STARTRADERの名前について、存在すら知らないという人も多いかもしれませんが、このSTARTRADERは2024年7月にIV Marketsがリニューアルして誕生した海外FX業者です。IV Markets自体もあまり日本人トレーダーには知られてない海外FX業者でしたが、そのような背景から、STARTRADERはこれからの海外FX業者であることは間違いありません。


2024年10月現在出回っている情報も少ないですが、「新しい海外FX業者に興味がある」「今の業者でのトレードに不満がある」といった方はSTARTRADERを候補として検討してみるのはいかがでしょうか。
そんなSTARTRADER、実際の評判や口コミはどんなものなのでしょうか?
本記事ではSTARTRADERの利用者の評判・口コミ、STARTRADERの特徴、メリット・デメリットなどを網羅的に解説していきます。

STARTRADERの良い評判・口コミ

STARTRADERについての良い評判や口コミをまとめると、次のようなものが特徴として挙げられます。

STARTRADERの特徴
  • 入出金スピードが早い
  • スプレッドが狭い

良い評判1:入出金スピードが早い

STARTRADERは入出金スピードが早いという評判があります。

入出金の早さは国内銀行送金のような送金手段以外は1日以内、クレジットカードやオンラインウォレット、仮想通貨などはさらに早く即日のものもあります。入出金スピードの早さはトレーダーの資金管理や心理的な安心感に直結する重要な要素となります。
入出金スピードが早いことのメリットとしては次のようなことが挙げられます。

資金管理が容易となる

素早く資金を入金できれば、トレードチャンスが訪れた際にすぐにポジションを取ることができます。たとえば、市場の急変動時や重要な経済指標の発表時など、素早く入金してトレードに参加できるため、チャンスを逃しにくくなります。
一方で、為替市場が急落した場合、迅速に資金を引き出せることで損失を最小限に抑えることができ、リスク回避のための素早い撤退を可能にします。
また、お金が必要な時に即座に資金を引き出せるため、リスク管理も柔軟に行えます。

安心感が得られる

入出金スピードが早いと、必要なときにいつでも資金を確保できるという安心感が生まれ、トレードに集中しやすくなります。出金が遅いとFX業者に対し「資金繰りに問題があるのではないか?」「倒産しないだろうか?」という不安が付きまとうため、入出金スピードの早さはトレード環境としても非常に重要です。

良い評判2:スプレッドが狭い

STARTRADERは狭スプレッドの海外FX業者です。STARTRADERはスタンダード口座とECN口座の2つの口座が用意されていますが、ECN口座に関しては手数料が発生するものの、スプレッドは狭く設定されています。特にUSD/JPY、GBP/JPY、EUR/USDの通貨ペアに関してはスプレッドが狭いという評判もあるようです。

STARTRADERの悪い評判・口コミ

STARTRADERはもともと口コミ等の情報が多く出回っているわけではありませんが、中には悪いクチコミもあります。それらの情報を知っておくとトレードの不安がなくなります。
STARTRADERにおけるネガティブな評判・クチコミには次のようなものがあります。

悪い評判1:レバレッジが低い

STARTRADERは最大レバレッジが低く500倍に設定されています。

海外FXの最大レバレッジにおいて1,000倍以上が主流となっている現在、500倍の最大レバレッジは少々物足りなく見えるかもしれませんが、高いレバレッジをかけたトレードは以下のようなリスクもあるため、必ずしも良いとは限りません。

損失が拡大しやすい

ハイレバレッジをかけることで、少ない元手で大きな取引ができる反面、損失も同じ倍率で拡大してしまいます。価格が少しでも予測と逆に動いた場合、元手以上の損失を被る可能性がある点は把握しておきましょう。

強制ロスカットのリスク

FXトレードにおいて一定の損失が発生した際に証拠金維持率が一定水準を下回ると、自動的にポジションが強制的に決済されるロスカットが行われます。これによって予期せぬ損失が確定されることがあり、思うようにトレードを継続できないリスクがあります。
心理的なプレッシャー
レバレッジを使っていると、大きな利益の期待と同時に大きな損失の可能性もあるため、トレーダーに大きな心理的負担をかけることがあります。特に市場が不安定な時期には、冷静な判断が難しくなることがあります。

