バイナリーオプションで勝てる方法を探している方も多いでしょうが、勝てる方法を探すよりは負けない方法を探したほうが実は効率的です。
というのも、負けない方法を知り、実践していけば必然的にバイナリーオプションの勝率も高まっていくからです。
今回は改めて、バイナリーオプションで負けない方法をまとめていきたいと思います。
目次
バイナリーオプションで負けない方法その1:ルールを決める
バイナリーオプションで負けない方法として、まず挙げられるのがルールを決めることです。
自分なりのルールを決めて、そのルールを守るということがバイナリーオプションでは大切になってきます。
例えば、以下のようなルールを決めるだけでもかなり負けを回避できるようになります。
- 1日の取引は〇回まで
- 〇回以上負けたらその時点で取引をやめる
- 慣れるまでは最低取引金額でおこなう
- 慣れてきたら投資する金額は毎回〇円で固定する
明確な基準を設けることなく、その日によってばらつきのある取引を重ねていくことほど無駄なことはありません。
取引の分析もできなくなってしまいますし、取引の分析ができないと失敗を次に活かすということもできません。
ルールを設けたほうがメンタル面でも安定します。
バイナリーオプションで負けない方法その2:根拠のあるエントリーだけをする
バイナリーオプションは一定の時間が経過したときにレートが上がっているのか、それとも下がっているのかを予想するシンプルな投資です。
上がるか下がるかという2択から選ぶだけで、結果も予想が当たるか外れるかのどちらかになります。
そのため、運任せのエントリーや直感だけのエントリーもできてしまうのですが、そういった根拠のないエントリーは負ける可能性が高いです。
取引する際には、今の相場状況がエントリーに適しているのかを冷静に判断していく必要があります。
明確な根拠が持てないときには、トレードを控えるようにしたほうがいいでしょう。
バイナリーオプションにおいて根拠を持ってエントリーできるかどうかは、本当に大きなポイントになってきます。
根拠のあるエントリーができるようになると、バイナリーオプションの勝率もぐっと高まってきます。
バイナリーオプションで負けない方法その3:相場の特徴や傾向を把握しておく
相場の特徴や傾向を把握しておくということも、バイナリーオプションで負けない方法のひとつと言えます。
為替市場というのは、通貨ペアごとに相場が動きやすいタイミングがありますし、逆に動きにくいタイミングもあります。
このタイミングというものがバイナリーオプションでは大きなポイントになってきますし、タイミングを逃せばその他の条件が揃っていても負けが続いてしまうでしょう。
「この時間帯はトレンドが発生しやすいので順張りのほうがいい」「この時間帯はレンジ相場になりやすいから逆張りにしておこう」といった具合に、相場の特徴や傾向を把握できるようになるとそのタイミングで最適な手法というのも見えてくるようになります。
バイナリーオプションで負けない方法その4:同値を避ける
そう頻繁に起こることではないのですが、バイナリーオプションでは同値になってしまうこともあります。
同値というのは、エントリーしたときの価格と判定時間の価格がまったく同じになってしまうことです。
同値についてはバイナリーオプション業者によって判断がわかれます。
同値を引き分けとして投資した金額を戻してくれるところもあれば、同値は負けとして投資した金額を没収してしまうところもあるのです。
どちらかというと同値を負けとして投資した金額を没収してしまうバイナリーオプション業者のほうが多いので、避けられるのであればやはり同値は避けたほうがいいのです。
同値を避けるためにも、基本的に相場にある程度の動きがあるタイミングで取引をおこなうようにしましょう。
もちろん、最初から同値を引き分けとして投資した金額を戻してくれるバイナリーオプション業者を選ぶというのもひとつです。
バイナリーオプションで負けない方法その5:ノイズによる影響を避ける
バイナリーオプションではノイズについても考えておく必要があります。
ノイズというのは、大口取引により一瞬だけ価格が大きく動くことを指します。
海外バイナリーオプション業者では30秒や60秒取引(1分取引)など超短期の取引時間が魅力になっていますが、超短期の取引時間ほどノイズの影響を受けやすくなります。
取引する通貨ペアや時間帯などによってノイズが起こる確率が変わってくるのですが、基本的にノイズの影響を避けるのであれば長い取引時間を選択するようにしましょう。
5分以上の取引時間であれば、ノイズの影響はかなり小さくなるかと思います。
バイナリーオプションで負けない方法その6:取引後に必ず分析をする
そして、バイナリーオプションで負けない方法としては取引後の分析も挙げられます。
「分析」という言葉そのものに抵抗感を抱いている方も多いでしょうし、できることなら取引が終わったら取引は振り返りたくないという方がほとんどかと思います。
ただ、取引後の分析がバイナリーオプションでの結果につながってくるのです。
勝った場合であっても負けた場合であっても「なぜ勝ったのか」「なぜ負けたのか」を分析することによって、次の取引に活かしていくことができます。
何も考えずに取引をするのと前回の経験を活かした取引をするのとでは、まったく意味合いが異なってきます。
いつどのようなエントリーをしたのか、そのエントリーにどのような根拠があったのか、投資した金額はいくらだったのか、どのような結果だったのか……こういった取引の記録を残しておくことによって、分析は格段にしやすくなります。
ノートなどに手書きで残していくのもいいでしょうし、Excelなどに打ち込んでいくのもいいでしょう。
自分のおこなった取引を振り返るのにこういった記録は絶対に必要ですし、記録があるからこそより客観的に分析ができるようになります。
勝てるときには勝てるだけの要素がありますし、負けるときには負けるだけの要素があります。
負ける要素を取り除いていけば必然的にバイナリーオプションの勝率も上がっていきます。
最初はチンプンカンプンかもしれませんが、見えてくるようになると分析という作業そのものも楽しめるようになるはずです。
バイナリーオプションでは勝てる方法よりも負けない方法を実践すべし
バイナリーオプションで勝てる方法で調べると正直なところ、怪しげな情報も結構な割合で出てきます。
基本的に「絶対に勝てる」「誰でも勝てる」と謳っている勝てる方法は最初からスルーしてしまったほうがいいです。
バイナリーオプションの負けない方法に関してもやはり投資なので「絶対に負けない」とまでは言えません。
しかしながら、バイナリーオプションでは勝つことよりも負けを回避することのほうが実現はしやすい傾向にあります。
なぜかというとバイナリーオプションで負けている方はたくさんいますし、それだけで負けのほうが分析しやすいからです。
すでに散々負けている方がいるわけですから、そこから負ける法則を見出して、それを回避することがバイナリーオプションで負けない方法になります。
もちろん、自分自身で負けを経験するのもいいかもしれませんが、せっかくなら先人たちの知恵を活用していきましょう。