上がるか下がるかを予想するバイナリーオプションはゲーム感覚で始められることもあり、興味を持っている方も多いでしょう。
リスクはあるものの、実際にバイナリーオプションで収入を得ていくことも十分に可能です。
ただ、バイナリーオプションを始めるのであればバイナリーオプション業者をしっかりと吟味する必要があります。
特に、出金拒否についてはきちんと調べておきたいところです。
今回は数あるバイナリーオプション業者の中からZentraderでの出金拒否についてお話ししていきたいと思います。
目次
Zentraderでは出金拒否の報告はとても目立つ
Zentraderは2018年からサービスを提供している比較的新しいバイナリーオプション業者なのですが、正直なところ、Zentraderでは出金拒否の報告がとても目立ちます。
Zentraderについて調べていても「出金拒否」のキーワードがかなり頻繁に出てくるので、不安を感じている方もいるかもしれません。
ただ、注意しておきたいのが「出金拒否の報告がZentraderのすべてではない」という部分です。
Zentraderでまったく出金ができないわけではなく、実際にZentraderで何の問題もなく複数回の出金をおこなっている方もいるわけです。
基本的にバイナリーオプション業者での出金拒否というのはよくあることでもありますし、細かく見ていくとユーザーが知らず知らずのうちにルール違反を犯していてその結果としての出金拒否というケースが圧倒的に多いのです。
Zentraderでも基本ルールをしっかりと理解した上で出金申請をおこなえば、問題なく出金できるはずです。
Zentraderで出金拒否にならないために理解すべきルールとは?
すでに今の時点でZentraderでの出金拒否の報告が目立っているわけですから、何も考えずに出金申請をおこなうと出金拒否になる可能性は高いかと思います。
そうならないためには、やはり改めてZentraderの基本ルールをきちんと理解しておくことです。
Zentraderで出金拒否にならないために理解しておくべきルールについて詳しく見ていきましょう。
出金先は登録者本人名義の口座である必要がある
Zentraderで出金する際、その出金先は登録者本人名義の口座である必要があります。
登録者本人名義の口座ではない場合、例えば家族などの第三者名義の口座への出金はできません。
これはZentraderに限ったことではなく、基本的にすべてのバイナリーオプション業者で徹底されている基本ルールです。
これは不正な出金を防ぐためでもありますし、マネーロンダリング防止の観点からも絶対に必要となってくるルールなので絶対に守るようにしてください。
出金は最低出金額から最高出金額の範囲内である必要がある
Zentraderでは最低出金額と最高出金額を設けています。
具体的には以下の通りです。
最低出金額 | 5000円、50ドル・ユーロ・ポンド |
最高出金額 | 1000万円、100,000ドル・ユーロ・ポンド |
この範囲内でないと出金はできないので注意しておきましょう。
出金依頼のタイミングによって手数料が引かれる
基本的にZentraderでは海外送金や国際送金を除いて、出金手数料は無料となっています。
ただし、出金依頼のタイミングによっては手数料が引かれることもあります。
具体的には以下のタイミングでの出金になると、入金額の10%の手数料(最低10ドル/1500円)が引かれることになります。
- 一度も取引をおこなわない場合の出金依頼
- 取引額が入金額より少ない場合の出金依頼
ボーナスの出金には一定の取引が必要になる
Zentraderではボーナスの出金をする場合、まずは受け取ったボーナスの1倍の額の取引をおこなうことが条件になります。
つまり、ボーナスを受け取ってすぐにボーナスだけを出金することはできないということです。
不正行為をおこなわない
Zentraderでは、以下のような行為が不正行為と見なされます。
- 第三者に認可または権限が付与されているか否かにかかわらず、金融面でアドバイス、勧告、声明または解説を受け、それに基づいてポジションをオープンもしくはクローズすること
- インサイダー取引
- 原資産(FXもしくは資産)の市場操作
- アカウント乗っ取り
- ユーザー自身もしくは第三者の実際の所在地について隠蔽する、または疑いをもたせるようとすること
- ユーザー自身もしくは第三者のデバイスの位置について隠蔽する、または疑いをもたせようとすること
- ユーザーの税法上の居住性について隠蔽する、疑いをもたせる、または誤解させるような試み
- 仮想専用サーバー(VPS)またはバーチャルマシン(VM)からの取引
- 仮想プライベート・ネットワーク(VPN)を介した取引
- 法人か否かにかかわらず、アカウントの所有者以外の誰か、もしくは何かによって使用されたアカウントでの取引
- Torブラウザもしくは同様のサービスの使用
- ZentraderのITインフラを攻撃、もしくはZentraderのサーバー速度を落とすような試み
- アービトラージ(裁定取引)、価格レイテンシ(待ち時間)、もしくはシステムの過負荷を利用した取引
- 1つのIPアドレスで複数のアカウントからの取引
- 1つのデバイスで複数のアカウントからの取引
- Zentraderの規制義務の遵守やそのリスクを効果的に管理する能力に悪影響を及ぼす可能性のある手法、戦略、計画、デバイスの利用
- 取引量に急激な変化もしくは大きな変化が認められるスキャルピングもしくはトレーディングパターンなど、通常ではないと考えられる取引
不正行為が確認されたときはもちろん、実際に不正行為をおこなっていなくともその疑いがあるだけでも出金拒否となる場合があります。
ちなみに、これらの不正行為とは別にZentraderでは以下のような禁止行為も明記されていますので、あわせて注意しておきましょう。
- クレジット・デビットカード現金化目的で利用すること
- クレジット・デビットカードのポイント付与やインセンティブ獲得目的で利用すること
(例:航空会社のマイル) - Zentraderのシステムを支払いゲートウェイまたは資金交換手段として利用すること
(例:資金を交換するため、入金と別の方法で出金する)
Zentraderで出金拒否になってしまったときの対処法
Zentraderで出金拒否になってしまった場合、まず自分自身がZentraderのルールをきちんと守っていたのかを確認しましょう。
改善できる点があれば改善し、出金申請をやり直してください。
すぐにZentraderへ問い合わせをするのもひとつではあるのですが、具体的にどういうところでルール違反を犯しているのかをZentraderが教えてくれるかどうかはわかりません。
どれだけ見直しても明らかにおかしな出金拒否だという場合には、その根拠も合わせて問い合わせをして、Zentraderの対応を待ちましょう。