資金管理が難しくなる

レバレッジを高く設定することで、少額の証拠金でも大きな額での取引が可能になりますが、資金管理が適切に行われないと、取引の度に資金が急速に減少し、資金が枯渇する可能性があります。

スプレッドや手数料の影響が大きくなる

ハイレバレッジをかけた取引では、スプレッドや取引手数料も取引量に応じて増加してしまいます。レバレッジが高ければ高いほど、スプレッドや手数料による影響が取引結果に大きく影響しますので、思ったほど利益が出ていないと感じることもあるかもしれません。
以上から見て取れるように、STARTRADER の500倍のレバレッジでも十分トレードで利益を出すことは可能ですので、ハイレバレッジのトレードに目を奪われすぎないようにしましょう。

悪い評判2:ボーナスが少ない

STARTRADERはボーナスが少ない海外FX業者です。口座開設ボーナスは行われておらず、入金ボーナスは不定期で開催、その他ロイヤリティプログラムなどもありません。一部のキャンペーンサイトでは入金ボーナスを行っているところもありますが、公式ホームページにおいては、2024年現在で大きなボーナスキャンペーンは行われていません。

ボーナスを期待したトレードを望まれる方は、他の海外FX業者でのトレードをおすすめしますが、狭スプレッドでのトレードや新しくできた海外FX業者でのトレードを検討している方はSTARTRADERでじっくり腰を落ち着けてトレードを実践してみるのもよいでしょう。

STARTRADERの安全性について

STARTRADERの設立は2024年となっていますが、創業自体は2008年です。Vantage GroupのひとつであることからVantageに傾向が近い海外FX業者と言えるかもしれません。

会社名STARTRADER LIMITED
本社Suite 3, Global Village, Jivan’s Complex,
Mont Fleuri, Mahe, Seychelles.
設立年2008年 ※創業
金融ライセンスセーシェル金融サービス庁(SFSA)
登録番号:8427362
カスタマーサポート営業時間24時間週6日体制
問い合わせ窓口ライブチャット
メール(お客様用):  info@startrader.com

また、STARTRADER はLloyd's保険にも加入しています。Lloyd's保険とは、予期しない事態や突発的な出来事からお客様資金を守るために20,000ドルを超える資金について最大100万ドルまで保護が適用される保険です。STARTRADERが支払不能となった場合にはトレーダーの一定の資金を補填してくれる安心の保険となっています。
さらに、STARTRADER はFinancial Commissionにも加盟しています。Financial Commissionとは、金融業界における外部の紛争解決機関で、主にFXや仮想通貨、差金決済取引(CFD)などに関連する問題に対応。金融サービスを提供する会社とその顧客の間で発生する紛争を迅速かつ公正に解決することを目的としている機関となっています。
このように、STARTRADERの資金管理においては一定の安全性を保たれているのが見て取れます。

STARTRADER は分別管理の海外FX業者

ちなみにSTARTRADERは信託保全ではなく分別管理を行っている海外FX業者です。信託保全と分別管理は、いずれも金融機関が顧客の資産を保護するための手法ですが、その仕組みと保護レベルに違いがあります。
まず信託保全ですが、顧客の資産を信託銀行などの第三者機関に信託することで、法的に強固な保護を提供する方法です。信託契約に基づき、金融機関の財務状況に関係なく顧客資産は信託先によって独立して管理・保護されます。そのため、金融機関が破綻した場合でも、顧客の資産は安全に守られるのが特長です。
一方の分別管理は、金融機関が自社の資産と顧客の資産を明確に区別して管理する方法です。これにより、金融機関が倒産した場合でも顧客の資産が自社の資産と混同されずに保護されることとなります。しかし、分別管理だけでは法的な強制力が弱く、万が一の場合に顧客資産が完全に守られる保証はありません。

