XM(XMTrading)の口座開設はあり？なし？日本語で徹底解説！

海外FXとは？

海外FXは、日本以外の国に基盤を置くFX業者によって提供される外国為替取引サービスです。「Foreign Exchange」を略してFXと呼ばれ、外国為替証拠金取引を意味します。この取引は、円とドルやユーロとドルなど、異なる国の通貨同士を売買することを指します。海外FXを利用することにより、国内のFX取引では得られないいくつかの利点を享受することができます。

皆さんもよく知るところではないでしょうか。
しかし、海外FX業者にもデメリットはあります。

とはいえ、国内FXと比べれば断然メリットは多いので金融投資を考えている方であればぜひ一度利用を検討してみたいところです。

国内FXと海外FXから見える金融ライセンスと金融庁登録の違い

海外FXでの取引を考える際絶対に忘れてはならないのが、「金融ライセンス」を持っているか持っていないか。金融ライセンスとは、金融投資事業を行うFX業者が、その国の金融機関が定めた基準をクリアしていると認められた際に、発行されるライセンスです。この金融ライセンスがあれば堂々と金融取引を行うことができます。ただし、なかには金融ライセンスを取得せず、無許可でFX業者と名乗り運営を行っている海外FX業者もあります。

この金融ライセンスですが、取得したライセンスグレードによっても信頼度は大きく変わります。グレードがそれほど高くない金融ライセンスを持っているFX業者は、取得が誰でも取れるほど簡単である一方、必然的に信用度は下がりってしまいます。金融ライセンスはさまざまな国で発行されており、発行される国や機関によって取得レベルは異なりますが、当然レベルが高い金融ライセンスは取得ハードルが高くなるので注意が必要です。

以下有名な金融ライセンスの取得国とライセンスをまとめていますので、海外FX業者選定の際の参考にしてみてください。

イギリス

イギリスの金融ライセンス「FCA(Financial Conduct Authority:金融行動監視機構)」は、非常に取得レベルの高い金融ライセンスのひとつ。FCA金融ライセンスを保有している海外FX業者であれば、信頼度が非常に高いFX業者として安心て口座開設できます。

といった厳しい条件をクリアしなければ取得できません。

FCAの金融ライセンスでは日本でのサービスが行えないため、FCA金融ライセンスを保有している海外FX業者の中には、あえてグレードの低い金融ライセンスの海外FX業者をグループ会社として持ち、その業者が日本向けサービスを行っているところも存在します。ですから、利用を検討している海外FX業者の金融ライセンスが「グレードが低いから安心できない」と捉えるのではなく、グループ企業として、FCAのようなハイグレードの金融ライセンスを保有していれば、それほど不安なくトレードは行えます。

キプロス

キプロス共和国は、海外FXの金融ライセンスをチェックしていると高確率でその名を見かける国の一つ。キプロスの金融ライセンスCySEC(キプロス証券取引委員会)は、FCA同様、厳しい基準が設けられています。CySECの金融ライセンスを取得するためには、ICF(Investor Compensation Fund:投資家補償基金)への加入や、分別管理が義務付けられています。

オーストラリア

オーストラリアの金融ライセンスASIC(オーストラリア証券投資委員会)は、オーストラリアの金融サービス監視機関が発行しているライセンスです。2014年以降、日本の金融庁の規制強化の影響もあって、日本で展開していた海外FX業者の多くが撤退してしまいました。現在も日本向けにはサービスを提供していないものの、世界的にはそれなりに知名度のある金融ライセンスです。

ニュージーランド

ニュージーランドの金融ライセンスFMA(ニュージーランド金融市場統制局)は、FCAやCySECと比較すると、多少グレードが下がりますが、それでも審査が厳しい金融ライセンスです。

バヌアツ共和国

バヌアツ共和国の金融ライセンスVFSC(バヌアツ金融サービス委員会)は、比較的規制が厳しい金融ライセンスに生まれ変わりましたが、とはいえ規制はゆるめです。2019年には取得基準を変更。そのため、ペーパーカンパニーがVFSCを取得することはできなくなっています。

モーリシャス金融サービス委員会

モーリシャス金融サービス委員会(FSC)は、信頼性の高い金融ライセンスを提供しています。取得条件としては、詳細な要件や基準に従う必要があるようです。モーリシャス金融ライセンスの審査基準はかなり厳しくなっており、今現在金融ライセンスを保有しているFX業者は信頼できるといえます。

