Exnessとは、2008年に設立された海外FX業者です。
過去には一時的に日本でのサービス提供を控えていましたが、2020年から再度再開しており、人気が高まってきています。
Exnessが最も高く評価されている点は無制限のレバレッジです。
しかし、レバレッジ以外の取引環境が気になるという方も多くいるのではないでしょうか?
そこで今回は、取引を行う上で重要となるExnessのスプレッドについて詳しく見ていきます。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
目次
Exnessのスプレッド比較|口座タイプ別
ではここからは、Exnessの口座タイプ別にスプレッドを比較してみましょう。
Exnessには「スタンダード口座(スタンダード口座/スタンダードセント口座)」「プロ口座」「ロースプレッド口座」「ゼロ口座」が用意されています。
これらのスプレッドを比較して、どの口座が最もお得か考えてみましょう。
メジャー通貨ペア
まずはメジャー通貨ペアのスプレッドについて比較していきます。
「ロースプレッド口座」と「ゼロ口座」の2つは、スプレッドと別に手数料がかかります。
ロースプレッド口座の場合は7ドル、ゼロ口座の手数料は銘柄によって異なるという形になっています。
そのため、ここからはスプレッド+手数料の数値を比較していきましょう。
通貨ペア | スタンダード | プロ | ロースプレッド | ゼロ |
USD/JPY | 1.1 | 0.7 | 0.8 | 0.8 |
EUR/USD | 1.0 | 0.6 | 0.7 | 0.7 |
EUR/JPY | 1.9 | 1.2 | 1.2 | 1.3 |
GBP/USD | 1.2 | 0.7 | 0.8 | 0.9 |
USD/CAD | 2.2 | 1.3 | 1.3 | 1.4 |
AUD/USD | 1.5 | 0.9 | 0.9 | 1.0 |
USD/CHF | 1.5 | 0.9 | 0.9 | 0.9 |
この数値を見てみると、スプレッドは最もプロ口座が狭くなっていることが分かります。
ロースプレッド口座やゼロ口座はスプレッドが限りなく0に近い数値になっていますが、手数料がかかる分プロ口座とあまり変わりない数値になっているようです。
ただ、スタンダード口座と比べると、ロースプレッド口座やゼロ口座もスプレッドの幅が狭くなっていることが分かります。
スプレッドの狭さを重視するのであれば、メジャー通貨を使った取引を行う場合、プロ口座を選択するといいでしょう。
マイナー通貨ペア
ではここからは、マイナー通貨ペアについて見ていきましょう。
ここでも先ほどと同じように、「ロースプレッド口座」と「ゼロ口座」は手数料込みの数値で比較していきます。
通貨ペア | スタンダード | プロ | ロースプレッド | ゼロ |
GBP/JPY | 2.0 | 1.3 | 1.2 | 1.7 |
AUD/JPY | 2.1 | 1.3 | 1.3 | 1.3 |
CHF/JPY | 1.7 | 1.1 | 1.1 | 1.2 |
AUD/GBP | 2.3 | 1.4 | 1.3 | 1.7 |
CAD/CHF | 1.2 | 0.7 | 0.7 | 0.8 |
NZD/CAD | 2.1 | 1.3 | 1.3 | 1.3 |
AUD/CHF | 1.5 | 0.9 | 0.6 | 0.8 |
マイナー通貨ペアの場合、ロースプレッド口座が最もスプレッド幅が狭くなっているものが多いです。
ただ、プロ口座やゼロ口座もあまり変わらない数値となっている取引銘柄が多数あるため、その他の口座でも大差ない取引を行うことができるでしょう。
マイナー通貨ペアの取引を行う場合は、自分が取り扱いたい銘柄によって口座タイプを選択することをおすすめします。
Exnessのスプレッド比較|業者別
ではここからは、スプレッドをExnessと他社業者で比較していきましょう。
今回は、XMTradingとGemforexと比較していきます。
スタンダード口座
ではここからは、Exnessのスタンダード口座を見ていきましょう。
XMTradingは「スタンダード口座」、Gemforexは「オールインワン口座」と比較していきます。
Exness | XMTrading | Gemforex | |
USD/JPY | 1.1 | 1.6 | 1.6 |
EUR/USD | 1.0 | 2.3 | 1.7 |
EUR/JPY | 1.9 | 2.1 | 2.3 |
GBP/USD | 1.2 | 1.9 | 2.2 |
USD/CAD | 2.2 | 2.2 | 2.2 |
AUD/USD | 1.5 | 1.6 | 1.8 |
USD/CHF | 1.5 | 1.9 | 3.3 |
このように並べてみてみると、スタンダード口座は他社よりもExnessの方が圧倒的にスプレッド幅が狭いことが分かります。
そのため、オールマイティな口座を使いたいと思っている方は、Exnessを使うことをおすすめします。
ゼロ口座
ではここからは、Exnessのゼロ口座について比較していきます。
Exnessには「ゼロ口座」以外にも「ロースプレッド口座」や「プロ口座」が用意されていますが、今回はスプレッドがほぼ0となっているゼロ口座を例に見てみます。
XMTradingは「Zero口座」、Gemforexは「ノースプレッド口座」を比較してみましょう。
Exness | XMTrading | Gemforex | |