信託保全は分別管理よりも高いレベルの資産保護を実現する仕組みであり、顧客にとってより安心できる方法と言えますが、海外FX業者で分別管理が多く採用されているのが現状です。
その理由ですが、まず規制の違いがあります。日本の場合、金融庁がFX業者に対して厳格な規制を設けており、顧客資産の信託保全が義務付けられています。しかし、海外の多くの国では、FX業者に対する規制が日本ほど厳しくありません。特に、顧客資産の保護に関する法律や規制が緩やかな国も存在します。そのため、海外FX業者は分別管理のみを行い、信託保全までは義務付けられていない場合が多いです。
次に、コストや運用面での理由があります。信託保全を行うためには、信託銀行との契約や管理コストが発生します。契約・管理コストはFX業者の経営に影響を与えるため、海外FX業者はコスト削減の観点から分別管理を選択することが往々にしてあります。
さらに、業界の慣習や競争環境も影響しているのも理由のひとつ。海外では高いレバレッジやボーナスキャンペーンなど、顧客を惹きつけるためのサービスが重視される傾向があります。そのため、資産保護よりも取引条件の魅力を優先し、信託保全ではなく分別管理を採用する業者が多いです。

STARTRADER の金融ライセンス

STARTRADERの金融ライセンスはセーシェル金融庁のものを保有していますが、セーシェル以外にグループ全体でセントビンセントグレナディーン(SVG)、オーストラリア(ASIC)、南アフリカ(FSCA)のライセンスも保有していることから、資金安全性は高いと言えるでしょう。

海外FXにはその取得難易度の高いもの、低いものがあり、よく目にする海外FXの金融ライセンスで難易度が高いもの順に並べたものが以下のようになります。

イギリス(FCA)

イギリスの金融ライセンスFCA(Financial Conduct Authority)は日本語では「金融行動監視機構」と訳されており、世界有数の取得難易度の高い金融ライセンスとされています。このFCA金融ライセンスを保有している海外FX業者は、安全度および信頼度が非常に高いのが特徴です。

  • トレーダー資産を分別管理していること
  • 一定の資本金を満たしていること
  • サポート体制がしっかりしていること
  • 外部監査機関から監査が行われていること

などの条件を満たしていないと金融ライセンスを剥奪されることもあります。

キプロス(CySEC)

キプロスの金融ライセンスCySEC(キプロス証券取引委員会)は、FCAのライセンスと同じぐらい厳しい基準が設けられている金融ライセンスで取得難易度は最上位クラスです。CySECの金融ライセンスを取得するにはICF(Investor Compensation Fund:投資家補償基金)への加入、分別管理といったものが義務づけられています。

ちなみに金融ライセンス取得条件には

  • ゼロカットシステムの導入
  • 取引量に応じたボーナスを提供しないこと
  • 出金手続きを翌日までに完了させること

などがあります。

ニュージーランド(FMA)

ニュージーランドの金融ライセンスFMA(ニュージーランド金融市場統制局)は取得難易度は多少下がりますが、審査が厳しいとされる金融ライセンスのひとつです。

ベリーズ(IFSC)

ベリーズの金融ライセンスIFSC(国際金融サービス委員会)は、取得難易度が比較的緩い金融ライセンスです。ペーパーカンパニーでも金融ライセンスを取得できることから、信頼度は薄いのが難点です。規制の厳しい国に向けたサービスを行う海外FX業者の場合には、このベリーズライセンスを取得して運営を行っている業者もあります。

オーストラリア(ASIC)

金融ライセンスASIC(オーストラリア証券投資委員会)は、オーストラリアの金融サービス監視機関。2014年以降は日本の金融庁の規制が強化されたこともあり日本から撤退。そのためにASIC金融ライセンスでの日本向けサービスは行われていません。

モーリシャス金融サービス委員会(FSC)

モーリシャス金融サービス委員会(FSC)は、非常に信頼度が高い金融ライセンス。取得難易度もそれなりに厳しいものとなっています。ライセンスを取得するためには詳細な要件や基準をクリアしなければならず、このFSC金融ライセンスを保有している海外FX業者であれば、倒産の危険性が比較的低いと言えるでしょう。

ケイマン諸島(CIMA)

ケイマンの金融ライセンスCIMA(ケイマン諸島金融庁)は、オフショア金融規制を行っていることもあり取得難易度はかなり厳しいです。CIMA金融ライセンスを保有していることは安全度・信頼度が高いことを意味しています。

なお、CIMAの金融ライセンスを取得するには、

  • 月次取引明細書の発行
  • 決算書の提出
  • 運営状況の報告
  • コンプライアンス証明書の提出
  • 外部機関による監査を受けること(年1回)

などの条件をクリアする必要があります。

バヌアツ共和国(VFSC)

