FBSとは、2016年から日本でのサービスを開始した海外FX業者です。
豪華なボーナスや3000倍という高いレバレッジも魅力の1つと言われていますが、自分の取引スタイルに合わせて豊富な口座タイプから選択できるという点も人気の理由となっています。
FBSは口座タイプが6つもあるため、どの口座タイプが自分に合っているのか迷ってしまうという方もいるでしょう。
そこで今回は、FBSの口座タイプの特徴について詳しく見ていきます。
この中から、自分のやりたい取引ができる口座を探してみてくださいね。
目次
FBSの口座タイプまとめ
ではまずは、FBSの5つの口座タイプについて項目ごとに比較してみてみましょう。
セント口座 | マイクロ口座 | スタンダード口座 | ゼロスプレッド口座 | ECN口座 | 仮想通貨口座 | |
レバレッジ | 1000倍 | 3000倍 | 3000倍 | 3000倍 | 500倍 | 5倍 |
手数料 | 無料 | 無料 | 無料 | 20ドル~ (約2000円~) | 6ドル (約600円) | 始値0.05% 終値0.05% |
最小スプレッド | 1pips~ | 3pips~ | 0.5pips~ | 0pips~ | ‐1pips~ | 1pips~ |
スプレッド | 変動 | 固定 | 変動 | 固定 | 変動 | 変動 |
最低入金額 | 1ドル~ (約100円~) | 5ドル~ (約500円~) | 100ドル~ (約1万円~) | 500ドル~ (約5万円~) | 1000ドル~ (約10万円~) | 1ドル~ (約100円~) |
最大ポジション | 200 | 200 | 200 | 200 | 無制限 | 200 |
最小ロット数 | 0.01Lot | 0.01Lot | 0.01Lot | 0.01Lot | 0.1Lot | 0.01Lot |
最大ロット数 | 1000セントロット | 500Lot | 500Lot | 500Lot | 500Lot | 500Lot |
取引形式 | STP | STP | STP | STP | ECN | STP |
ではここからは、FBSのそれぞれの口座タイプの特徴について、詳しく見ていきましょう。
FBSの口座タイプ1:スタンダード口座
スタンダード口座とは、FBSの口座タイプの中で最もオーソドックスなものとなっています。
FBSの高いレバレッジや豊富な取引銘柄をすべて扱うことができるので、自由に取引を行うことができる口座だと言えるでしょう。
スタンダード口座 | |
レバレッジ | 3000倍 |
手数料 | 無料 |
最小スプレッド | 0.5pips~ |
スプレッド | 変動 |
最低入金額 | 100ドル~ (約1万円~) |
最大ポジション | 200 |
最小ロット数 | 0.01Lot |
最大ロット数 | 500Lot |
取引形式 | STP |
・バランスのよい口座を求めている方
3000倍のレバレッジをかけることができる
スタンダード口座の1番の魅力は、最大3000倍という圧倒的なレバレッジをかけることができる点です。
FBSの口座タイプの中では、「マイクロ口座」「ゼロスプレッド口座」も3000倍のレバレッジをかけることができますが、この2つの口座とは圧倒的な違いがあります。
マイクロ口座の場合はスプレッドが3pipsからと全口座タイプの中で最も広い値になっているので、なかなか利益を出しづらい環境となっています。
また、ゼロスプレッド口座は取引の際に20ドルの手数料がかかります。
しかし、スタンダード口座はスプレッドが0.5pipsからとなっており、取引手数料も無料なので、2つの口座と比べてもバランスのよい環境になっていることが分かります。
ただ、レバレッジは自分の証拠金の金額や取引銘柄によって制限がかかるので、その点には注意しておきましょう。
スプレッドが他社よりも広い
FBSのスタンダード口座のスプレッドを見てみると、0.5pipsからとなっています。
この数値は他の海外FX業者のオーソドックスな口座と比較すると、広い設定になっていると言えます。
このことを考慮すると、短時間での取引やスキャルピングには向いていないと言えるでしょう。
FBSにはさまざまな口座タイプがあるので、短期的な取引を行いたい方は、他の口座を使用することをおすすめします。
FBSの口座タイプ2:セント口座
セント口座とは、最低入金額が最も低いため、より低い金額で取引を始めることができる点が特徴となっています。
その上、取引できる最小取引単位も0.01セントロットと、他の口座よりも小さな値になっています。