ケイマン諸島

イギリス領ケイマン諸島はタックスヘイブンとして有名な場所。ケイマンの金融ライセンスCIMA(ケイマン諸島金融庁)は、オフショア金融規制を行っていることもあって、かなりの信頼性の高い金融ライセンスであると言われています。CIMAの金融ライセンスを取得条件として、「月次取引明細書発行」「運営状況報告」「コンプライアンス証明書提出」「決算書提出」「外部機関による監査」といった条件をクリアする必要があります。

ベリーズ

ベリーズの金融ライセンスIFSC(国際金融サービス委員会)は、ゆるめの金融ライセンスとなっています。ベリーズ国内に本社機能のないペーパーカンパニーでも金融ライセンスを取得できるとあって、規制の厳しい日本向けにサービスを提供している海外FX業者の中にはベリーズライセンスを持って日本展開しているところもあります。金融ライセンス取得条件としては、最低自己資本金が50万ドル必要となっています。

イギリス領バージン諸島

イギリス領バージン諸島の金融ライセンスBVIFSC(イギリス領バージン諸島金融サービス委員会)は、かなりグレードの低い金融ライセンス。イギリス領バージン諸島はタックスヘイブンなので、ペーパーカンパニーでも取得ができます。

セーシェル

セーシェル共和国の金融ライセンスFSA(セーシェル金融サービス庁)は、の取得基準はかなり緩い金融ライセンス。分別管理を行うことが義務付けられています。

セントビンセントグレナディーン

セントビンセントグレナディーンの金融ライセンスFSA(セントビンセントグレナディーン金融庁)は、はっきり言ってグレードは高くない金融ライセンス。比較的よく見かける金融ライセンスですが、実は簡単に取得できるライセンスなのです。

国内でFX業者が運営を行うには金融庁の認可は必須

国内FXの場合、FX業者が国内で活動を行うには金融庁の認可が必須です。金融庁認可は日本の金融商品取引法に基づいて金融庁から運営許可をもらうものです。海外FX業者の多くはこの日本国内での活動許可を金融庁から得ないで運営しています。その理由としては、本来海外FX業者が日本で営業展開するのは違法だから。日本の金融庁登録をしてしまうと、レバレッジ制限や豪華キャンペーンなどが行えなくなってしまうわけです。しかし、金融庁登録をしていないからと言って海外FX業者が信用できないとは言えません。海外FX業者が相応の金融ライセンスを保有していれば一定の信頼度はあるのです。

海外FXのレバレッジ

海外FXでは「レバレッジ」が高いことで知られています。そもそもレバレッジとは何なのでしょうか？
レバレッジとは、「てこ」のこと。レバレッジをかけることで、自己資金以上の資金でFX取引が行える仕組みを言います。たとえば、海外FXのレバレッジが2,000倍であれば、10,000円で2,000万円分の取引が行えますね。そうすれば仮に１円動いたとしたら2,000円儲かるのと同じです。
しかし国内FXにおけるレバレッジは日本の法規制によって最大「25倍」までと決まっています。その点、海外FXであれば、レバレッジ数百倍～数千倍といったハイレバレッジな取引ができます。最近では無制限レバレッジを提供している業者もでてきており、ハイレバレッジトレードができるかどうかが海外FX選定基準となっていることは間違いありません。たとえば、海外FX業者によっては200倍程度のレバレッジしかかけられないところもあります。そういったところは、ほかの部分に大きな魅力がなければ見向きもされなくなっています。このところ1,000倍のレバレッジが主流となっており、多くの海外FX業者が1,000倍以上のレバレッジをかけられることを謳ってユーザー獲得を行っているようです。

追証なしのゼロカットシステム

ゼロカットシステムは、証拠金以上の損失が出た場合に、FX業者側が補填してくれる仕組みです。この追証なしのゼロカットシステムは、国内FXでの取引の場合には存在していません。日本においてはゼロカットシステムを導入することは法規制により禁止となっていますので、もし損失が出てしまった場合には追加証拠金(追証)が請求されます。その場合には、トレーダーはいかなる手段を行使してでも支払いを行う必要があります。

しかし、海外FX業者の多くは追証なしのゼロカットシステムを採択しています。そのため為替相場が急激に変動して大きな損失が発生した場合でも、証拠金を上回る損失を請求されることは一切ありません。証拠金がゼロとなってしまうことはあっても借金リスクがないため、海外FXは国内FXと比べて安全なトレードができるのです。

DD方式とNDD方式(STP/ECN方式)という取引方法

FXトレードの取引方式には「DD方式」と「NDD方式」の2種類があります。さらにNDD方式では細かく分けられた「STP方式」と「ECN方式」とが存在します。

FX業者は運営上DD方式またはNDD方式(STP/ECN方式)のどちらかの取引方式で運営を行っていますが、国内FXの場合はDD方式、海外FXの場合には、NDD方式が取られているようです。なかには、DD方式を行っているFX業者も存在します。