バヌアツ共和国の金融ライセンスVFSC(バヌアツ金融サービス委員会)は、決して規制が厳しい金融ライセンスとは言えませんが、2019年に取得基準が変更されました。それまではペーパーカンパニーでもバヌアツライセンスを取得できていましたが、2019年以降はペーパーカンパニーがVFSCを取得できなくなりました。

セントビンセントグレナディーン諸島(FSA)

セントビンセントグレナディーン諸島の金融ライセンスFSA(セントビンセントグラナディーン金融庁)は、取得難易度がかなり低い金融ライセンスです。日本向けにサービスを行っている海外FX業者でもかなりの業者がこのFSAを取得しています。

セーシェル共和国(FSA)

セーシェル共和国の金融ライセンスFSA(セーシェル金融サービス庁)は、取得難易度の低い金融ライセンスです。日本向けにサービスを提供している海外FX業者でのこのセーシェルライセンスを取得しているのを見かけます。あまり効力が強くないため、安全度、信頼度を考えると、このライセンスしか保有していない海外FX業者は避けたほうがよいかもしれません。

STARTRADERの日本語対応について

STARTRADERの日本語対応は、他社に比べると現状では少々弱いです。日本語の公式ホームページはあるものの、日本語は翻訳ソフトを使ったレベルの日本語のため、意味が取りにくい箇所も多いです。
また、お問い合わせに関してもおそらく翻訳ソフトを使っていると思われるため、意思の疎通が難しい部分がまだまだあります。とはいえ、2024年の7月にリニューアルスタートしたばかりなので、今後大幅に改善される可能性があります。

STARTRADERの口座タイプ

STARTRADERには現在「スタンダード口座」「ECN口座」の2つが設置されています。
他社に比べると口座タイプは少なめですが、利用できるプラットフォームは4つと多いのが特徴です。

 スタンダード口座(STP)ECN口座(ECN)
プラットフォームMT4, MT5, WEBTRADER, APPMT4, MT5, WEBTRADER, APP
スプレッド1.0 pipsより0.0 pipsより
最低ロット数0.01ロット0.01ロット
注文約定タイプ成行約定成行約定
保留を含む最大注文数無制限無制限
アカウントの通貨タイプAUD, CAD, EUR, GBP, USD, NZDAUD, CAD, EUR, GBP, USD, NZD
入出金方法Visa/Mastercard、オンラインウォレット、国際銀行電信送金Visa/Mastercard、オンラインウォレット、国際銀行電信送金
取引商品通貨ペア 50+、株式 700+、コモディティ 10+、インデックス 20+通貨ペア 50+、株式 700+、コモディティ 10+、インデックス 20+
マージンコール100%100%
ロスカット水準50%50%
モバイル取引可能可能
ワンクリック取引可能可能
ヘッジ可能可能
エキスパートアドバイザ(EA)可能可能
24時間取引可能可能
専任のアカウントマネージャーありあり
ライブアカウントありあり
デモアカウントありあり

スタンダード口座

STARTRADERのスタンダード口座ですが、他の海外FX業者同様、全方位的な利便性の高い口座タイプとなっています。取引手数料が無料、スプレッドは1.0pips~と基本的な取引形態でトレードできるため、海外FX初心者でもベテラントレーダーであっても安心してトレードに臨めます。

ECN口座

STARTRADERのECN口座ですが、スタンダード口座とほぼ同じ構成ではあるもののスプレッドと手数料が異なります。スプレッドは0.0pips~、手数料は片道3.5ドル(往復7ドル)かかりますが、スプレッドと相殺してもスタンダード口座より利益を出せる確率は高くなります。
なお、スタンダード口座、ECN口座ともにマージンコールは100%、ロスカットは50%と他の海外FX業者よりも高めに設定されています。ロスカット水準が高いことで資金の急激な減少を防ぐことができる一方で、証拠金維持率が比較的高い段階でポジションが強制決済されるため、含み損が小さいうちに取引が終了してしまいます。また、ポジションを長く保有することが難しくなってしまうので、資金管理を慎重に行う必要があります。

STARTRADERで利用可能なプラットフォームについて

STARTRADERではMT4、MT5、ウェブトレーダー、STARTRADERアプリがあります。

MT4とは?