そのため、少額でコツコツ利益を積み重ねていくといった取引を行う方に向いている口座だと言えます。
セント口座 | |
レバレッジ | 1000倍 |
手数料 | 無料 |
最小スプレッド | 1pips~ |
スプレッド | 変動 |
最低入金額 | 1ドル~ (約100円~) |
最大ポジション | 200 |
最小ロット数 | 0.01Lot |
最大ロット数 | 1000セントロット |
取引形式 | STP |
・長期的にコツコツと利益を出したいと思っている方
1ドルから取引が可能
セント口座の1番の特徴は、1ドルから入金することができるため、少額での取引が可能となっている点です。
FBSのスタンダード口座は最低入金額が100ドルとなっているため、少額から始めたいという方はハードルが高いと感じることもあるようです。
しかし、セント口座は少額から取引が可能なので、気軽に取引を行うことができるという点がメリットだと言えるでしょう。
コツコツと取引を行うことができる
最小取引単位も0.01セントロットとなっています。
そのため、より小さな単位でコツコツと取引を行うことができます。
また、1000倍という高いレバレッジを使えるので、少額でも一定の収入を得ることが可能だと言えるでしょう。
少額でも安定した利益を出していきたいと考えている方におすすめの口座となっています。
スプレッドは広めの設定
セント口座の最小スプレッドは1pipsからとなっています。
他の口座と比べると広めの設定になっているので、1回の取引で大きく利益を出すといった取引は難しいでしょう。
そのため、年単位で見て少しずつ積み上げていくという考え方で取引をすることが重要です。
FBSの口座タイプ3:マイクロ口座
マイクロ口座とは、セント口座ほどではありませんが、少額からの取引が可能となっている口座のことです。
使える用途は限定されていますが、3000倍のレバレッジを体験するために使用することが多いようです。
マイクロ口座 | |
レバレッジ | 3000倍 |
手数料 | 無料 |
最小スプレッド | 3pips~ |
スプレッド | 固定 |
最低入金額 | 5ドル~ (約500円~) |
最大ポジション | 200 |
最小ロット数 | 0.01Lot |
最大ロット数 | 500Lot |
取引形式 | STP |
・3000倍という高いレバレッジを気軽に試してみたい方
3000倍のレバレッジを少額から試せる
FBSの魅力は、やはり最大3000倍というレバレッジの高さです。
しかし、これほど高いレバレッジがあるとなると、事前に少額で試してみたいと考える方もいるでしょう。
ただ、スタンダード口座の場合は100ドルからしか入金することができないので、普段に感じる人もいるようです。
その点、マイクロ口座であれば最低入金額が5ドルとなっているので、少額から簡単に3000倍というレバレッジトレードを試すことができるのです。
このことから、まずはマイクロ口座でFBSの取引環境を試してみて、本格的に使う際にスタンダード口座に切り替えるという方も多くいるようです。
全口座タイプの中で最もスプレッドが広い
マイクロ口座のデメリットと言われている点は、全口座タイプの中で最もスプレッドが広いことです。
そのため、なかなか思うように利益を出すことができないというケースもあるようです。
まずは試してみるという点ではマイクロ口座は最適ですが、本格的な運用を行う際にはスタンダード口座に切り替えた方がよいでしょう。
FBSの口座タイプ4:ゼロスプレッド口座
ゼロスプレッド口座とは、最小スプレッドが原則0pipsの固定スプレッドとなっている点が特徴となっています。
そのため、できるだけスプレッドが狭い口座を求めている方におすすめの口座です。
レバレッジ | 3000倍 |
手数料 | 20ドル~ (約2000円~) |
最小スプレッド | 0pips~ |
スプレッド | 固定 |
最低入金額 | 500ドル~ (約5万円~) |
最大ポジション | 200 |
最小ロット数 | 0.01Lot |
最大ロット数 | 500Lot |
取引形式 | STP |
・スプレッドが広がりやすい銘柄を扱いたいと考えている方
スプレッドが0pipsとなっている
FBSのスプレッドは原則0pipsとなっている点がメリットとなっています。
その上、3000倍のレバレッジを使うことができるので、より大きな利益を狙うことが可能です。
新興国の通貨ぺアの場合はボラティリティが高くてスプレッドが広がりやすい傾向にあるので、このような銘柄の取引を行いたいと思っている方にはおすすめの口座と言えるでしょう。
取引手数料が比較的高い