DD方式

DD方式とは、日本語で「Dealing Desk」の略で、ディーリングデスクをさします。DD方式では、トレーダーから注文を受ける際、FX業者を通してインターバンク(取引市場)に注文が出されるのですが、この時トレーダーの注文が必ず発注されているとは限らず、ディーラー側で調整が可能となっており、FX業者に有利になる注文(利益になりそうな取引の場合)は市場に流し、不利になる注文(利益になりそうでない取引の場合)は市場に流さないといった「ノミ行為」が行われる可能性があります。

DD方式では、トレーダーとFX業者の関係が利益相反となっており、トレーダーが儲かればFX業者がマイナス、トレーダーが損をするとFX業者がプラスになるため、DD方式を使った海外FX業者は儲けにくくなる傾向があります。

ちなみにDD方式が行われている業者の特徴としては、「ボーナスが豪華」、「スプレッドが狭めである」ようです。DD方式の業者はそのような性質があることから、あえてDD方式であることを公表していないところも多いです。一方のNDD方式については、FX業者側がしっかりとNDD方式である旨をサイト上にて公示しているケースがほとんどですがDD方式の業者は上記のような性質があることから、あえて公表していないところも多いです。

NDD方式

NDD方式とは、日本語で「Non Dealing Desk」の略。ノンディーリングデスクをさします。トレーダーの注文を受ける際、NDD方式ではFX業者を通さずにそのままインターバンク(取引市場)に注文が流されます。DD方式とは異なる点として、NDD方式は透明性が高くて安全なトレードになるため、NDD方式を採用しているFX業者のほうが安心と言われています。

またNDD方式の場合、トレーダーとFX業者の関係はトレーダーが儲かるとFX業者も儲かるといったWin-Winの関係です。NDD方式のFX業者はスプレッドに利益を上乗せすることで儲けを捻出していますので、NDD方式を採用しているFX業者は、DD方式よりスプレッドが広めです。その点はマイナスポイントとなりますが、NDD方式は約定拒否やスリッページなどが起こりにくいといった特徴もあります。

さらにNDD方式を細かく分けると「STP方式」と「ECN方式」の２つに細分化されます。

STP方式

STP方式とは、「Straight Through Processing」の略。インターバンクから提示された複数の価格レートから、トレーダーにとって一番有利な価格を自動的に選択する取引方法を言います。STP取引では、インターバンクに参加している銀行や金融機関からのレート提示を受けて価格を選択できます。このSTP方式の場合、海外FX業者はマークアップにより利益を得られます。このSTP方式はさらに「インスタントエクスキューション」と「マーケットエクスキューション」の2種類に細かく分類されます。「インスタントエクスキューション」は、トレーダーの注文を一旦FX業者が相手となり約定させ、その後にカバー先金融機関に発注する方式です。FX業者側にて約定が行われることから、約定力が高いという特徴があるものの、大きな価格変動があった場合にはリクオートが発生する可能性があります。

一方「マーケットエクスキューション」は、トレーダーの注文はカバー先となる金融機関にて約定。市場流動性の影響を受けるため、スプレッドは掲示された価格よりも広がる「スリッページ」が起きる可能性がかなり高くなります。

このSTP方式のメリットとして、「ECN口座よりもレバレッジは高め」「取引手数料なし」「入金額と取引通貨量が少なめ」といった特徴がある一方で、「板情報を見ることができない」「スプレッドが広めである」などのデメリットも存在します。

ECN方式とは？

ECN方式とは、「Electronic Communications Network」の略。電子取引所取引のことです。ECN取引では、トレーダーが海外FX業者を通じ電子取引所にアクセスし、注文した価格と同じ価格で売りに出している相手がいれば取引成立となります。ECN方式の場合、海外FX業者はマークアップ(海外FX業者が独自設定した手数料)の上乗せはなく、外付けで取引手数料を受け取る形が取られています。

このECN方式の特徴としては「約定拒否がない」「約定スピードが速い」「板情報を確認できる」トレードコストを抑えられる」といった特徴がありますが、「最大レバレッジが低くなることもある」「取引手数料が発生」「入金額と取引通貨量が大きい」といったデメリットも存在します。

海外FXの取引プラットフォームについて知る

海外FXにおける取引プラットフォームとは、海外FXで取引を行うのに必要となるツールのこと。海外FXで使用される取引プラットフォームにおいて有名なのは「MT4(MetaTrader 4)」「MT5(MetaTrader 5)」「cTrader(シートレーダー)」ですが、ほとんどの海外FX業者で採用されているプラットフォームはMT4またはMT5です。cTraderは一部の海外FX業者で利用可能ですが、使い勝手が良いという意見もあるものの、シェアが少ないがゆえに、あまり認知度は高くありません。