MT4(MetaTrader 4)は、ロシアのMetaQuotes Software社が開発したオンライン取引用のプラットフォーム。FX取引において世界中のトレーダーに広く利用されています。2005年にリリースされて以来、使いやすさと高機能性から世界中の多くのトレーダーから支持を得ています。内容としては、リアルタイムの価格表示、豊富なテクニカル指標、カスタマイズ可能なチャート機能を備えており、トレーダーはこれらの機能を駆使して市場分析や取引戦略の策定を行うことが可能です。
MT4の特徴のひとつとして、自動売買プログラムであるエキスパートアドバイザー(EA)を利用できる点が挙げられます。EAによってトレーダーは自分の取引戦略をプログラム化し、自動的に取引を実行させることが可能。独自のプログラミング言語「MQL4」を使用し、自身でカスタムインジケーターやスクリプトを作成して取引環境をより高度にカスタマイズすることも可能です。

MT5とは?

MT5(MetaTrader 5)はMT4の後継版として設計され、FXだけでなく、株式、先物、オプション、仮想通貨など多種多様な金融商品の取引に対応しているプラットフォームです。
MT5は、MT4より高度な分析機能と取引ツールを備えており、トレーダーは詳細な市場分析や戦略策定が可能となりました。また時間足の拡充やテクニカル指標の追加により、複雑なチャート分析が容易にできるようになりました。
さらにDepth of Market)機能を搭載しており、リアルタイムでの注文状況や流動性を把握することも可能。それによりトレードの精度や戦略性が向上しているのが特徴です。他にもマルチスレッドや分散コンピューティングを活用した高速なバックテスト機能も備えており、取引戦略の検証と最適化が効率的に行えます。
これから新たに海外FXをはじめようと思ったら、MT4ではなくMT5プラットフォームでトレードをスタートさせるのが賢明です。

ウェブトレーダーとは?

STARTRADERのウェブトレーダーは、使いやすいユーザーインターフェースと最先端の技術を備えたプラットフォーム。海外FX初心者から経験豊富なトレーダーにいたるまでの幅広いユーザーに快適に使ってもらえる仕様となっています。

ウェブトレーダーの特徴
  • ブラウザで直接取引できる
  • あらゆるオペレーティングシステムに対応(Win/Mac/iOS/Android)
  • 信頼性の高いデータ保護機能
  • ワンクリックで取引可能
  • 取引操作の履歴が確認できる
  • テクニカル分析に役立つ30種類の指標が備わっている
  • グラフィカルなオブジェクト
  • あらゆるタイプの取引が可能
  • 相場をリアルタイムで確認できる
  • 9つのタイムフレーム(時間足)

面倒なソフトウェアのダウンロード、インストールは必要ありません。

STARTRADERアプリとは?

STARTRADERでは独自アプリとしてトレーディングアプリを提供しています。タブレットやスマホからいつでもトレードが可能。iOS版とAndroid版の両方が用意されています。さまざまな取引銘柄で取引可能ですが、FX、貴金属、インデックス、コモディティ、株式など200以上の金融商品で取引が可能です。とはいえ、MT4やMT5、ウェブトレーダーに比べると機能は簡易的なものになっており、時間足やテクニカルツールは限定的です。

STARTRADERの取扱銘柄

STARTRADERでは「FX通貨ペア」以外にも「コモディティ」「株価指数」「株式」「貴金属」といった取引銘柄でトレードが可能です。

FX通貨ペア

60種類にものぼる通貨ペアが用意されています。

AUD/CAD、AUD/CHF、AUD/CNH、AUD/JPY、AUD/NZD、AUD/USD、CAD/CHF、CAD/JPY、CHF/JPY、CHF/SGD、EUR/AUD、EUR/CAD、EUR/CHF、EUR/CZK、EUR/DKK、EUR/GBP、EUR/HUF、EUR/JPY、EUR/NOK、EUR/NZD、EUR/PLN、EUR/SEK、EUR/SGD、EUR/TRY、EUR/USD、GBP/AUD、GBP/CAD、GBP/CHF、GBP/JPY、GBP/NZD、GBP/SGD、GBP/USD、NZD/CAD、NZD/CHF、NZD/JPY、NZD/SGD、NZD/USD、SGD/JPY、USD/BRL、USD/CAD、USD/CHF、USD/CLP、USD/CNH、USD/COP、USD/CZK、USD/DKK、USD/HUF、USD/IDR、USD/INR、USD/JPY、USD/KRW、USD/MXN、USD/NOK、USD/PLN、USD/SEK、USD/SGD、USD/THB、USD/TRY、USD/TWD、USD/ZAR

