海外FXは、実際の資金で取引する「リアル口座」と、架空の資金で取引する「デモ口座」の2つの口座があります。
リアル口座は実際の資金で取引するため、手法だけでなく知識や経験が必要となってきます。
しかしデモ口座は、架空の資金で取引するため、もし負けたとしても自身の資金が減るわけではありません。
そのため、デモ口座はFX初心者や手法を検証したい方に最適のサービスで、デモ口座で勝てるようになってからリアル口座に移る方も多いです。
他にもデモ口座にはいくつかの特徴やメリットデメリットがあります。
そこで本記事では、デモ口座について詳しく解説するとともに、デモ口座を開設するおすすめ業者をランキング形式でご紹介します。
デモ口座の特徴
デモ口座は架空の資金で取引するため、トレードを行って利益が出たからといって実際の資金を得られるわけではありません。
そのため「どのように活用すれば良いの?」と疑問を持つ方もいるでしょう。
デモ口座は主に以下の目的で利用されています。
- FXトレードの練習
- トレード手法の検証
- FX業者の使用感のチェック
- EAの有効性のチェック
- デモトレード大会の参加
このようにデモ口座には様々な用途があります。
デモ口座は使い方によって今後のトレード人生に大きな影響を与えるため、それぞれの用途についておすすめの活用方法を解説します。
用途① FXトレードの練習
最も多くの方法で利用するのがFXトレードの練習でしょう。
FXをトレードするには以下の条件が必須となります。
- FXに関する基礎知識
- 分析能力
- 情報収集力
- 資金管理力
- トレード経験
このようにFXには習得しなければいけないスキルが多く、基礎知識や分析能力はおもに書籍などで学ぶことができます。
また、情報収集力についてはSNSなどで最新の情報を手に入れる習慣が身につけば、そこまで苦労することはありません。
しかし、資金管理力やトレード経験は実際にトレードを行っていくうえで身につくスキルといえます。
資金管理力は「資金に対してどれくらいの数量で取引する」「決済は資金の〇〇%で実行する」といった判断が大切です。
このような判断力は相場を見慣れていないと冷静に行うことができないため、デモ口座であらかじめ経験しておくことが大切です。
また、トレード経験についても実際にポジションを持った状態で「利確ポイント」「損切りポイント」を徐々に見つけられるようになってきます。
資金管理力とトレード経験は、取引を実際に行うことで養われるため、まずはトレード経験を身に着けるためにもデモ口座を活用すると良いでしょう。
用途② トレード手法の検証
トレード手法の検証をデモ口座で行うことは、良い面と悪い面があります。
まず良い面としては、自分の考えや習得した知識が通用するかどうかをデモトレードで確認することができます。
もし、勝率が悪い場合は「何が悪かったのか」「次回はどうするべきか」といったことを冷静に分析することが可能です。
とくにFX初心者の方はデモトレードで自分がどのようなトレードをしたいかを明確化するためにもデモ口座を活用することがおすすめです。
しかし、悪い面としては、実際の資金ではないため気持ちが入りにくいといったことがあげられます。
投資で勝ち負けをシビアに感じられるのは「自分のお金がかかっているから」という背景がありますが、デモ口座は架空の資金です。
架空の資金がなくなったとしても自分の腹は痛まないという側面があり、なくなっても口座をリセットすれば簡単にやり直すことができます。
気持ちが入っていない状態でデモトレードを行うと、トレード経験を得ることができず、誤った知識でトレードをしてしまうことにも繋がります。
そうならないためにも、デモ口座を開設する場合は、必ず真面目に「トレード口座の検証」を行いましょう。
用途③ FX業者の使用感のチェック
海外FX業者にはそれぞれ特色があり、使用感も異なります。
- 通貨ペアの種類
- 最大レバレッジ
- スプレッド
- 約定力
これらの使用感を試すためにもデモ口座は活用できます。
FX業者の公式サイトでもトレード環境などについて情報を得ることはできますが、詳細な部分まで記載されていないことが多いです。
例えば、取扱銘柄のうちメジャーな銘柄は紹介しているものの、実際に取引できるマイナーな銘柄について情報が載っていない場合があります。
マイナーな銘柄は、スプレッドが広い場合やレバレッジ制限を受けるなど、メジャーな銘柄と条件が異なる場合がほとんどです。
また、約定力についても、サーバーの弱いFX業者だと成行注文しても価格が滑って思った価格でエントリーできない場合があります。
近年はサーバーに力を入れている業者が多いため、価格が滑ったとしても数pipsの差で収まりますが、それでも業者によって滑り幅は異なります。
このような点をチェックするためにもデモ口座は活用できるでしょう。
