コピートレードが利用できる海外FX業者おすすめランキング５選

FXは裁量トレードで利益を上げていくことが基本となりますが、なかなか勝てないと悩んでいる方は少なくありません。

裁量トレードが苦手な方や、自分でトレードをしている時間がないという方は「コピートレード」がおすすめです。

海外FXはコピートレードができるところが多いですが、最も重要なのは実績のあるトレーダーがいるかどうかです。

実績のあるトレーダーがいない場合、コピートレードができたとしても利益に繋がらない可能性が高いです。

そこで本記事では、コピートレードの特徴やメリット・デメリットを解説するとともに、おすすめ業者をランキング形式でご紹介します。

コピートレードとは？

コピートレードとは、自分でトレードを行う裁量トレードではなく、フォローしたトレーダーの取引が自動的に反映されるシステムを使って運用することです。

基本的な利用手順は以下のとおりです。

1. 海外FXのコピートレード口座を開設する
2. コピートレード口座に資金を入金する
3. トレードをコピーしたいトレーダーをフォローする
4. フォローしたトレーダーの取引完了まで放置する

コピートレードはこのような流れで利用することができ、基本的には口座開設とトレーダーのフォロー以外は何もする必要がありません。

そんなコピートレードには、以下の3種類があります。

コピートレードは基本的に何もすることがないと解説しましたが、半裁量型の場合は決済の判断をする必要があります。

完全裁量型・半裁量型・システム型の3種類にはそれぞれ特徴があり、メリット・デメリットもそれぞれ異なります。

完全裁量型

完全裁量型は、トレードのすべてをフォローしたトレーダーに任せる方法です。

運用方針は、トレード手法のことで「順張りトレード」や「逆張りトレード」などトレーダーによって異なります。

また、取引方法についてもトレーダーにすべてを任せることになるため、基本的に何もすることはありません。

リスク管理についても、フォローしているトレーダーが「利益確定」や「損切り」を自動的に行ってくれるため、裁量トレードが苦手な方には嬉しいポイントでしょう。

コピートレードは自分の感情に邪魔されることなく、効率的に利益を追求することができるため非常におすすめです。

しかし、もし成績の良くないトレーダーを誤ってフォローしてしまうと効率良く資金が増えない可能性があるので、必ず自分が納得できるトレーダーをフォローしましょう。

半裁量型

半裁量型は、トレードの一部をトレーダーに任せる方法です。

トレーダーはエントリーでポジションを持つところを担うため、決済は自分で行う必要があります。

運用方針については、トレーダーが分析からエントリーまで行ってくれるため、それに従ったトレードをするか、自身の考えを尊重するかは自由です。

そのため、トレーダーが適正なポイントでエントリーしてくれるからといって、適当な決済をしてしまってはコピートレードを利用する意味がありません。

半裁量型でとくに注意すべきなのが「リスク管理」であり、損切りを遅らせたり利益確定を欲張って結果的に大きな損失を受けることは必ず避けてください。

半裁量型は、自分の裁量で決済できるという自由度がある一方で、自由が利くだけに利益の最大化ができない可能性があります。

そのため、裁量トレードが苦手でコピートレードを利用する場合は、完全裁量型の利用をおすすめします。

システム型

システム型は、トレードのすべてをフォローしたシステムに任せる方法です。

運用方針は、システムが相場の状況から過去の相場を参考に、どのようにエントリーするかを自動で決定してくれます。

取引方法についても同じで、テクニカルで優位性の高いポジションを保有し、根拠が崩れたタイミングで自動的に決済されることになります。

そして、リスク管理についても取引方法と同様で、エントリー根拠が崩れた段階で決済されるため、決済が遅れて損失が拡大するといった事態は起きません。

人間の感情で取引すると、感情に邪魔をされて損切りが遅れたり、ナンピンしてしまい、結果的に大きな損失を受ける方が多いです。

しかし、システム型に任せておくと過去の相場からアルゴリズムが自動的に判断して、機械的にトレードしてくれるため、過去に裁量トレードで失敗している方にはおすすめです。

