資産運用で利益を出すためには、長期分散投資が基本であるといわれています。長期投資については長く投資をすれば良いので、分かりやすいと思いますが、分散投資については人によって考え方が違うでしょう。
株式や仮想通貨など、リスクが高いもので分散投資する方もいれば、国債や債券など安定的な資産で分散投資する方もいます。
この記事では、安定的に利益を出すことが期待できる分散投資の考え方「コアサテライト戦略」について解説します。またサテライト部分にはXMが最適な理由についても説明します。
これからXMを始める方や分散投資について検討されている方は、ぜひ参考にしてください。
目次
コアサテライト戦略の特徴とは
コアサテライト戦略とは、資産運用の中心を値動きが安定しているインデックスファンドや指数連動型のETFなどで運用をし、余剰資金で個別株や仮想通貨といった値動きが激しいもので運用をする投資戦略のことです。
- 守りと攻めの分散投資
- 初心者から上級者までおすすめの投資法
コアサテライト戦略のそれぞれの特徴についてわかりやすく説明します。
守りと攻めの分散投資
コアサテライト戦略をとることによって資産の大部分に関しては、安定的な動きが期待できるので相場急変時などでも比較的安心して運用することができます。
また、資産の一部は、個別株や仮想通貨など値動きあるもので運用をするので、値上がり益も期待でき、また相場が急転し大きく下落しても値動きのある資産には、一部の資金しか投資をしていないので、傷口を最小限に抑えることが可能です。
コアサテライト戦略は、守り重視の安定運用になりますので、特に長期投資において大きな成果を期待できる投資手法になります。
初心者から上級者までおすすめの投資法
コアサテライト戦略は守り重視の投資手法になるので、初心者に特におすすめの投資手法です。なぜなら、投資上級者でも、短期間で利益を上げ続けることは難しいからです。
ファンドマネージャーを始めとしたプロの投資家でも、個別株や仮想通貨への投資で利益を出し続けることは至難の業です。「急がば回れ」ではないですが、長期的な目線で見れば 安定資産中心に運用する「コアサテライト戦略」のほうがトータルリターンが大きくなるケースも多いです。
このようにコアサテライト戦略は投資初心者だけでなく、プロの投資家も活用している方の多い投資手法となっています。
コアサテライト戦略の投資比率
コアサテライト戦略を活用して利益を出すためには、守りの資産と攻めの資産の割合は非常に重要です。
ここではコアサテライト戦略でおすすめの投資比率について紹介します。
コア(守り銘柄)は60%から70%が目安
コアサテライト戦略の中心は、あくまでコア(守り銘柄)になります。
相場が変動しても影響が少ないコア部分は、60%から70%が1つの目安です。 全体の投資のうち60%以上を守り銘柄にしておけば、大きな相場下落があってもある程度安心して資産運用することができます。
あくまでコア資産の比率60%以上というのはあくまで目安です。例えば投資初心者で、極力値動きを抑えたい方はコア部分を90%にしても大丈夫です。 投資には慣れていて、もう少し積極的に運用したい方はコア部分を50%まで抑えてもいいでしょう。
コア部分の投資におすすめの商品は、基本的にはインデックスファンドやインデックス型のETFが良いでしょう。値動きが手堅いためおすすめです。
サテライト(攻め銘柄)は30%から40%がおすすめ
攻めの部分であるサテライトは、30%程度がおすすめです。
全体のポートフォリオの30%程度であれば、大きな相場変動が起きても影響を最小限に抑えることができます。相場が急上昇した時の大きな値上がりは期待できませんが、コアサテライト戦略で重要なことは大きく資産を減らさないことです。
サテライト資産の比率30%程度というのもあくまで目安です。例えば30%でも多すぎると感じるのであれば、サテライトの比率を20%程度にしてもいいでしょう。むしろ投資初心者の場合、 最初は資産運用になれるという意味でもサテライト比率を20%程度にしたほうが良いかもしれません。
サテライト部分の投資でおすすめの商品は、グロース株やIPO銘柄、アクティブファンド、そしてXMになります。
分散投資との違いは分散比率
投資の基本は「長期分散投資」であるといわれますが、分散投資は分散したつもりになっているだけで実は分散できていないというケースも多いので注意してください。
例えば5つの銘柄に分散投資したとします。この5つの銘柄が全て同じセクター(例えば半導体セクター)だった場合、セクター自体がダメージを受けると全ての銘柄が下落してしまいます。分散投資は銘柄だけでなく、投資するジャンルも分散することが大事です。
コアサテライト戦略ではコア部分を比較的値動きが緩やかな銘柄で構成するため、サテライト部分で的確な分散ができていなくてもダメージが少なくなる傾向があります。指数連動した投資信託やETFでコア部分を構成しておくのがおすすめです。
コアサテライトの「コア」におすすめの投資商品
コアサテライト戦略のうち、コア部分におすすめの投資商品について説明します。コア部分に適している商品はたくさんありますが、特におすすめの投資商品は以下の3つです。
- インデックス投資信託
- 指数連動型 ETF
- 国債
それぞれの資産の特徴についてわかりやすく説明します。
インデックス投資信託