用途④ EAの有効性のチェック
EAの有効性をチェックするためにデモ口座を活用することも可能です。
EAとは自動売買システムのことで、リアル口座でもデモ口座でも稼働させることができます。
勝てるEAを稼働させることで、自身でトレードを行わなくても自動で稼げる仕組み作りができます。
しかし、もし勝てないEAを稼働させてしまうと、利益どころか損失が膨らんで自身の資金を減らすことに繋がります。
そのようなことにならないためにも、EAをリアル口座で稼働させる前にデモ口座で稼働させてみることも大切です。
もし、デモ口座で良い成績を確認できたらリアル口座に移すと良いでしょう。
注意点としては、デモ口座で勝てたからといって今後の相場で通用するとは限らないので、あくまでも有効性のチェックという意味でデモ口座を活用しましょう。
用途⑤ デモトレード大会の参加
海外FX業者では「デモトレード大会」を開催しているところがあります。
これはデモ口座で参加することになるため、実際の資金を投入する必要がなく、無料で参加できるため非常に人気です。
デモトレード大会は参加が無料であるにも関わらず、上位に入賞すると賞金や景品がもらえる場合があるため、ノーリスクで稼げる可能性があります。
参加者には世界中のトレーダーが参加するため、上位にランクインするのは難しいですが、それでも期間中はトレードに集中することができます。
トレードに集中することで「トレード経験」「分析能力」「資金管理力」など様々なスキルが培われます。
そのため、もしデモ口座でもチャンスを掴みたいという方は、デモトレード大会を開催している業者を選ぶと良いでしょう。
デモ口座の注意点
ここまでデモ口座の特徴について解説してきましたが、デモ口座には実際に以下の5つの注意点があります。
②利用期限が設定されている
③EAを稼働させる場合はVPSが必要
④リアル口座とサーバーが異なる
⑤デモ口座の利益は出金できない
これらの点についてそれぞれ解説します。
① メンタルが鍛えられない
1つ目の注意点は、メンタルが鍛えられないという点です。
トレードは知識や経験が大切ですが、最も重要なのがメンタル面です。
トレードをしていると以下のような場面で判断が迫られます。
- エントリー方向に順行して、利益確定かポジションを持ち続けるかどうか
- エントリー方向と逆行して、損切りかポジションを持ち続けるかどうか
トレードをしていると、いつも頭を悩ませるのが「決済ポイント」です。
もし早めに利益確定をしてしまえば「もう少し持っておけば良かった」となる場合があります。
また反対に、ポジションを長く持ったせいで含み益が減ってしまい「もう少し早く決済すれば良かった」という場合が起こります。
トレードは常にこのようなメンタルとの戦いで、様々な悩みを乗り越えて自分流のトレード手法を確立することができます。
しかし、デモトレードの場合は悩んだとしても「どうせ自分のお金じゃない」という思考が働いてしまい、適当なトレードになりがちです。
デモトレードは手法の検証ができる反面で、トレードと真剣に向き合いきれないという注意点もあります。
そのため、デモ口座を利用する場合は「自分の理想とするトレード」など信念をもってトレードの練習することを意識しましょう。
② 利用期限が設定されている
2つ目の注意点は、利用期限が設定されているという点です。
デモ口座の利用は、口座開設から〇〇日間など期限が設定されていることがほとんどです。
毎日トレードをしていたとしても、ある日突然利用できなくなり、調べてみたら期限切れだったということも少なくありません。
もし期限切れになって再度デモ口座を開設しても、設定していたトレード環境を再設定する必要があります。
また、EAのテスト稼働をしていた場合も再設定する必要があるため、手間に感じることもあるでしょう。
FX業者によっては「最終ログインから〇〇日で口座削除」といったところもあるため、デモ口座を開設する際は利用条件を事前に確認することを心掛けましょう。
③ EAを稼働させる場合はVPSが必要
3つ目の注意点は、EAの稼働はVPSが必要という点です。
VPSとは仮想サーバーのことで、パソコンを閉じていてもEAを24時間稼働させる場合は、VPSの契約が必要です。
FX業者によっては「無料VPSサービス」を提供しているところもあるため、事前に調べておくことが大切です。
また、有料のVPSを利用する場合は、インターネットで調べて独自で契約する必要があります。
しかし、これはリアル口座でEAを稼働させる際も同じことをしなければいけないため、将来的にデモ口座からリアル口座に移りたいという方は早めに要領を覚えておくと良いでしょう。
なお、デモ口座でEAを稼働させる場合で、VPSを契約したくないという方は、パソコンの電源を常にONにしておけば稼働させられます。