コピートレードのメリット

ここまでコピートレードの特徴について解説してきましたが、コピートレードには実際に以下の5つのメリットがあります。

これらの点についてそれぞれ解説します。

① 効率的に資産を増やせる

1つ目のメリットは、効率的に資産を増やせる点です。

裁量トレードの場合、毎回以下の流れで取引することになります。

1. 取引銘柄の選定
2. 相場分析
3. エントリー
4. 決済

また、これらの事を実行するためにも相場を逐一チェックしなければいけません。

しかし、コピートレードはコピーしたいトレーダーをフォローするだけで、あとは基本的に何もしなくて大丈夫です。

FXをしている方で「仕事が忙しい方」「時間をかけずに利益を求めたい」と考えている方も少なくありません。

そんな方には、海外FXのコピートレードが最適といえるでしょう。

② 実績のあるトレーダーの手法を知れる

2つ目のメリットは、勝てるトレーダーがどのような手法でトレードしているのかを知れるという点です。

コピートレードは、フォローしたトレーダーの取引をそのままコピーすることができます。

そのため「どこでエントリーした」「どこで決済した」という点がはっきりとわかります。

コピートレードを始める方には、裁量トレードで勝てないという方も多いため、利用することで参考になる点も多いでしょう。

③ 知識を習得する必要がない

裁量トレードを行う場合、トレードに関する知識を習得しなければ大きな損失を受ける可能性があります。

習得しなければいけない知識としては「通貨ペアの特徴」「取引根拠となる分析方法」「取引に適した時間帯」などがあります。

またこれらの知識以外にも、世界の最新情報を常に収集しなければいけないなど、裁量トレードを継続的に行うのはとても大変です。

しかし、コピートレードであれば、フォローしたトレーダーがすべてを行ってくれるため、知識の習得に時間をかける必要がありません。

これらのことから、「仕事が忙しい」「小さい子供がいるので時間がない」といった方にもコピートレードは最適といえるでしょう。

④ 複数のトレーダーをコピーできる

4つ目のメリットは、複数のトレーダーをコピーできるという点です。

コピートレードは、複数のコピートレード口座を開設することで、複数のトレーダーをコピーできます。

複数のトレーダーをコピーすることで、分散効果を高めることができ、もし1つの口座で損失が発生したとしても、もう1つの口座の利益で補填することができます。

もちろん、複数の口座で利益が出た場合は、加速度的に資金が増えることになるでしょう。

しかし反対に、複数のトレーダーをコピーして、すべて損失が出た場合は資金が大きく減少することになるため、フォローするトレーダーは慎重に選ぶことが重要です。

⑤ 少額からコピートレードを始められる

5つ目のメリットは、少額からコピートレードを始められる点です。

FX初心者の方や、裁量トレードで負けが続いている方はなるべく少ない金額からコピートレードを始めたい方が多いでしょう。

コピートレードを始める金額は、業者やフォローするトレーダーによって最低金額が決められている場合がありますが、基本的に少額から始めることができます。

もし、本格的にコピートレードで運用を考えている方は、少額の資金で複数のトレーダーをコピーし、最終的に勝率の良いトレーダーに大きな資金を運用してもらうといいでしょう。

