FXには、プログラムによってトレード手法が構築されたEA(Expert Adviser)というものがあり、自分の手でトレードしなくても自動で売買してくれるプログラムが存在します。
海外FXでは、ほとんどの業者でEAを使うことができるため、効率的に稼げると人気を集めています。
そんなEAは世界中に何万種類と存在し、それぞれトレード条件となっているアルゴリズムが異なるため、好みの手法のものを見つけて利用することも可能です。
しかし、EAのことをあまり知らない方や、どのような業者で使うのがおすすめなのか詳しくない方も多いでしょう。
そこで本記事では、EAの特徴やメリット・デメリットを解説するとともに、おすすめ業者をランキング形式でご紹介します。
目次
EAとは?
EAとは、自動売買システムを利用するためのプログラムのことで、ほとんどの海外FX業者で使用することができます。
EAには裁量トレードと比較して、以下のような特徴があります。
自動売買システム(EA) | 裁量トレード | |
トレード判断 | プログラムが自動で判断 | トレーダーが裁量で判断 |
手法 | EAによって異なる | トレーダーが裁量で判断 |
相場分析 | アルゴリズムによって自動で分析 | インジケーターなどを駆使して分析 |
リスク管理 | 利益確定・損切りともに自動で判断 | 資金面・テクニカル面で判断 |
チャート監視 | 24時間自動で監視 | トレーダーが監視しなければいけない |
コスト | EA購入費用・VPS契約費用 | とくになし |
EAは、トレーダー自身が行う裁量トレードとは大きく異なり、自分で判断することが極端に少なくなります。
トレード判断もプログラムに組み込まれたアルゴリズムによって、自動で売買判断が行われるため、一度設定してしまえば何もする必要はありません。
そのため、相場分析についても、裁量トレードの場合は「移動平均線・ボリンジャーバンド・MACD」といったツールを用いて自分なりに相場を解釈しなければいけません。
しかし、EAの場合は組み込まれたアルゴリズムによって自動で分析が行われるようになっているため、分析に欠ける時間も省略できます。
チャートを監視する時間についても、裁量トレードはチャンスを逃さないようにトレーダー自身がチャートの画面を見ておく必要がありますが、EAはその必要がありません。
EAを稼働させている間は、24時間チャートを自動で監視してくれているため「機会損失」を受けることがないのも特徴のひとつです。
そんなEAにも長所があれば短所もあるため、次にEAのメリット・デメリットについて解説します。
EAのメリット
ここまでEAの特徴について解説してきましたが、EAには実際に以下の5つのメリットがあります。
②優秀なEAが販売されている
③知識を習得する必要がない
④複数のEAを稼働させられる
⑤EAは自由に設定変更が可能
これらの点についてそれぞれ解説します。
① 効率的に資産を増やせる
1つ目のメリットは、効率的に資産を増やせる点です。
裁量トレードの場合、毎回以下の流れで取引することになります。
- 取引銘柄の選定
- 相場分析
- エントリー
- 決済
また、これらの事を実行するためにも相場を逐一チェックしなければいけません。
しかし、EAはプログラムに組み込まれたアルゴリズムが自動で相場を分析し、売買の判断を行ってくれるため、基本的に設定をしてしまえば基本的に何もしなくて大丈夫です。
FXをしている方で「効率的に稼ぎたい」「忙しくて裁量トレードができない」と考えている方も少なくありません。
そんな方は、海外FXでEAを使ってみると良いでしょう。
② 優秀なEAが販売されている
2つ目のメリットは、優秀なEAが販売されているという点です。
投資するにあたって「月利〇〇%」など、利益がどのくらい出るかを想定して取引することが重要となります。
一般的には「月利5~10%」程度出れば優秀といえるでしょう。
運用額 | 月利5% | 月利10% |
50万円 | +25,000円 | +50,000円 |
100万円 | +50,000円 | +100,000円 |
もし、50万円の運用で月利10%をクリアすれば、年間120万円の利益が出ることになります。
国内の証券会社では、投資信託で「年利5%以上」で優秀といわれていることを考えると衝撃的な数値といえます。
しかし、EAには月利50%や100%を叩き出すものも世の中には存在します。
金融市場の動向や経済情勢によって結果は異なるものの、海外FXのEAを使うことで効率的に稼ぐことができるでしょう。
③ 知識を習得する必要がない
裁量トレードを行う場合、トレードに関する知識を習得しなければ大きな損失を受ける可能性があります。
