最近、資産を増やす手段としてバイナリーオプションに挑戦する人が増えています。しかし、稼いだ利益を実際に手に入れるためには、業者から出金できるかどうかが重要です。そのため、バイナリーオプション業者を選ぶ際には、出金の問題がないかもしっかりと確認する必要があります。この記事では、特にバイナリーオプション業者の中でも有名なハイローオーストラリアにおける出金の問題点に焦点を当てて説明します。
目次
ハイローオーストラリアは出金拒否の報告が多い
正直なところ、ハイローオーストラリアは出金拒否の報告がとても多い傾向にあります。
ただ、だからといってハイローオーストラリアが悪質なバイナリーオプション業者であるというわけではありません。
というのも、ハイローオーストラリアは特に細かなルールが多いバイナリーオプション業者だからです。
ユーザーがそのルールをきちんと理解しないままルール違反を犯してしまい、出金拒否になってしまうというケースがほとんどだと考えられます。
ハイローオーストラリアで出金拒否にならないために理解すべきルールとは?
ハイローオーストラリアで出金拒否になった場合、ユーザー側がルール違反を犯している可能性が高いです。
ハイローオーストラリアで出金拒否にならないためにも、ルールをきちんと理解しておきましょう。
登録者と出金先口座の名義人は一致させておく
ハイローオーストラリアでは、登録者本人以外が名義人となっている口座には出金できません。
出金先は、登録者本人の口座である必要があります。
仮に、家族の口座であってもNGです。
マネーロンダリング防止の観点からこれはどこのバイナリーオプション業者でも徹底されています。
最低出金額を満たしておく
ハイローオーストラリアでは出金にあたって最低出金額というものを設けています。
ハイローオーストラリアの最低出金額は1万円なので、それを下回る金額を出金しようとしている場合、出金拒否となります。
ただし、ハイローオーストラリアで口座を解約するときのみ1万円以下でも出金が可能になります。
その際にはハイローオーストラリアのサポートへ連絡を入れるようにしましょう。
キャッシュバックだけを出金しようとしない
2022年11月時点で、ハイローオーストラリアでは新規口座開設のユーザー向けに5000円のキャッシュバックをおこなっています。
ただし、取引せずにキャッシュバックのみを出金することはできません。
キャッシュバックを使って出た利益に関しては問題なく出金できますので、どちらにしてもキャッシュバックは使い切ってしまったほうがいいでしょう。
口座が強制解約にならないようにする
ハイローオーストラリアでは、口座が強制的に解約されることがあります。この状態になると、出金の申請が一切受け付けられなくなります。口座が強制解約される原因には、いくつかの理由があります。
- レートの遅延やフロントランニングを狙った取引
- 業者間アービトラージ等の自動売買ソフトの利用の疑いがあると判断された場合
- クレジットカードの乱用が認められた場合
- 取引額と比べ、入出金額が通常の範疇を超える金額とみなされた場合
- 本人確認書類や公共料金、郵送物等に偽造を施した場合
- 同一人が複数口座を開いたことが確認された場合
ひとつでも当てはまるものがあれば、しかも実際にやったかどうかではなく、疑いを持たれた時点でアウトです。
レートの遅延やフロントランニングを狙った取引
一般的にも禁止されている取引です。
特に、フロントランニングはインサイダー取引のようなものなので絶対にやってはいけません。
業者間アービトラージ等の自動売買ソフトの利用の疑いがあると判断された場合
基本的に自動売買ツールを利用しなければいいのですが、実際に自動売買ツールを使っていなくともその疑いがあると判断されてしまうとアウトです。
例えば、スキャルピングやマーチンゲールなどはその取引内容が機械的に見えてしまうため、「自動売買ソフトの利用疑いあり」と判断されてしまう可能性があります。
自動売買ツールを使わないだけではなく、そう疑われることのない取引内容を心がける必要があります。
クレジットカードの乱用が認められた場合
クレジットカードの乱用はクレジットカードの現金化を疑われてしまいます。
頻繁な利用は避けるべきでしょう。
取引額と比べ、入出金額が通常の範疇を超える金額とみなされた場合
ハイローオーストラリアで取引額と入出金額のバランスというものを見ています。
これはクレジットカードの現金化をさせないためでもありますし、マネーロンダリング防止の観点からも必要なことです。
本人確認書類や公共料金、郵送物等に偽造を施した場合
ハイローオーストラリアへの登録以前に、そもそも本人確認書類や公共料金、郵送物等の偽造は違法です。
同一人が複数口座を開いたことが確認された場合
ハイローオーストラリアではひとりにつき1つの口座で取引するのが基本ルールです。
これは他のバイナリーオプション業者でも同じです。
ただ、ルールを守って1つの口座で取引をしていても、複数口座を開いたと疑われてしまうケースもあります。
それは同じインターネット環境で取引をしている人間が複数人いる場合です。
例えば、家族で一緒に暮らしているという方や友達とルームシェアをしているという方であれば、同じインターネット環境を利用することになります。
お互いが知らないだけで、実はハイローオーストラリアを利用しているという可能性もあるでしょう。
ハイローオーストラリアではひとつのユーザーが複数口座を所持していないかをチェックするために、通信環境のIPアドレスの監視をしています。
実際には別々の人間がハイローオーストラリアを利用していたとしても、同じインターネット環境を利用していると、同じIPアドレスになってしまいます。
複数口座を所持していると疑われれば、どちらか一方ではなく、両方の口座が解約となる場合もあります。
ハイローオーストラリアで出金拒否になってしまったときの対処法
最後に、ハイローオーストラリアで出金拒否になってしまったときの対処法についてもお話ししておきましょう。
出金拒否となった場合、まず自分がハイローオーストラリアでルール違反を犯していないかを見直しましょう。
先ではハイローオーストラリアで出金拒否になる原因をいくつも挙げましたが、おそらくその中のどれかに当てはまっているはずです。
また、トレードに関して何か疑いがある場合には、ハイローオーストラリアのコンプライアンス部門からメールが届くかと思います。
そういったメールのチェックも忘れないようにしてください。
もしどれだけ見直しても自分がどこでルール違反を犯しているのかわからない場合や絶対にルール違反を犯していないという自信がある場合には、ハイローオーストラリアへ直接問い合わせをしましょう。
例えば、自動売買ツールを使っていないのにそれが疑われての出金拒否であれば、自動売買ツールを使っていないことを証明することで出金拒否が解除される可能性があります。