④ リアル口座とサーバーが異なる
4つ目の注意点は、リアル口座とサーバーが異なるという点です。
海外FX業者で口座を開設してMT4/MT5で取引する場合、以下の情報が必要となります。
- ログインID(口座番号)
- ログインパスワード
- FX業者サーバー
これらの情報は口座開設時にメールやマイページで確認することができますが「FX業者サーバー」には注意が必要です。
サーバーは、海外FX業者ごとの指定されたサーバーを選択する必要があり、もし違う業者のサーバーを選択すると取引を始めることができません。
また、サーバーには「リアル口座用」「デモ口座用」など区別されているため、間違えて選んでトレードできないという方が多いです。
そのため、デモ口座を開設してログインする場合は、正確にログイン情報を確認して手続きしましょう。
⑤ デモ口座の利益は出金できない
5つ目の注意点は、デモ口座の利益は出金できないという点です。
デモ口座は架空の資金で取引するため、利益が出たからといって出金できるわけではありません。
そのため、損失が出たとしても資金が減ることもありません。
デモ口座は、自身がリアル口座でトレードを始める際の資金を想定した金額から始められるなど、自由に設定できる業者が多いです。
もし、利益を出金したい場合はリアル口座で取引する必要がありますが、初心者のうちはトレードに慣れるまでは利益よりもトレード経験のためにデモ口座で練習することをおすすめします。
デモ口座が利用できるおすすめ海外FX業者5選
それでは実際に海外FXでEAを使用するのにおすすめな業者をランキング形式で5社紹介します。
1位 FXGT | 2位 HFM | 3位 TITANFX | 4位 XMTrading | 5位 Exness | |
最大レバレッジ | 1,000倍 | 1,000倍 | 1,000倍 | 1,000倍 | 無制限 |
スプレッド | 狭い | 標準的 | 狭い | 標準的 | 非常に狭い |
キャンペーンボーナス | 口座開設ボーナス 入金ボーナス ※常時開催 | 口座開設ボーナス 入金ボーナス ※常時開催 | 無し | 口座開設ボーナス 入金ボーナス ※常時開催 | 無し |
金融ライセンス | 無し | 取得済み | 取得済み | 取得済み | 取得済み |
日本語サポート | 非常に質が高い | 質が高い | 質が高い | 非常に質が高い | 非常に質が高い |
デモトレード大会 | 有り | 有り | 有り | 無し | 無し |
1位:FXGT
海外FXでデモ口座で最もおすすめの業者はFXGTです。
FXGTは2019年に設立された業者で、総合力の高さで法人から人気です。
FXGTは、最大レバレッジ1,000倍と高く、スプレッドの狭さに加えて、キャンペーンボーナスが魅力といえるでしょう。
キャンペーンボーナスには「口座開設ボーナス」と「入金ボーナス」があります。
口座開設ボーナスは常時開催しており、不定期ですがキャンペーンで増額される場合があります。
また、入金ボーナスについても入金額に対して最大100%のボーナスをもらうことができ、法人口座でも利用可能なため、より規模の大きな取引が可能です。
そんなFXGTでデモ口座を開設する手順は以下のとおりです。
- FXGTの公式サイトで「登録」を選択する
- 氏名・メールアドレスなど必要事項を入力する
- 入力内容に誤りがないか確認し「今すぐ登録」を選択する
- メール認証を行いアカウント登録を完了させる
- メールに記載されているログイン情報でマイページにログインする
- マイページの「MT4/MT5口座」を選択する
- 口座タイプ「デモ」を選択し、開設する口座の条件を選択する
- 条件の選択が完了したら「進む」を選択し口座開設を完了させる
以上の流れでデモ口座を開設することができます。
FXGTのデモ口座は、リアル取引を想定して「スタンダード口座」以外に「ECN口座」「ミニ口座」のデモ口座も開設可能です。
他のFX業者は、一般的なスタンダード口座の取引条件が適用されることが多いので、本番を想定できるのは嬉しいポイントでしょう。
また、FXGTは不定期でデモトレード大会が開催されており、上記の手順で開設したデモ口座で大会に参加することができます。
もし、トレードが上達したいという目的以外に、デモトレード大会で賞金などを狙いたい方にもおすすめの業者です。
2位:HFM
次におすすめの業者がHFM(旧HotForex)です。
HFMは2010年に設立された業者で、独自性の高いサービス提供で人気です。
HFMの最大レバレッジ1,000倍と高く、スプレッドは標準的な広さですが、スワップフリーという他社にないサービスが提供されています。
スワップフリーとは、ポジションを翌日に持ち越してもスワップポイントが適用されないサービスのことです。