習得しなければいけない知識としては「通貨ペアの特徴」「取引根拠となる分析方法」「取引に適した時間帯」などがあります。
またこれらの知識以外にも、世界の最新情報を常に収集しなければいけないなど、裁量トレードを継続的に行うのはとても大変です。
しかし、EAであれば、組み込まれたアルゴリズムが分析から売買まですべてを行ってくれるため、知識の習得に時間をかける必要がありません。
これらのことから、「仕事が忙しい」「裁量トレードが苦手」といった方にもEAは最適といえるでしょう。
④ 複数のEAを稼働させられる
4つ目のメリットは、複数のEAを稼働させられるという点です。
EAは、1つの取引口座に対して1つしか稼働させることができません。
しかし海外FXは、アカウントを1つ作れば複数の口座を開設することができ、ほとんどの業者は追加口座を5つ以上開設できます。
そのため、裁量トレードに口座を1つ使用して、残りの4つの口座をEAで使用することも可能です。
EAを複数稼働することはリスクヘッジにもなるため、1つのEAの損失を、もう一方のEAの利益でカバーすることもできます。
EAを選ぶ際は「手法」「勝率」などを参考に選びますが、どうしても成績が良くないという場面は少なくありません。
これらのことから、自分に合ったEAを見つけるまでは利益が出にくい期間が生まれると思いますが、将来的に利益を得られるように、最初は複数のEAの成績を見てみることをおすすめします。
⑤ EAは自由に設定変更が可能
5つ目のメリットは、EAは自由に設定変更が可能という点です。
設定変更する場合は以下の方法で変更できます。
- EAの設定画面を開く(MT4の場合はチャート右上の顔絵文字を選択)
- 「パラメーターの入力」というタブを選択する
- 変更したい項目の数値を選択
- 設定したい数値を入力し決定する
- 変更が完了したら「OK」を選択する
変更できる内容は「ロット数」「ナンピン回数」「保有ポジション数」などEAによって異なりますが、設定は上記のとおり簡単に行えます。
とはいえ、EAのプログラムは複雑に作成されており、トレードするための条件や設定が文字列で細かく打ち込まれているため、むやみに変なところを触るのは危険です。
そのため、EAの設定を変更する際は、上記の手順で問題ありませんが、念のためEAの提供者の説明文を良く読んで対応するようにしましょう。
EAのデメリット
ここまでEAのメリットについて解説しましたが、つぎにデメリットといえる以下の3点について解説をします。
②相場の急変で大損する可能性がある
③トレード技術が向上しにくい
これらの点について、それぞれ解説します。
① 勝てるEAか判断が難しい
1つ目のデメリットは、勝てるEAかどうか判断が難しいという点です。
コピートレードでフォローするトレーダーを選ぶ場合、トレーダーが自分で作成した情報を参考に選ぶことになります。
トレーダーは、トレードするうえでの条件や手法などを記載しており、過去の実績についてもアピールとして掲載している方がほとんどです。
しかし、トレーダーの紹介文章を信じてフォローしたものの、勝率が悪く利益が出ないというケースも少なくありません。
そのため、本格的にコピートレードで運用する場合は、勝率や利益率などを参考にするとともに、フォロワーの数が多い方を選ぶことをおすすめします。
② 相場の急変で大損する可能性がある
2つ目のデメリットは、相場の急変で大損する可能性があるという点です。
EAはアルゴリズムによってトレードの判断を行うため、以下のような注意点があります。
・急騰時にチャンスと思って「売り」でエントリーする
・相場の急変をチャンスと勘違いしてナンピンを繰り返す
このように相場の急変に対して、裁量トレードであれば「下げ止まり」「上げ止まり」といった相場の状況を確認してからエントリーしますが、EAは違います。
EAは、MACDやRSIの数値などを参考にエントリーするよう設定されているものが多いです。
そのため、相場が急変することで一時的に設定数値に到達し、誤った状況で逆張りでエントリーしてしまう可能性があります。
また、急変した相場が継続して続いてしまうと、ナンピンで逆張りのエントリーを何度も行ってしまう可能性が高いです。
EAは基本的に裁量トレードと違って設定された数値に基づいて売買の判断をします。
そのため、重要な経済指標や戦争やテロなどによって相場が急変する場合はEAが茣蓙同を起こす可能性が高いため稼働を停止する必要があります。
これはすべてのEAに共通することなので、もし相場が読みにくい状況になった場合は大損する前に停止することを心掛けましょう。
③ トレード技術が向上しにくい
3つ目のデメリットは、トレード技術が向上しにくい点です。
EAのメリットとして、裁量トレードが苦手な方でも自動で運用できるという点があげられますが、EAで利益を上げたとしてもトレード技術が向上するわけではありません。