コモディティ
CL-OIL、Cocoa-C、Coffee-C、COPPER-C、Cotton-C、GAS-C、GASOIL-C、NG-C、OJ-C、Soybean-C、Sugar-C、UKOUSD、UKOUSDft、USOUSD、Wheat-C、XALUSD、XPDUSD、XPTUSD
株価指数
BVSPX、CHINA50、CHINA50ft、DJ30、DJ30ft、ES45、EU50、FRA40、FRA40ft、GER40、GER40ft、HK50、HK50ft、HKTECH、JPN225ft、NAS100、NAS100ft、Nikkei255、SA40、SGP、SP500、SP500ft、SPI200、TWINDEX、UK100、UK100ft、US2000、USDX、VIX
株式
AAPL、AMAZON、BAIDU、DISNEY、INTEL、CITI、GOOG、NVIDIA、HSBCn、BOEING、ALIBABAなど
リクイティディプロバイダーの制限により、注文を正常に行うためにはトレーダーの注文金額が 50ドルを超えていなければなりません。
貴金属
貴金属銘柄としては金・銀・銅の取引が可能です。
XAGAUD、XAGUSD、XAUAUD、XAUEUR、XAUJPY、XAUUSD

STARTRADERの入出金方法について

STARTRADERの入出金方法は多彩です。
STARTRADERで現在利用可能な入金方法としては、「国内銀行送金」「クレジットカード(VISA・Mastercard」「オンラインウォレット(STICPAY・PerfectMoney)」「仮想通貨」「海外銀行送金」といったものがあります。海外銀行送金以外は比較的素早く入金が行われます。ちなみにすべての手数料は無料です。

決済手段 所要日数手数料
国内銀行送金即時無料
VISA即時無料
MasterCard即時無料
STICPAY即時無料
PerfectMoney即時無料
ビットコイン1時間無料
イーサリアム1時間無料
USDT(テザー)1時間無料
海外銀行送金3〜5営業日無料

一方STARTRADERの出金方法としては、「「国内銀行送金」「クレジットカード(VISA・Mastercard」「オンラインウォレット(STICPAY・PerfectMoney)」「仮想通貨」「海外銀行送金」が利用可能です。

決済手段所要日数手数料
国内銀行送金1営業日無料
VISA1営業日無料
MasterCard1営業日無料
STICPAY1営業日無料
PerfectMoney1営業日無料
ビットコイン1営業日無料
イーサリアム1営業日無料
USDT(テザー)1営業日無料
海外銀行送金3〜5営業日無料

STARTRADERでは、入金に利用した手段と同じ方法にて出金を行う必要があります。

STARTRADERの無料VPSサービス

STARTRADERでは、下記の条件を満たすことで無料にてVPSサーバーを利用可能。それにより自動売買(EA)などを可能にします。実際には毎月のVPSサーバー料金をあとで返金してもらえる仕組みとなっており、払い戻しの上限は取引条件によって変わります。
VPS(仮想専用サーバー)とは、1台の物理的なサーバーを仮想化技術によって複数の仮想サーバーに分割したものを言います。それぞれの仮想サーバーは独立した環境として機能し、専用サーバーのように管理や設定を行うことができ、これによってトレーダーは他の利用者に影響されず、自分だけのサーバー環境を持つことが可能となります。
VPSは共有サーバーよりもリソースの割り当てが明確で、パフォーマンスやセキュリティ面において非常に優れており、専用サーバーよりもコストを抑えることができます。そのため、中小規模のウェブサイト運営やアプリケーション開発、FX自動売買システムの稼働などにおいてさまざまな用途で広く利用されています。
なおVPSの特徴としては、カスタマイズ性が高く必要に応じてCPUやメモリ、ストレージなどのリソースを柔軟に増減できる点が挙げられます。またリモートアクセスによりサーバーの管理が可能で、24時間体制で安定したサービスを提供することができます。