コピートレードのデメリット

ここまでコピートレードのメリットについて解説しましたが、つぎにデメリットといえる以下の3点について解説をします。

これらの点について、それぞれ解説します。

① 勝てるトレーダーか判断が難しい

1つ目のデメリットは、勝てるトレーダーかどうか判断が難しいという点です。

コピートレードでフォローするトレーダーを選ぶ場合、トレーダーが自分で作成した情報を参考に選ぶことになります。

トレーダーは、トレードするうえでの条件や手法などを記載しており、過去の実績についてもアピールとして掲載している方がほとんどです。

しかし、トレーダーの紹介文章を信じてフォローしたものの、勝率が悪く利益が出ないというケースも少なくありません。

そのため、本格的にコピートレードで運用する場合は、勝率や利益率などを参考にするとともに、フォロワーの数が多い方を選ぶことをおすすめします。

② 手数料で利益が減少する

2つ目のデメリットは、手数料で利益が減少するという点です。

コピートレードは無料で口座を利用することができますが、フォローしたトレーダーに利益の一部が手数料として徴収される仕組みです。

手数料の割合はトレーダーによって異なるため、フォローする場合はその点もチェックしたうえで行う必要があります。

もし、手数料率が高い場合は、効率的に資金を増やしていくことができないため、事前にトレード条件に加えて手数料率についても確認しておきましょう。

③ トレード技術が向上しにくい

3つ目のデメリットは、トレード技術が向上しにくい点です。

コピートレードのメリットとして「実績のあるトレーダーの手法を知れる」と解説しましたが、再現することは簡単ではありません。

コピートレードで、エントリーや決済のポイントを確認することはできても、どのような根拠でトレードを行ったかまではわかりません。

また、利益を伸ばすことや、早めの損切りなどの判断については、トレード経験やメンタル面が大きく影響します。

そのため、トレード技術を向上させたいと考えている方は、コピートレードと同じ取引を少額でも良いので裁量トレードで同時進行させてみてください。

そうすることで、その場面における感情の変化を疑似体験することができ、それを何度も行うことでトレードスキルや技術を高めることができるでしょう。

コピートレードが利用できるおすすめ海外FX業者5選

それでは実際に海外FXでコピートレードを行うのにおすすめな業者をランキング形式で5社紹介します。

なお、海外FX業者で最も人気の高いXMTradingはコピートレードに対応していないため、ランキングには登場しません。

しかし、信頼性と安全性の高い業者は多数揃っているので、その中でも選りすぐりの業者をご紹介します。

1位：Exness

海外FX業者のコピートレードで最も人気なのがExnessです。

Exnessは2009年に設立された業者で、無制限レバレッジという他社では真似できないサービスで人気を集めています。

また、Exnessはスプレッドも非常に狭いことに定評があり、キャンペーンボーナスこそないものの、質の高い環境でトレードを楽しむことができます。

顧客資産の管理方法は信託保全によって管理はされていないものの、分別管理によってFX事業以外の資金と一緒にならないよう厳重に管理されています。

金融ライセンスについても、セーシェル金融庁など複数の国で取得しているため、非常に安心感の高いFX業者です。

なお、2023年9月に日本の金融庁から警告が出されたこともあり、通常の検索ではアクセスできない状況となっていますが、安心して利用することができます。

そんなExnessでは「ソーシャルトレーディング」というサービス名でコピートレードを利用することができ、以下の手順で手続きを行います。

1. Exnessで新規口座開設の手続きを行う
2. マイページにログインする
3. 「ソーシャルトレーディング」を選択する
4. ソーシャルトレーディング口座に入金する
5. コピーしたい「戦略」を選択する
6. 「コピー開始」を選択タップする
7. 投資する金額を入力してコピーを開始する

以上の手順でコピートレードを利用できます。

Exnessではコピーできる戦略が1,000種類以上あるため、自分に合ったものを探すことができます。

もし、コピートレードを開始したものの成績があまり良くないと感じた場合は、ソーシャルトレーディングのページで「コピーを中止する」を選択すれば停止できます。

スマホでコピートレードを利用する場合は、専用アプリが必要となるため「AppStore」「Playストア」からインストールする必要があるのでご注意ください。

Exnessはトレード環境が海外FXトップクラスで、コピートレードの戦略も豊富なので業者選びに悩んだ場合はExnessを選ぶと間違いないでしょう。

2位：HFM

次におすすめの業者がHFM（旧HotForex）です。

HFMは2010年に設立された業者で、独自性の高いサービス提供で人気です。

HFMの最大レバレッジ1,000倍と高く、スプレッドは標準的な広さですが、スワップフリーという他社にないサービスが提供されています。

スワップフリーとは、ポジションを翌日に持ち越してもスワップポイントが適用されないサービスのことです。

海外FXでは、長期でポジションを保有するとスワップポイントで大きな損失を受けることがありますが、HFMのスワップフリーでは何日保有しても損失は発生しません。

スワップフリーの対象となる銘柄は「メジャー通貨のみ」となり、急きょ仕様が変更される場合がある点には注意が必要です。

また、キャンペーンボーナスも豊富で「口座開設ボーナス」と「入金ボーナス」があるため、少額から始めたいという方にはおすすめです。

そんなHFMでは「HFコピー口座」という口座を開設することでコピートレードを利用することができ、以下の手順で手続きを行います。

1. HFMで新規アカウント登録の手続きを行う
2. マイページにログインする
3. 「HFコピー」を選択する選択クリックする
4. コピーしたい「ストラテジー」を選択する
5. 必要金額が表示されるので入金手続きを行う
6. 入金完了後フォローできているか確認する

以上の手順でストラテジーをフォローできていればコピー口座の開設が完了し、コピートレードが利用できるようになります。

HFMではコピーできるストラテジーを提供しているトレーダーが400名以上在籍しているため、自分のイメージに合ったものを探すことができます。

また、HFMでは1つのアカウントで10個のコピー口座まで開設できるので多くのストラテジーをコピーできるのも特徴です。

そのため、リスクヘッジのために複数のストラテジーをフォローし、最終的に運用成績の良いものだけをフォローすると良いでしょう。

フォロー解除は、HFコピーの画面から簡単に行えるのでご安心ください。

HFMは最大レバレッジが高く、コピートレード業界では人気のFX業者となっているので、業者選びに悩んでいる場合は候補に入れてみると良いでしょう。

3位：Vantage

次におすすめの業者がVantageです。

Vantageは2009年に設立された業者で、2022年から日本向けサービスが再開された老舗FX業者です。

Vantageの最大レバレッジ2,000倍と高く、「約定力が高い」「口座タイプが豊富」など様々な点で質の高いサービスが提供されています。

最大レバレッジ2,000倍はプレミアム口座で利用することができ、初回入金額が3,000ドルとかなり高額なため、少額から始めたい方はスタンダード口座をご利用ください。