インデックス投資信託とは、日経平均株価やNYダウなどの株価指数や債券指数、東証REIT指数のような不動産指数など、それぞれの指数に連動している投資信託になります。
インデックス投資信託は値動きの把握がしやすく、個別銘柄に比べ安定的な値動きをすることからコア部分への投資に向いている商品です。購入時の手数料が無料な「ノーロードファンド」が多く、ランニングコストである信託報酬が低い商品も多いのが特徴です。
値動きが安定していて把握しやすく、さらに手数料が低いため、まさにコア部分に最適な金融商品であるといえます。
指数連動型ETF
指数連動型ETFは、インデックス投資信託によく似た金融商品です。 指数連動型ETFも日経平均株価やNYダウなどの指数に連動する投資商品ですが、インデックス投資信託と違う点は主に2つです。
- リアルタイムで売買できる
- コストが安い
指数連動型ETFはリアルタイムで売買できます。インデックス投資信託の場合、基準価額は1日1回しか出ませんが、指数連動型ETFはリアルタイムの価格で売買可能です。
コア部分は頻繁に売買することはないですが、それでもリアルタイムで売買できることは大きなメリットといえるでしょう。ランニングコストが投資信託より低いものが多く、コストを抑えて運用できることも特徴です。
国債
現在の低金利では資産を増やす投資先としては微妙ですが、コア向けの投資商品としては国債もおすすめです。
国債には様々な種類がありますが、代表例は日本の個人向け国債です。個人向け国債は1万円から購入することができ、期間によって3年・5年・10年の3種類あります。3年と5年の国債は固定金利で、10年の国債は変動金利です。
個人向け国債の最低金利は0.05%で、2022年時点では10年国債が0.13%程度での販売になっています。これ以上、金利が下がらないことを考えると、個人向け国債でポートフォリオを作る際は10年物の個人向け国債を選ぶようにしましょう。
コアサテライトの「サテライト」におすすめの投資商品
攻めの投資であるサテライト部分におすすめの投資商品について紹介します。 おすすめの商品はいくつかありますが、今回は4つの商品を紹介します。
- アクティブ投資信託
- 株式
- 仮想通貨
- XM
アクティブ投資信託
アクティブ型の投資信託とは、インデックスファンドよりも高い運用実績を目指す投資信託のことです。ファンドマネージャーの手腕によっては、大きな利益を狙うことができます。ただ、インデックス投資信託に比べて手数料が高い点には注意が必要です。
アクティブ投資信託では何よりもファンドマネージャーの腕が重要になります。アクティブ投資信託を投資先として選択する際は、十分吟味するようにしてください。
株式
株式は、1年間に株価が10倍以上になる「テンバガー」と呼ばれるような銘柄があります。このような銘柄を探して投資することができれば、短期間で莫大な利益を得ることができる点が魅力です。
しかし、投資信託のような分散が効いている商品と違って大きく値下がりするリスクもあります。サテライトで投資する際も、1つの銘柄に集中して投資するのは避けた方がいいでしょう。
仮想通貨
仮想通貨の代表格であるビットコインは、2020年の1年間で約6倍も価格が上昇しました。2021年に入ってからも暴騰し、一時期700万円目前まで値上がりしましたが、2021年6月には300万円まで急速に値下がりする局面もありました。
仮想通貨は大きく利益を出せる可能性がある反面、価格が下るときのスピードも凄まじいため大きな損失になってしまう可能性もあります。仮想通貨に投資する際は、ご自身の資産に対してリスク許容度を考慮した上で行いましょう。
XM
XMは最大レバレッジ1,000倍の利用ができる非常に資金効率が高い金融商品です。国内FX業者の最大レバレッジは25倍程度なのでいかにXMが資金効率が高い取引ができるのがわかるでしょう。
コアサテライト戦略においてサテライト部分は利益を伸ばす非常に重要な部分になります。しかし、投資資金が少ないとなかなかサテライト部分の利益を伸ばすことはできません。
しかし、XMを利用すれば最大レバレッジ1,000倍の利用ができるので、投資資金が少なくても効率的にお金を増やすことができます。
また、XMは最大レバレッジが高いだけではなく、ボーナスも非常に効果ですし、スプレッドやスワップポイントも平均以上の海外FX業者です。基本スペックが高いと、そのれだけ利益を伸しやすくなることになりますのでそのような意味でもサテライト部分にXMは非常におすすめです。
今回、サテライト部分についておすすめの金融商品についていくつか説明しましたが、正直ぶっちぎりにおすすめなのがXMです。ぜひXMをサテライト部分に加え効率良く、大きく利益を伸ばすようにしてください。
まとめ
今回は安定した投資手法である「コアサテライト戦略」について解説しました。
安定した価格推移が期待できるコア部分には全体の60%から70%を投資し、値動きが激しいサテライト部分を30%程度投資することで安定的に資産を増やすことができる投資手法です。
投資初心者から投資経験者まで多くの方におすすめできる投資方法ですので、この記事を参考にポートフォリオを見直し、ぜひコアサテライト戦略に取り組んでみてください。
サテライト部分においてはXMが最もおすすめです。なぜなら非常に高いスペックを持っていますし、レバレッジが高いので資金効率の高い取引ができるからです。サテライト部分にXMを置いて頂き安定的にコアサテライト戦略で資金を増やしていただければ幸いです。