レベル1レベル2
払い戻し上限額20ドル/30ドル/
払い戻しの取引条件初期資金3,000ドル以上
取引5標準ロット以上/
初期資金5,000ドル以上
取引10標準ロット以上/

VPSは強力なトランザクションサーバーとして機能しますので、取引の注文執行がより高速に実行されるといったメリットがあります。STARTRADERで自動売買(EA)を利用する場合にはなくてはならないツールです。

STARTRADERはNDD方式の海外FX業者

STARTRADERでは、DD方式ではなくNDD方式の海外FX業者です。
FXのNDD方式とは、「No Dealing Desk(ノーディーリングデスク)」の略で、FXブローカーがディーリングデスクを通さず、トレーダーの注文を直接市場に流す方式を指します。NDD方式では、FXブローカーがトレーダーと取引の相手方としてポジションを持たないため、利益相反が生じにくいのが特徴です。
NDD方式のメリットには次のようなものがあります。

透明性が高い

NDD方式ではFX業者を介さず注文が市場に直接送られるため、トレーダーにとって市場の状況がより透明に見えます。

スプレッドの変動

NDD方式では、固定スプレッドではなく変動スプレッドが採用されることが多く、特に流動性の高い時にはスプレッドが狭くなる可能性があります。

注文の迅速な執行

NDDでは、ブローカーがディーリングデスクを介さずに取引を実行するため、執行スピードが速いです。
また、NDDにはさらに「STP(Straight Through Processing)」と「ECN(Electronic Communication Network)」という2つの形態があります。
STP方式とは、ブローカーは複数の流動性プロバイダーにトレーダーの注文を流し、最適な価格で取引を実行するものを言います。
一方のECN方式は、ブローカーはトレーダーの注文をネットワークを通じて、他のトレーダーや金融機関の注文とマッチングさせる方式を言います。ECN方針は、トレーダー間で直接取引が行われるため、価格がより市場の実勢に近くなります。
STARTRADERは、スタンダード口座はSTP方式、ECN口座はECN方式で取引が行われます。それぞれの特性を考慮したうえでトレードを行うことで、利益が期待できます。

STARTRADERはコピートレード可能なFX業者

STARTRADERでは、コピートレードが可能です。コピートレードとは、経験豊富なトレーダーの取引を自動的にコピーし、自身の口座で同じ取引を行う投資手法のことを指します。ミラートレードと呼ばれることもあります。これによってFXトレードの知識や取引の経験が少ないトレーダーでも、プロのトレーダーと同様の取引結果を得ることが期待できます。
具体的には、コピートレードを提供するプラットフォームやFX業者を通じて、コピーしたいトレーダーを選択。そのトレーダーが新たなポジションを開設または決済すると、その動きが自動的に自分の口座にも反映されます。トレーダーコピーするトレーダーの過去のパフォーマンスや取引スタイル、リスク許容度などを参考に、自身の投資戦略に合ったトレーダーを選ぶことが重要です。
このように便利なコピートレードですが、利益を出せる保証がないことや、自身のトレードレベルが高くなるわけではないため、いずれは自己責任でトレードできるに越したことはありません。

STARTRADERは追証なしゼロカットシステムが適用されたFX業者

STARTRADERは他の海外FX業者同様追証なしのゼロカットシステムが適用されており、これによって損失が発生した場合でも、預けた証拠金以上の損失がないような仕組みとなっています。
追証とは、FX取引などの証拠金取引において、必要な証拠金が不足した場合に追加で差し入れなければならない証拠金のことを指します。追証の発生は、取引で損失が出た際に、現在の証拠金残高が一定の水準を下回った時に求められます。
この際に海外FX業者のような一部のFX業者では、「ゼロカットシステム」という仕組みが採用されており、相場の急変動で口座残高がマイナスになった場合でも、マイナス分を補填する必要がないシステムがあります。このようなFX業者を利用している場合、追証を支払う義務が発生しないこともあります(STARTRADERはこれに該当します)。