実際にプログラム通りに稼働すれば、エントリーや決済のポイントを自動で判断してくれるため、自身の手で分析などを行う必要がないなどFX以外に時間を使うことができるようになります。
しかし、EAだけでなく裁量トレードも行っていきたいと考えている場合は、EAに頼りきりになるわけにはいきません。
後々EAから裁量トレードに移行したい、もしくは並行して裁量トレードも行いたいという方は、FXの知識はきっちりと習得しましょう。
EAが利用できるおすすめ海外FX業者5選
それでは実際に海外FXでEAを使用するのにおすすめな業者をランキング形式で5社紹介します。
1位 XMTrading | 2位 Exness | 3位 AXIORY | 4位 HFM | 5位 TITANFX | |
最大レバレッジ | 1,000倍 | 無制限 | 1,000倍 | 1,000倍 | 1,000倍 |
スプレッド | 標準的 | 非常に狭い | 狭い | 標準的 | 狭い |
キャンペーンボーナス | 口座開設ボーナス 入金ボーナス ※常時開催 | 無し | 入金ボーナス ※不定期開催 | 口座開設ボーナス 入金ボーナス ※常時開催 | 無し |
金融ライセンス | 取得済み | 取得済み | 有り | 取得済み | 取得済み |
日本語サポート | 非常に質が高い | 非常に質が高い | 非常に質が高い | 質が高い | 質が高い |
1位:XMTrading
海外FXでEAが使える最も人気な業者がXMTradingです。
XMTradingは2009年に設立された業者で、世界中のトレーダーから最も愛用されている海外FX業者です。
最大レバレッジ1,000倍という高いレバレッジ設定に加え、トレード環境が安定している点や、サポートが充実している点など文句の付け所がありません。
スプレッドが多少広いと感じることもありますが、それ以上にキャンペーンボーナスが豊富で安心感があるため愛用しているトレーダーは非常に多いです。
キャンぺーンボーナスは「口座開設ボーナス」「入金ボーナス」が常時開催されており、それぞれ大きな金額をもらうことができます。
そのため、少額から始めたい方は必ず活用したいサービスといえるでしょう。
そんなXMTradingはEAを使う上で以下の点がポイントとなります。
・条件クリアでVPSが無料で使える
・キャンペーンボーナスにクッション機能がある
・スキャルピングが認められている
・VPSは有料でも月3,000円で使える
XMTradingは無料でVPSが使えるだけでなく、取引のたびにXMポイントが貯まる点もXMの魅力のひとつです。
なお、無料でVPSを使用する条件は以下の2つです。
① 取引口座の残高が1,000ドル以上
② 毎月5ロット以上取引する
VPSはEAを利用するうえで必ず必要となるため、これらの条件をクリアすることでよりお得にEAを稼働させることができるでしょう。
XMTradingは、入出金方法の種類が非常に多い点や、日本語サポートなど総合的にトップレベルなので、もし業者選びに困った場合はXMを選ぶことをおすすめします。
2位:Exness
次におすすめの業者がExnessです。
Exnessは2009年に設立された業者で、無制限レバレッジという他社では真似できないサービスで人気を集めています。
また、Exnessはスプレッドも非常に狭いことに定評があり、キャンペーンボーナスこそないものの、質の高い環境でトレードを楽しむことができます。
顧客資産の管理方法は信託保全によって管理はされていないものの、分別管理によってFX事業以外の資金と一緒にならないよう厳重に管理されています。
金融ライセンスについても、セーシェル金融庁など複数の国で取得しているため、非常に安心感の高いFX業者です。
なお、2023年9月に日本の金融庁から警告が出されたこともあり、通常の検索ではアクセスできない状況となっていますが、安心して利用することができます。
そんなExnessはEAを使う上で以下の点がポイントとなります。
・スキャルピングが認められている
・すべての口座タイプでEAが使える
・ゼロカット水準が0%に設定されている
Exnessはキャンペーンボーナスがない点を除けば、トレードをするうえで最高の環境が整っております。
なお、無料でVPSを使用する条件は以下の2つのどちらかの条件をクリアする必要があります。
① 取引口座の残高が1,000ドル以上
② 500ドル以上の残高+直近30日間の取引量が50万ドル以上
上記の条件をクリアすることでVPSを無料で使用できますが、条件をクリアしていない場合はExnessのVPSは使えないのでご注意ください。