FBSのゼロスプレッド口座は、スプレッド口座は0pipsとなっていますが、取引手数料が片道10ドルからかかってきます。
この数値は他のFX業者と比べると、かなり高い設定だと言えるでしょう。
取引銘柄によっては1ロットあたり片道80ドルがかかるケースもあるため、スプレッドが0であるゼロスプレッド口座よりもスタンダード口座の方が利益を出しやすい銘柄も存在します。
そのため、取引をしたい銘柄によってどちらの方がよいのか判断する必要があるでしょう。
FBSの口座タイプ5:ECN口座
ECN口座とは、約定力が高くてスプレッドが狭い点が特徴の口座です。
その上、FBSの中ではECN口座だけが最大ポジション数に縛りがないので、より多くのポジションを持って取引をしたい方や自動売買ツールを使いたいと考えている方にも選ばれることが多いようです。
レバレッジ | 500倍 |
手数料 | 6ドル (約600円) |
最小スプレッド | ‐1pips~ |
スプレッド | 変動 |
最低入金額 | 1000ドル~ (約10万円~) |
最大ポジション | 無制限 |
最小ロット数 | 0.1Lot |
最大ロット数 | 500Lot |
取引形式 | ECN |
・自動売買での取引を行いたい方
・50万円以上の資金を使って取引を行う方
スプレッドが狭くて約定力が高い
ECN口座の1番の魅力は、そのスプレッドの狭さです。
FBSの口座の中では最もスプレッドが狭い設定となっており、手数料も片道3ドルとなっているため、使いやすいと感じる方が多いようです。
その上、ECN口座は約定力が高いので、自分が取引したいタイミングで約定されるという点が魅力だと言えるでしょう。
また、FBSで用意されているロイヤリティプログラムで一定の条件を満たせば、無料でVPSを使うことができます。
そのため、この環境でよりお得に自動売買を使った取引をしたいと考える方も多くいるようです。
レバレッジが低い
FBSは最大3000倍という高いレバレッジが特徴のFX業者ですが、ECN口座は500倍とすべての口座タイプの中で最も低くなっています。
そのため、少額で大きな利益を狙った取引を行うことはできません。
ただ、FBSでは証拠金が5000ドル(約50万円)以上になってしまうと、どの口座タイプを使っていてもレバレッジが500倍まで制限されてしまうため、より多くの資金を使って取引をしたいと考えている方の場合はECN口座でも問題なく取引を行うことができると言えます。
FBSの口座タイプ6:仮想通貨口座
仮想通貨口座とは、豊富な仮想通貨取引を行うことができる口座となっています。
仮想通貨の取引を低コストで行うことができるため、近年人気が高まってきています。
レバレッジ | 5倍 |
手数料 | 始値0.05% 終値0.05% |
最小スプレッド | 1pips~ |
スプレッド | 変動 |
最低入金額 | 1ドル~ (約100円~) |
最大ポジション | 200 |
最小ロット数 | 0.01Lot |
最大ロット数 | 500Lot |
取引形式 | STP |
・より多くの銘柄から自由に選んで取引を行いたい方
取り扱っている仮想通貨ペアが豊富
仮想通貨の取引を行うことができる口座があるFX業者は多数あります。
しかし、その中でもFBSの取引銘柄数は圧倒的に多く、118種類となっています。
知名度の高い仮想通貨はもちろんですが、仮想通貨と法定通貨の組み合わせなど、さまざまな銘柄が用意されているため、自由に取引を行うことができるでしょう。充実したラインナップのおかげで、他のFX業者では体験することができない取引を行うことができる点が魅力です。
レバレッジが5倍と低い
FBSはレバレッジの高さに定評がありますが、仮想通貨銘柄に関しては固定で5倍となっています。
近年、FX業者はレバレッジを高く設定しており、200倍まで引き上げているところもあるので、FBSの5倍は低いと考える方もいるようです。
しかし、国内での仮想通貨取引は最大2倍となっているため、その数値と比較すると高い設定ということができます。
また、仮想通貨はもともとボラティリティが高いので、5倍でも十分に利益を上げることは可能だと言えます。
まとめ
いかがでしたか?FBSには6つのさまざまな口座タイプが用意されています。
それぞれの口座に異なる特徴があり、自分の取引スタイルに合わせて選ぶことによって、より利益を出しやすい環境になっていると言えるでしょう。
その上、仮想通貨の取引を行うことができる口座も用意されているため、法定通貨以外の取引を行いたい方にもおすすめのFX業者だと考えられます。
今後FBSを使おうと思っている方は、ぜひチェックしておいてください。