STARTRADERは両建て可能な海外FX業者

STARTRADERでは両建て取引が可能です。FXの両建取引とは、同じ通貨ペアにおいて、買い(ロング)ポジションと売り(ショート)ポジションを同時に保有する取引手法のことを指します。たとえば「ドル/円」の通貨ペアで同時に買いと売りのポジションを持つ状態です。
両建てを行う目的ですが、相場の急変や不確実性に備えて損失を限定するために行うことがあったり、一方のポジションで得た利益を確定せずに、相場の動きを見ながら取引を続けたい場合に利用されたりすることもあります。ただし、買いと売りのポジションが相殺されるため、損失は少なく抑えられる一方で大きな利益を狙いにくくなることがあります。
同一口座内における両建ては多くの海外FX業者でOKとされているものの、他の海外FX業者間との両建てや、同じFX業者の他の口座タイプとの両建て、組織だった両建て行為等は禁止されていることがほとんどです。

STARTRADERはスキャルピングトレードが制限されている海外FX業者

STARTRADERはスキャルピングトレードが制限されている海外FX業者です。
スキャルピングトレードは、非常に短期間で小さな価格変動を狙い、多数の取引を行うことで利益を積み重ねる手法です。1回の取引は数秒から数分程度と短く、1度の取引で得られる利益はわずかですが、頻繁に取引を繰り返すことで全体として利益を上げることを目的としています。スキャルピングトレードは、市場の短期的な動きを利用し、長期的な相場の方向性に依存せずに利益を出せるため、特に流動性の高い時間帯に行うことが効果的とされています。そのため、経済指標の発表時期や要人の発言があった場合に行うのが良いとされていますが、一方でそのような時間帯のスキャルピングトレードを規制しているところもあります。
STARTRADERでは流動性が低い時間帯のスキャルピングについては注意喚起されているので気をつけてトレードを行いましょう。
スキャルピングは小さな価格変動を利用するため、ハイレバレッジを用いることが多く、これにより小さな動きでも大きな利益を得られる可能性がありますが、同時にリスクも大きくなってしまいがちです。また、取引回数が多いため手数料やスプレッドの影響が大きく、コスト管理することが重要となります。そのため、トレーダーには短時間での迅速な判断と高い集中力が求められる一方、精神的負担が大きくなることもありますので、ある程度のスキルを持った中上級トレーダーでないと利益を出すのは難しいでしょう。

STARTRADERは自動売買が可能な海外FX業者

STARTRADERでは自動売買(EA)が可能です。FXの自動売買とは、事前に設定したプログラムやアルゴリズムに基づいて、FX取引を自動的に行う取引手法のことを指します。トレーダーが手動で市場を監視して注文を出す代わりに、コンピューターが特定の条件や指標に従って取引を実行しますので人間の感情や判断ミスを排除し、24時間体制で市場の機会を捉えることが可能になります。寝ている間や会社で仕事をしている間にもトレードできるのが大きなメリットです。
一方で、自動売買にもリスクや課題があり、市場の予期せぬ変動や経済指標の発表など、プログラムが対応しきれない状況が発生する可能性があり思わぬ損失を被る場合もあります。またプログラムの不具合や通信障害、サーバーの問題など技術的なトラブルも考慮する必要があります。そのため、定期的なメンテナンスやバックテストによる戦略検証が重要となります。

自信のないトレーダーはデモアカウントでリアルトレードを体感

STARTRADERにも、他の海外FX業者同様にデモ口座が用意されています。デモ口座とは、実際のお金を使わずに取引の練習ができる仮想の口座のこと。FXや仮想通貨などの金融取引プラットフォームで提供され、実際の市場環境に近い形で取引をシミュレーションできます。
デモ口座であれば、実際の資金を使わず仮想の資金が提供されるため、リスクなしで取引の練習ができますし、リアルタイムの市場データに基づいた取引をシミュレートできるため実際の取引環境に近い体験が可能です。リアル口座と同じように手数料やスプレッドが適用されるため、リアルなコスト感覚も学べます。
ただし、いつまでもデモ口座でトレード練習をしたところで利益にはつながりません。デモ口座ではリアルトレードのような緊張感はないのがデメリットです。もし、リアルトレードをリアルマネーでリスクなく行いたい場合には、ボーナスが提供されるタイミングで口座入金を行いリアル口座でのトレードを行ってみることで、金銭的なリスクは軽減できます。
なおSTARTRADERはありませんが、海外FX業者の中には、口座開設ボーナスといった未入金ボーナスを提供しているところもありますので、そのような業者でまずはトライしてみたのちに、STARTRADERでのリアルトレードを試してみるというのも手です。

おすすめの記事