Exnessは豊富な口座タイプのすべてにEAが使える点や、ゼロカット水準が0%など独自性の高いサービスに定評があるため、業者選びに悩んだ場合は候補に入れてみると良いでしょう。
3位:AXIORY
次におすすめの海外FX業者はAXIORYです。
AXIORYは2011年に設立された業者で、透明性の高い運営をしており、海外FXを利用するにあたって非常に安心感が高いと定評のある業者です。
最大レバレッジはサービス開始当初は400倍と海外FX業界にしては低い設定でしたが、2023年から最大1,000倍まで引き上げられました。
最大レバレッジが高いことで、より大きな利益を狙うことが可能です。
また、AXIORYはキャンペーンボーナスが不定期開催ではあるものの、入金ボーナスをもらえるチャンスがあります。
そんなAXIORYはEAを使う上で以下の点がポイントとなります。
・キャンペーンボーナスにクッション機能がある
・スキャルピングが認められている
・VPSの利用は他社と契約する必要がある
AXIORYは安全性が高く、ボーナスがある点や、スキャルピングが認められている点など非常に信頼性が高いことで人気です。
注意点としては、AXIORYにはVPSのサービスがないため他社で契約しなければいけません。
しかし、AXIORYには安全性の高さという大きな武器があるため、もし信頼できる業者を探している場合はAXIORYがおすすめです。
4位:HFM
次におすすめの業者がHFM(旧HotForex)です。
HFMは2010年に設立された業者で、独自性の高いサービス提供で人気です。
HFMの最大レバレッジ1,000倍と高く、スプレッドは標準的な広さですが、スワップフリーという他社にないサービスが提供されています。
スワップフリーとは、ポジションを翌日に持ち越してもスワップポイントが適用されないサービスのことです。
海外FXでは、長期でポジションを保有するとスワップポイントで大きな損失を受けることがありますが、HFMのスワップフリーでは何日保有しても損失は発生しません。
スワップフリーの対象となる銘柄は「メジャー通貨のみ」となり、急きょ仕様が変更される場合がある点には注意が必要です。
そんなHFMはEAを使う上で以下の点がポイントとなります。
・キャンペーンボーナスにクッション機能がある
・スキャルピングが認められている
・EAでもスワップフリーが適用される
HFMは無料でVPSが使うことができ、キャンペーンボーナスが利用できる点やスキャルピングが認められているなど魅力の多い業者です。
なお、無料でVPSを使用する条件は以下のとおりです。
・シルバーVPSパッケージ:取引口座に8,000ドル以上入金
・ゴールドVPSパッケージ:取引口座に15,000ドル以上入金
上記のパッケージはブロンズ→シルバー→ゴールドと順番にスペックが上がるため、可能であればゴールドを目指したいところです。
HFMは最大レバレッジが高く、スワップフリーが人気のFX業者となっているので、業者選びに悩んでいる場合は候補に入れてみると良いでしょう。
5位:TITANFX
次におすすめの業者がTitanFXです。
TITANFXは2014年に設立された比較的歴史の浅い業者で、非常に高性能なトレード環境を提供していることで人気です。
TITANFXは独自の「Zero Point テクノロジー」によって透明性の高い環境で、なおかつ非常に狭いスプレッドで高速約定の取引が可能です。
また、TITANFXはキャンペーンボーナスこそないものの、海外FXを利用するうえで最も重要な「安全性」と「信頼性」を兼ね備えています。
そんなTITANFXはEAを使う上で以下の点がポイントとなります。
・高速約定できるサーバーがある
・スキャルピングが認められている
TITANFXもExnessと同様にキャンペーンボーナスがない点を除けば、トレードをするうえで最高の環境が整っております。
なお、無料でVPSを使用する条件は以下の2つの条件をクリアする必要があります。
① 利用申請時に60万円以上の証拠金+直近30日間で5ロット以上の取引
② 利用開始2ヶ月目以降は毎月1日に60万円以上の証拠金+前月に5ロット以上の取引
上記の条件をクリアすることでVPSを無料で使用できますが、条件をクリアしていない場合はTitanFXのVPSは使えないのでご注意ください。
TITANFXは透明度の高いFX業者として人気で、専用アプリが用意されているなどサービスに力が入っていることが伺えるため、信頼性を求める方はTitanFXも候補に入れると良いでしょう。
よくある質問
最後は、海外FXでEAを利用するにあたって以下のことを疑問に感じている方が多いようです。
・海外FXでEAは本当に稼げるの?
・海外FXでEAはどうやって探すの?
・海外FXでEAを選ぶポイントは?
・海外FXでEAはどのように設定すればいいの?
