easy marketsとは、2001年に創業されて世界中から愛されている海外FX業者です。
近年、日本向けのサービスを開始したため、日本人で利用する方も増えています。
しかし、海外FX業者というと不安を感じてしまうという方もいるようです。
そこで今回は、easy marketsのデメリットについて見ていきましょう。
easy marketsを利用する前にデメリットになる点を知っておけば事前に対策することができるので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
目次
easy marketsのデメリット
ではここからは、easy marketsのデメリットについて見ていきましょう。
レバレッジが400倍と低め
海外FX業者を利用する方の中には、国内では使うことができない高いレバレッジを期待している方も多いでしょう。
easy marketsももちろん国内FX業者にしては高い数値となっていますが、最大400倍なので海外FX業者の中では低い値となっています。
現在は1000~3000倍といった高いレバレッジを設定しているFX業者もあるため、そこと比較すると物足りなさを感じる方もいるようです。
400倍でも十分な取引が可能
FXのメリットは、レバレッジを使った取引ができる点だと考えている方は多いです。
レバレッジを使うことによって、自分が用意できた金額以上の資金を使って取引をすることができるので、より大きな利益を狙いやすい環境になっているといえます。
国内FX業者は最大25倍となっていますが、海外FX業者の場合は数千倍というレバレッジを使うことができるため、より効率よく利益が出すことが可能です。
しかし、レバレッジは大きな損失を出してしまうリスクもあります。
そのため、最大レバレッジ数がかなり高い業者を使っていたとしても、毎回その最大レバレッジを使って取引しているという方はほとんどいません。
特にFX初心者の場合、大きなレバレッジをかけて取引をすることは高いリスクになると言えるでしょう。
このことから、400倍というレバレッジでも十分効率のよい取引ができると考えられます。
独自ツールを使うなら200倍に制限される
easy marketsの取引の際には、MT4と独自ツールの2つから選択することができます。
海外FX業者の場合、MT4やMT5のような共通プラットフォームを使うことが多いですが、easy marketsの場合は独自の機能を搭載した取引ツールを使うことができる点が特徴と言われています。
easy marketsの独自ツールは、他のFX業者では使うことのできない機能があり、それを使うことによって効率よく取引をすることができる点が魅力です。
しかし、easy marketsの独自ツールを利用する場合、最大200倍のレバレッジしか使うことができません。
MT4を使う場合よりも制限されるので、独自ツールを使いたい方は注意しておいた方がよいでしょう。
MT4の利用の方が条件がよい
easy marketsの独自ツールは、他社にはない魅力がたくさんつまっているので、easy marketsの独自ツールを使って取引をしたいと考えている方もいるでしょう。
しかし、easy marketsの独自ツールとMT4の取引環境を比べてみると、全体的にMT4の方が条件がよくなっています。
より整った環境で取引をしたいと考えている方は、MT4を選んだ方がよいでしょう。
MT5を利用することができない
すでに海外FX業者を利用している方の中には、MT5を愛用しているという方もいるようです。
MT5は近年登場した共通プラットフォームで、MT4よりも機能性が高くなっているので、人気があります。
しかし、easy marketsではMT5を使うことができません。
MT5の利用に慣れている方の場合、不便に感じることもあるでしょう。
独自の取引ツールが便利
easy marketsでは、独自の取引ツールが用意されています。
その取引ツールでは、MT4やMT5では使うことができない便利な機能がたくさんあります。
・dealCancellation:保有していたポジションが自分の予想と逆に動いた場合にに、決められた一定の手数料を払ってポジションをキャンセルすることができるという機能。
・フリーズレート:約3秒間、表示レートを固定することができる機能。短時間の取引を行う際に使いやすい。
このような便利な機能は、MT5でも利用することができません。
そのため、MT5よりも便利だと感じる人もいるようです。
このような機能を使いたい方には最適でしょう。
スプレッドが広い
easy marketsのスプレッドを他社と比較すると広くなっているため、利益が出しづらいと感じる人もいるようです。
スプレッドが広いと、取引を行う上で不利になるので、デメリットに感じる部分にもなるでしょう。
通貨ペア | 独自ツール | MT4 |
USD/JPY | 2.4pips | 2.0pips |
EUD/USD | 2.0pips | 1.9pips |
GBP/USD | 2.4pips | 2.3pips |
GBP/JPY | 5pips | 4pips |
NKI/USD | 22pips | 20pips |
特に独自ツールを使う場合には、かなりスプレッド幅が広くなっているので、注意しておきましょう。
口座タイプによってはスプレッドが狭くなる
easy marketsのスプレッド幅は、口座タイプによって異なります。
口座タイプは「スタンダード口座」「プレミアム口座」「VIP口座」の3つがあり、スタンダード口座が最もスプレッド幅が広くて、VIP口座が最も狭くなっています。
スプレッド幅が気になるという方の場合は、VIP口座を利用するといいでしょう。
口座タイプ | スタンダード口座 | プレミアム口座 | VIP口座 | |||
ツール | MT4 | 独自ツール | MT4 | 独自ツール | MT4 | 独自ツール |
USD/JPY | 2.0pips | 2.4pips | 1.8pips | 2.2pips | 1.0pips | 1.5pips |
