出の拒否をすると本人確認ができないものとして口座凍結の処分を受けることになります。
ちなみに、本人確認書類などの偽造はそもそも違法行為です。
重複口座が確認された場合(全ての口座を解約することがあります)※グループ取引含む
theoptionではひとりにつき、開設できるのは1つの口座までとなっています。
複数の口座を開設しようとすれば口座凍結の対象となります。
また、セミナーなどをきっかけとしたグループ取引などもアウトです。
第三者に成りすまして別名義の取引口座が確認された場合、また同一IPアドレスもしくは単一のデバイスから複数の取引口座へのログインが確認された場合
当然ですが、theoptionではなりすましも禁止されています。
TheoptionはそれぞれのユーザーのIPアドレスもチェックしており、同居人と同じインターネット環境を利用している場合やひとつのデバイスを共有している場合も口座凍結の処分を受ける可能性があります。
マーケットプライスの上下の予測に基づいていない不自然な手法での取引を行ったと判断された場合
マーケットプライスの上下の予測に基づいていない不自然な手法というのは、簡単に言ってしまうと人間が予想していないと思われるもの、つまり自動売買取引ツールの使用が疑われる取引のことを指します。
これも口座凍結の処分を受けます。
第三者カード(家族名義含む)を利用された場合
基本的に登録者とは別の名義人のクレジットカードを使ってしまうとそれだけでアウトです。
例え、家族のクレジットカードでもNGです。
お取引目的ではないと見受けられる口座利用を行ったとみなす場合
取引目的ではないと見受けられる口座利用というのは、クレジットカードの現金化やマネーロンダリングが疑われる場合を指します。
これもtheoptionに限らず、どこのバイナリーオプション業者でも口座凍結処分を受ける行為です。