スタンダード口座でも最大レバレッジ1,000倍が適用されるため、海外FXの醍醐味を味わうには十分といえるでしょう。

そんなVantageでは、「PAMM口座」という名称でサービスが提供されており、以下の手順で手続きを行います。

1. Vantageで「PAMM口座」の開設手続きを行う
2. マイページにログインする
3. PAMM口座に資金を入金する
4. フォローしたいストラテジーを選択する

以上の手順でストラテジーをフォローすることができ、あとはフォローしたトレーダーに運用を任せるだけです。

Vantageのコピートレードはそこまで利用している方は多くありませんが、それでもサービスは継続して提供されています。

サービスの提供があるということは、根強い人気があることの裏付けでもあるので、これからさらに盛り上がってくる可能性もあります。

現代は裁量トレードで時間をかけるより、効率的に稼げるコピートレードなども注目されてきているので、気になる方はVnatageの利用をご検討ください。

4位：TITANFX

次におすすめの業者がTITANFXです。

TITANFXは2014年に設立された比較的歴史の浅い業者で、非常に高性能なトレード環境を提供していることで人気です。

TITANFXは独自の「Zero Point テクノロジー」によって透明性の高い環境で、なおかつ非常に狭いスプレッドで高速約定の取引が可能です。

また、TITANFXはキャンペーンボーナスこそないものの、海外FXを利用するうえで最も重要な「安全性」と「信頼性」を兼ね備えています。

日本語サポートについても質の高い体制が整っているため安心して利用できるでしょう。

そんなTITANFXでは「TITANFX Social」という名称でコピートレードのサービスが低ky法されており、以下の手順で手続きを行います。

1. TITANFXで新規口座開設を行う
2. 「TITANFX Social」というコピートレード専用アプリをダウンロードする
3. TITANFX Social でプロフィールを作成する
4. 作成完了後にログインして開設口座と連携する
5. アプリ内でコピーしたいトレーダーをを選択する
6. 「同意してコピーする」を選択する

以上の手順でトレーダーをフォローすることができ、あとは運用を任せるだけとなります。

コピートレード専用のアプリはiOSとAndroid両方が用意されているので、デバイスの違いで困ることはありません。

TITANFX Socialでは、他のユーザーと情報共有できるSNSのような機能も備わっているため、どのようにすれば利益が出るかということが考えやすい環境です。

トレーダー同士が交流できることで、有益な情報を交換できるなど、投資に対するモチベーションも高まるでしょう。

TITANFXは透明度の高いFX業者として人気で、専用アプリが用意されているなどサービスに力が入っていることが伺えるため、信頼性を求める方はTITANFXも候補に入れると良いでしょう。

5位：BigBoss

次におすすめの業者がBigBossです。

BigBossは2013年に設立された業者で、ボブ・サップ氏を広告塔に起用している非常に人気な業者です。

BigBossの最大レバレッジ1,111倍と高く、スプレッドも狭いと定評があり、キャンペーンボーナスも豊富に開催されています。

キャンペーンボーナスも豊富で「口座開設ボーナス」と「入金ボーナス」があるため、少額から始めたいという方にはおすすめです。

また、裁量トレードを行う場合は仮想通貨取引所の運営も行っているため、FX以外の投資をしたい方には嬉しいサービスです。

仮想通貨の取扱いは、ビットコインやイーサリアムといったメジャーコインから、マイナーコインまで合計30銘柄を取り扱っています。

他の仮想通貨取引所でもそこまで取り扱っているところが少ないため、BigBossが企業努力を行っていることが伺えます。

そんなBigBossでは紹介者経由で「MASSプログラム」という名称でコピートレードを利用することができ、以下の手順で手続きを行います。

1. 紹介者経由で「MASS口座を利用したい」という旨の連絡を入れる
2. 紹介者から案内されるコピートレード開設専用リンクで口座を開設する
3. 必要金額を入金する
4. コピートレード専用管理画面に入る
5. コピートレードを始めるための初期設定を行う

以上の手順でMASS口座の開設が完了し、コピートレードが利用できるようになります。

よくある質問

最後は、海外FXでコピートレードを始めるにあたって以下のことを疑問に感じている方が多いようです。

これらの質問に対して、それぞれ回答します。

まとめ

海外FXのコピートレードは裁量トレードで勝てない方や時間がない方にはおすすめで、実績のあるトレーダーに運用を任せられるのは嬉しいポイントでしょう。

コピートレードは、対応していない業者があるため、どこで口座を開設すべきか悩む方も少なくありません。

しかし、本記事で紹介した業者は、現在もコピートレードのサービスを提供しており、日本語サポートが充実しているなど質の高い業者ばかりです。

そのため、「運用を自動化したい」や「トレード手法などを勉強したい」といった方は、コピートレードの利用を検討してみると良いでしょう。