EUR/USD | 1.9pips | 2.0pips | 1.4pips | 1.5pips | 0.9pips | 1.2pips |
GBP/USD | 2.3pips | 2.4pips | 1.8pips | 1.9pips | 1.3pips | 1.7pips |
GBP/JPY | 4pips | 5pips | 3.5pips | 4.5pips | 2.5pips | 4pips |
固定スプレッドになっている
easy marketsは、どの口座タイプでもスプレッドは固定で、取引手数料は無料となっています。
そのため、時間帯によってスプレッドが広くなってしまうことはありません。
いつでも同じ手数料しかかからないので、取引をする際に計算しやすくなっていると言えるでしょう。
口座タイプのアップグレード条件が厳しい
easy marketsでは、「スタンダード口座」「プレミアム口座」「VIP口座」の3種類が用意されています。
通常の海外FX業者の場合、口座開設をする時に自分で自由に選択をすることができます。
しかし、easy marketsの場合は最初口座開設する時には、全員スタンダード口座となっています。
その後、一定の条件をクリアすることによって、アップグレードすることができるようになっています。
ただ、この条件が厳しく、なかなかクリアできないと感じる人もいるようです。
入金金額のみでアップグレード可能
スタンダード口座からプレミアム口座にアップグレードする時には、初回入金金額が2000ドル(約20万円)必要となります。
また、VIP口座にするためには、10000ドル(約100万円)の入金となっています。
初回入金の金額が大きいので、なかなかアップグレードできないと感じる人もいるでしょう。
しかし、条件は入金金額だけとなっています。
取引量等は何も定められていないので、資本があればすぐにアップグレードすることができる点は魅力と言えるでしょう。
アップグレードすると取引環境が向上する
easy marketsで口座開設をした場合、まずは全員がスタンダード口座からスタートすることになっています。
しかし、自分で指定された金額を入金することによって、より取引環境を向上することが可能となります。
例えば、スタンダード口座からプレミアム口座・VIP口座にすることによって、スプレッド幅も狭くなりますし、スタッフからのサポートも充実します。
そのため、より使いやすい環境で取引をしたいと思っている方の場合、早めにアップグレードしておいた方がよいでしょう。
信託保全が行われていない
FX業者は、「信託保全」「分別管理」という2つの資金管理方法があります。
・分別管理…顧客から預かった資産と企業の運営資金を別で管理すること。顧客からの資産が会社運営に使われることはないが、会社が倒産してしまった時に返金される保証はない。
easy marketsの場合、このうちの分別管理のみが行われています。
分別管理のみだと、万が一easy marketsが倒産してしまった際に自分が預けた資産が返金される保証はないので、不安に感じる人もいるようです。
分別管理のみの企業は多い
easy marketsで行われている管理方法が、分別管理のみだからといって不用意に心配する必要はありません。
海外FX業者の中には、分別管理のみの企業も多くあります。
日本で有名なXMTradingも分別管理のみとなっています。
その上、easy marketsは2001年から運営を行っており、すでに長い期間多くの投資家に愛用されていることから、倒産の心配はないと考えられるでしょう。
サポートスタッフの返信が遅い
easy marketsでは、日本語でのカスタマーサポートが用意されています。
しかし、その返信の速度はそこまで早くなく、時間がかかってしまうケースもあるようです。
easy marketsのサポートに問い合わせる時には、取引を行う上で何かしらトラブルが発生したり、分からない点が出てきてしまった時でしょう。
そのような時になかなか返信が返ってこないと、不安に感じる人もいるようです。
日本人スタッフが対応してくれる
easy marketsのカスタマーサポートの速度は、そこまで早くありません。
しかし、在籍している日本人スタッフが丁寧に回答してくれます。
海外FX業者の中には、日本人のスタッフがおらず、翻訳サイトで変換したような日本語が送られてくることもあります。
より早く回答がきたとしても、そのような内容であれば起きた問題をスムーズに解決することができず、ストレスを感じることもあるでしょう。
また、海外と日本では文化が違うので、海外スタッフが対応した場合には日本人が望むサービスが受けられないということも多くあります。
その点を考えると、時間がかかってもより丁寧で正確なサービスが受けられる方が魅力的だと言えるでしょう。
日本人利用者がまだ少ない
easy marketsが日本でのサービスを開始したのは、2019年のことです。
そのため、まだまだ日本での知名度は低く、利用している人も他社と比べて多くありません。
あまり知名度がないと、本当に安心して利用することができる業者なのか不安に感じる方もいるでしょう。
海外からの信頼度は高い
easy marketsは、グループ全体で4つもの金融ライセンスを取得しています。
金融ライセンスはFX業者の信頼をはかる上で重要な要素となるので、安心して利用できると考えることができるでしょう。
その上、easy marketsは2001年からサービスを開始しており、その間に大きなトラブルを起こしていません。
そのため、海外の投資家からの信頼度は高い業者です。
このことから考えると、信頼して利用することができる業者だと言えます。
まとめ
いかがでしたか?easy marketsは他の海外FX業者と比べて異なる点が多いので、慣れるまでは不便に感じるところもあるかもしれません。
しかし、それ以上に他社と比較すると便利な機能も多数あります。
easy marketsのサービス内容をしっかりと理解して、その特徴を活かした取引を行うようにしましょう。