海外FXでは、長期でポジションを保有するとスワップポイントで大きな損失を受けることがありますが、HFMのスワップフリーでは何日保有しても損失は発生しません。
スワップフリーの対象となる銘柄は「メジャー通貨のみ」となり、急きょ仕様が変更される場合がある点には注意が必要です。
そんなHFMでデモ口座を開設する手順は以下のとおりです。
- HFMの公式サイトで「無料のデモ口座」を選択する
- 居住国・メールアドレスなど必要事項を入力する
- 入力内容に誤りがないか確認し「登録」を選択する
- メール認証を行いアカウント登録を完了させる
- メールに記載されているログイン情報でマイページにログインする
- マイページの「デモ口座を開設」を選択する
- 口座タイプを選択し、開設する口座の条件を選択する
- 条件の選択が完了したら「デモ口座を開設」を選択し口座開設を完了させる
以上の流れでデモ口座を開設することができます。
HFMのデモ口座もFXGTと同様に、リアル取引を想定して「Premium口座」以外に「Cent口座」「Zero口座」のデモ口座も開設可能です。
そして、HFMにはデモトレード大会専用口座の「Demo Contest口座」という選択肢もあります。
こちらはデモトレード大会に参加する場合に使用する口座なので、専用口座以外では大会に参加できないのでご注意ください。
HFMのトレード大会も不定期開催ですが、上位にランクインできればリアル口座で取引にのみ使用できる賞金が付与されます。(賞金=クレジットボーナス)
デモ口座を利用してリアル口座に資金を入金せずに取引を始めたいという方は、HFMがおすすめです。
3位:TITANFX
次におすすめの業者がTITANFXです。
TITANFXは2014年に設立された比較的歴史の浅い業者で、非常に高性能なトレード環境を提供していることで人気です。
TITANFXは独自の「Zero Point テクノロジー」によって透明性の高い環境で、なおかつ非常に狭いスプレッドで高速約定の取引が可能です。
また、TITANFXはキャンペーンボーナスこそないものの、海外FXを利用するうえで最も重要な「安全性」と「信頼性」を兼ね備えています。
そんなTITANFXでデモ口座を開設する手順は以下のとおりです。
- TITANFXの公式サイトで「デモ口座」を選択する
- 氏名・メールアドレスなど必要事項を入力する
- 入力内容に誤りがないか確認し「さあ始めましょう」を選択する
以上の流れでデモ口座を開設することができます。
TITANFXのデモ口座はアカウント登録からマイページに移動する必要がなく、簡単に口座開設が可能です。
TITANFXのデモ口座の特徴は、最大レバレッジが500倍に制限されており、使用期間が30日間に設定されている点です。
他のFX業者であればリアル口座と同じレバレッジでデモ口座を利用できますが、TITANFXではリアル口座と条件が異なるという注意点があります。
しかし、TITANFXもデモトレード大会が不定期で開催されており、こちらも上位にランクインすれば賞金や景品を狙うことができます。
TITANFXは他の業者と比べると大会の開催数が多いので、リアル口座を開設しなくてもトレード経験を積むことができます。
なお、FXGTやHFMはリアル口座でボーナスをもらえますが、TITANFXはもらえないのでFX初心者にとってはハードルが高いのでご注意ください。
4位:XMTrading
次におすすめの業者がXMTradingです。
XMTradingは2009年に設立された業者で、世界中のトレーダーから最も愛用されている海外FX業者です。
最大レバレッジ1,000倍という高いレバレッジ設定に加え、トレード環境が安定している点や、サポートが充実している点など文句の付け所がありません。
スプレッドが多少広いと感じることもありますが、それ以上にキャンペーンボーナスが豊富で安心感があるため愛用しているトレーダーは非常に多いです。
キャンぺーンボーナスは「口座開設ボーナス」「入金ボーナス」が常時開催されており、それぞれ大きな金額をもらうことができます。
そのため、少額から始めたい方は必ず活用したいサービスといえるでしょう。
そんなXMTradingでデモ口座を開設する手順は以下のとおりです。
- XMの公式サイトで「アカウント登録」を選択する
- 居住国・メールアドレスなど必要事項を入力する
- 入力内容に誤りがないか確認し「登録」を選択する
- メール認証を行いアカウント登録を完了させる
- メールに記載されているログイン情報でマイページにログインする
- マイページの「追加口座開設」⇒「カスタムデモ口座」の順に選択する
- 取引ツールや口座タイプなど開設する条件を選択する
- 条件の選択が完了したら「続行する」を選択する