USD/JPY | 0.0 | 0.1 | 0.3 |
EUR/USD | 0.0 | 0.1 | 0.3 |
EUR/JPY | 0.1 | 0.1 | 0.5 |
GBP/USD | 0.0 | 0.1 | 1.3 |
USD/CAD | 0.1 | 0.1 | 0.8 |
AUD/USD | 0.0 | 0.1 | 0.3 |
USD/CHF | 0.1 | 0.1 | 0.3 |
このように比較してみると、ゼロ口座においてもExnessが圧倒的にスプレッド幅が狭くなっていることが分かります。
そのため、よりスプレッド幅の狭い口座を使いたいという場合でも、スプレッド幅という視点から見るとExnessが最も有利であると言えるでしょう。
Exnessのスプレッドに関する評判
ではここからは、Exnessのスプレッドに関する実際の評判を見ていきましょう。
ぜひ参考にして、Exnessのスプレッド幅について考えてみてくださいね。
スタンダード口座もスプレッドが狭いことが好評
海外FX業者の場合、オールマイティな環境となっているスタンダード口座はそこまでスプレッドが狭くない場合が多いです。
しかし、Exnessはスタンダード口座もかなりスプレッド幅が狭くなっているので、評判が高いようです。
スタンダード口座はバランスのよい環境になっているため、どんな取引を行うこともできますし、スプレッドが狭い分利益が出しやすいという意見が多くみられます。
通貨ペア以外のスプレッドも評判がよい
FXの取引をする際には、通貨ペアの取引以外を考えている方も多いでしょう。
Exnessでもゴールドや仮想通貨などの取引を行うことができるようになっています。
そのような銘柄においても、スプレッド幅が狭くて使いやすいという声が多数ありました。
どの銘柄を考えている方でも、Exnessは魅力があると言えるでしょう。
プロ口座の人気が高い
Exnessのプロ口座とは、約定力が高いことで人気のある口座です。
ただ、約定力だけではなく、スタンダード口座に比べてスプレッド幅が狭くなっていることでも知られています。
・約定力が高く、スリッページが起こらない
・各銘柄のスプレッドがスタンダード口座よりも狭い
・手数料も無料となっているので、取引コストが安い
スプレッドの開きが気になるという声も
Exnessのスプレッドは変動制となっています。
そのため、取引をするタイミングによってはスプレッドが変動してしまいます。
実際にExnessで取引をしている方の中には、思っていた以上にスプレッドが開くことを気にしている方もいるようです。
Exnessを使う際には、スプレッドの開きがあることに注意して取引を行った方がよいでしょう。
スプレッド以外のExnessの魅力
スプレッドの面から見ると、他社と比べても圧倒的にExnessが有利であることが分かります。
では、その他にExnessの魅力となる部分はどうなのでしょうか?
具体的に見ていきましょう。
レバレッジが無制限(実際は21億倍)になっている
Exnessの最大の魅力と言われているのが、レバレッジの高さです。
海外FX業者は国内FX業者に比べてレバレッジが高いことで知られていますが、他社と比較しても圧倒的に高い無制限(実質21億倍)というレバレッジ設定となっています。
そのため、このレバレッジを使って取引をしたいと考える方も多くいるようです。
レバレッジ無制限を利用するためには、一定の条件を満たすことが必要となりますが、難しい条件ではないので、誰でも利用することができるでしょう。
その上、スプレッド幅もかなり狭くなっているため、高いレバレッジを使って取引をすれば大きな金額を利益として出すことも可能となっています。
より効率的な取引をしたいと考えている方には、Exnessがおすすめでしょう。
ロスカットレベルが0になっている
Exnessでは、ロスカットレベルが脅威の0%となっています。
国内FX業者は50%、海外FX業者の大半が平均20%となっているので、比較してみてもかなり低いことが分かります。
ロスカットレベルが0になっていることによって、ロスカットぎりぎりまで粘って取引をすることができるので、利益を大きく出すことができる可能性も高まります。
その上、Exnessはレバレッジが高い分、ロスカットレベルが低いことは大きなメリットと言えるでしょう。
また、Exnessはスプレッドが狭いため、ギリギリまで粘れば手元に残る利益も大きくなるので、魅力が高いと感じるユーザーも多くいるようです。
通貨ペアが豊富
Exnessは取り扱っている通貨ペアが豊富なことでも知られています。
他の海外FX業者を見てみると、50種類~80種類が平均となっていますが、Exnessでは112種類が用意されています。
メジャーな通貨はもちろん、マイナーな通貨も多く扱っているため、より自由に選択して取引を行うことができる点がメリットだと言われています。
その上、Exnessはどの銘柄を比較しても他社よりもスプレッドが狭い傾向があるため、より有利な環境で取引をすることができることも魅力の1つだと言えるでしょう。
まとめ
いかがでしたか?
Exnessは他社と比較しても圧倒的にスプレッドが狭くなっています。
そのため、より有利な取引環境で取引をすることができるFX業者だと言えるでしょう。
また、スプレッド以外にもレバレッジの高さや通貨ペアの豊富さも魅力の1つです。
Exnessを使うのであれば、ゼロ口座が最もスプレッドが狭くて人気となっているので、ぜひ参考にして口座開設をしてみることをおすすめします。