これらの質問に対して、それぞれ回答します。
しかし、EAを稼働させるにはVPSサービスを契約する必要があり、無料で利用できる業者もあります。
無料で利用するには各FX業者によって条件が設定されているため、その条件がクリアできそうか確認のうえ利用を検討しましょう。
なお、有料のVPSを利用する場合は、月に数千円程度かかりますが、EAが順調に利益を上げてくれればすぐに回収できる金額です。
そのため、VPSを契約する際は、条件をよく確認したうえでどちらを利用するか判断しましょう。
EAを探す際は以下のポイントを抑えることが大切です。
・最大ドローダウンが少ない
・勝率が良い
バックテストとは、過去の相場でどれだけ利益が出るかを検証したもので、利益率が高いものほど信頼性が高いです。
また、最大ドローダウンとは、EAを稼働させたときに最初の資産と比較して最も減少したときの割合を示す数値のことです。
最大ドローダウンの数値はバックテストの結果から確認できるため、こちらの数値が高い場合は使用しないことをおすすめします。
そして、EAは勝率の高いものほど優秀です。
EAの勝率などは紹介ページに書かれていることがほとんどで、「月利〇〇%」や「PF(プロフィットファクター)」で表されている場合があります。
PFとは、利益と損失の割合の表した数値で、PFが1以上の場合は利益が出ている状態で、PFが1以下の場合は損失が出ている状態です。
ただ、EA初心者の方にはややこしい情報なので、とにかく勝率や利益率の高いものを選ぶことを意識すると良いでしょう。
その中でご自身が気に入ったEAを利用すると良いでしょう。
なお、有料のものは決済してからダウンロードできるようになるため、購入方法などを事前に確認したうえで手続きしましょう。
EAを探す際は以下のポイントを抑えることが大切です。
・最大ドローダウンが少ない
・勝率が良い
バックテストとは、過去の相場でどれだけ利益が出るかを検証したもので、利益率が高いものほど信頼性が高いです。
また、最大ドローダウンとは、EAを稼働させたときに最初の資産と比較して最も減少したときの割合を示す数値のことです。
最大ドローダウンの数値はバックテストの結果から確認できるため、こちらの数値が高い場合は使用しないことをおすすめします。
そして、EAは勝率の高いものほど優秀です。
EAの勝率などは紹介ページに書かれていることがほとんどで、「月利〇〇%」や「PF(プロフィットファクター)」で表されている場合があります。
PFとは、利益と損失の割合の表した数値で、PFが1以上の場合は利益が出ている状態で、PFが1以下の場合は損失が出ている状態です。
ただ、EA初心者の方にはややこしい情報なので、とにかく勝率や利益率の高いものを選ぶことを意識すると良いでしょう。
EAの設定方法は、以下のとおりです。
① 使いたいEAをダウンロードする
② MT4/MT5を起動する
③ メニューバーの「ファイル」→ 「データフォルダを開く」の順に選択する
⑤ フォルダ「MQL4(MQL5)」→「Expert」の順に選択する
⑥ フォルダ内にダウンロードしたEAファイルを入れる
⑦ MT4/MT5を再起動する
⑧ メニューバー「ツール」→「オプション」の順に選択する
⑨ 「エキスパートアドバイザ」タブを選択する
⑩ 「自動売買を許可する」にチェックを入れ「OK」を選択する
⑪ MT4/MT5のナビゲーターを表示する
⑫ エキスパートアドバイザ欄に表示されている使用したいEA選択する
⑬ 選択したEAをチャート画面にクリック&ドラッグする
⑭ EAの設定画面が表示されたら「自動売買を許可する」にチェックを入れ「OK」を選択する
⑮ MT4/MT5の「自動売買」ボタンを選択すると稼働する
以上で自動売買の設定が完了となります。
なお、⑩と⑭の「自動売買を許可する」にチェックを入れる際、「DLLの許可」「外部エキスパートの使用を許可」の項目もチェックを入れてください。
まとめ
海外FXでEAを使用する場合「業者選び」から「使用するEA」など様々な点を考慮して判断しなければいけません。
業者選びに関しては、ボーナスの有無やスプレッドの狭さ、信頼性の高さなど意識する点はトレーダーによって違います。
また、EAについても得意とする手法がEAによって違い、相場状況に対応できるものとできないものがあります。
さらに、有料のものを購入したらかといって必ず勝てるという保証はなく、無料のものでも勝てるEAは存在します。
そのため、業者やEAを選ぶ際はなるべく多くの情報から比較することを意識してください。
EAをうまく活用することができれば、自分でトレードをしなくても効率的に稼げるようになるため、もし気になる場合はまずは本記事で紹介した業者の口座を開設するところから始めると良いでしょう。