- ログインに使用する「パスワード」を入力し「完了」を選択する
以上の流れでデモ口座を開設することができます。
XMでも口座タイプを「スタンダード口座」以外に「KIWAMI極口座」「ゼロ口座」を選択でき、レバレッジや証拠金も自由に設定できます。
XMほど自由にデモ口座を設定できる業者は珍しく、当初の証拠金から減ってしまった場合でも簡単にリセットすることができます。
デモトレード大会は開催されていませんが、XMのリアル口座を利用することを想定してトレード経験を積むことは大切です。
トレード大会よりもXMに興味があり、将来的にリアル口座に移行したいと考えている方は、XMでの口座開設を検討すると良いでしょう。
5位:Exness
次におすすめの業者がExnessです。
Exnessは2009年に設立された業者で、無制限レバレッジという他社では真似できないサービスで人気を集めています。
また、Exnessはスプレッドも非常に狭いことに定評があり、キャンペーンボーナスこそないものの、質の高い環境でトレードを楽しむことができます。
顧客資産の管理方法は信託保全によって管理はされていないものの、分別管理によってFX事業以外の資金と一緒にならないよう厳重に管理されています。
金融ライセンスについても、セーシェル金融庁など複数の国で取得しているため、非常に安心感の高いFX業者です。
なお、2023年9月に日本の金融庁から警告が出されたこともあり、通常の検索ではアクセスできない状況となっていますが、安心して利用することができます。
そんなExnessでデモ口座を開設する手順は以下のとおりです。
- Exnessの公式サイトで「登録」を選択する
- 居住国・メールアドレスなど必要事項を入力する
- 入力内容に誤りがないか確認し「続行」を選択する
- 「デモ口座」を選択するとデモ口座の開設が完了する
Exnessのデモ口座は「初回」と「追加」の2種類の開設方法があり、上記の手順は「初回」の開設方法です。
初回で開設するデモ口座は「スタンダード口座」「MT5」「通貨USD」と決まっているため、違う条件でデモ口座を利用したい場合は「追加」で開設する必要があります。
追加でのデモ口座開設方法は以下の手順で行います。
- Exnessのマイページにログインする
- マイページの「新規口座開設」を選択する
- デモ口座で利用したい「口座タイプ」を選択し「続行」を選択する
- 「デモ口座」を選択し、レバレッジや初期残高などの開設条件を選択する
- 条件の設定を入力したら「口座開設」を選択する
以上で、デモ口座の追加分を開設できます。
Exnessの強みは何といっても「無制限レバレッジ」であり、デモ口座でも体験することができます。
もし、リアル口座で無制限レバレッジを利用したいと考えている方は、Exnessでデモ口座を開設することをおすすめします。
よくある質問
最後は、海外FXでデモ口座を利用するにあたって以下のことを疑問に感じている方が多いようです。
・海外FXのデモ口座で得た利益は出金できるの?
・海外FXのデモ口座は開設がめんどくさいって本当?
・海外FXのデモトレード大会は無料で参加できるの?
これらの質問に対して、それぞれ回答します。
海外FXのデモ口座は無料で利用可能です。
ただし、EAを稼働させるためにVPSを契約した場合は、VPS側で月額料金がかかる場合があるのでご注意ください。
デモ口座で利益が出た場合は出金できません。
デモ口座で使用するのは架空の資金なので、増えても減っても実際の資金に影響はありません。
デモ口座の開設は、本記事で紹介したとおりに行えば簡単に開設できます。
基本的には5分程度で開設できるところがほとんどでしょう。
デモトレード大会は無料で参加できます。
本記事で紹介した、FXGT・HFM・TitanFXは不定期開催ですが、賞金や景品を目指してトレードに集中することができます。
トレードに集中することで、経験値が高まり実践に役立つスキルとなるため、もし興味がある方は積極的に参加してみると良いでしょう。
まとめ
ここまで海外FXのデモ口座について解説してきました。
FX初心者の方にとって、最初から資金を投入してトレードをするのが怖いと感じる方が多いです。
また、手法の検証や、EAの有効性のチェックなどデモ口座は様々な用途で使用することができます。
デモ口座は実際の資金で取引しないため、実践とまったく同じメンタルでトレードできるわけではありませんが、目的をもって利用することが大切です。
FX業者によっては口座の条件やデモトレード大会の有無などの違いはありますが、最終的にリアル口座を利用したいと思うところで開設することをおすすめします。
もし、本記事で紹介した中で気になる業者がある場合は、簡単に手続きできるのでデモ口座の開設を行ってみると良いでしょう。