MT4は、世界で最も普及している取引ツール。最近では後継プラットフォームであるMT5を導入している海外FX業者も増えていますがまだまだMT4は健在です。

MT4(MetaTrader 4)

MT4(メタトレーダー4)は、Meta Quotes Software（メタクオーツソフトウェア）社が開発、無料で利用できるFX取引プラットフォームのこと。MT4はシンプルなプラットフォームで、全世界にいる大勢のトレーダーが活用しているツールです。

そんなMT4の特徴ですが、「チャート機能が充実」「EA(自動売買)のプラットフォームとして利用可能」「カスタマイズしやすい」といったものが存在します。MT4では、デフォルトで数十種類のインジケーターの使用ができ、多彩な取引手法に合わせてフレキシブルなチャート分析が可能となっています。
MT4を利用するメリットとしては以下の通りです。

数十種類以上のインジケーターが利用可能

インジケーターとは、テクニカル指標とも呼ばれるもので、売買の目安をチャート上に分かるように表示させるためのツールです。MT4の場合「ボリンジャーバンド」や「MACD」、「移動平均線」など、数十種類以上のインジケーターが利用可能。チャート分析に必要となる描画機能も充実しており、チャート分析は思いのままです。

以下、代表的なインジケーターの一覧です。

EA(自動売買ツール)が利用可能

MT4ではEA(自動売買)ツールが利用可能です。EAの利用により、自身にて設定したプログラムに基づいて、EA取引が行えます。たとえば、普通に会社勤めをしていて平日昼間に為替相場を常時見られない方であっても、いつでも取引できるのがEAの特徴です。一度設定したルールをもとに自動売買が行われるため、勝ち負けに一喜一憂せず、メンタル面に不安を残さない安定のトレードが行えます。さらにプログラミング技術があれば、自身でEAを構築しMT4上で利用することも可能。EAに関しては有料・無料関わらず豊富なツールが公開されていますので、上手く活用して独自のMT4を構築するのもありです。

MT5(MetaTrader 5)

MT5(MetaTrader 5)は、MT4の後継プラットフォームとされるツール。MT4に備わっている機能がMT5にも標準装備されています。それに加えユーザーエクスペリエンスが向上、豊富なテクニカル分析ツールが搭載されています。特にMT4と異なるのはスピーディーな動き。それがMT5の特徴ともなっています。

MT4とMT5の違い

MT4とMT5の違いは以下のようなものがあります。MT5が勝っているのはスピードと時間足の数です。

カスタムインジケーターの種類

MT4やMT5に標準装備されているインジケーターはMT5のほうが少なく、MT4のほうが多いのが現状です。

対応FX業者数

MT5と比較するとMT4は導入されているFX業者が多いのです。2022年あたりからMT5導入する海外FX業者は増えていますが、今後さらにMT5の導入企業は増えてくると思われ逆転するのも時間の問題と言えるでしょう。とはいえ、MT4しか導入されていない業者はまだまだ多いため、どちらを選ぶかは慎重に考えましょう。

動作スピード

MT5は新しい取引プラットフォームですので、昨今主流の64bitマシン上で動作することを想定して設計されています。よって動作スピードは32bitのMT4よりも高速にさくさく動きます。ただし、パソコンのスペックによってMT5であってもMT4より動きが悪いことも想定さえます。トレードする際には、PCのスペックにも注意しておきましょう。

時間足の数

時間足とは、ローソク足チャートのタイムスパンのことです。選択可能な時間足の種類が多い方が見やすいため、MT5のほうがトレードを有利に進めることができます。

MT4は9種類、MT5は21種類と、MT5では時間足の種類がMT4の倍近くの数があります。

海外FXの信託保全と分別管理を知る

海外FXの資金管理方法には「信託保全」と「分別管理」があります。

信託保全とは、トレーダーから預かった口座資金や取引損益といった顧客資産を、会社の資産と別にして信託銀行に信託して管理することです。万が一FX業者が破産した場合でも、トレーダーの預けた口座資金などは返還されることになるため、安全性は高いです。この信託保全で返還されるものとして、預け入れした証拠金、評価損益、スワップ損益、など補償されています。国内FX業者の場合にはこの信託保全が義務付けられていますが、海外のFX業者の場合には分別管理しかないところも多いです。とはいえ、分別管理すら行っていないFX業者もありますので、資金管理方法は事前にしっかり確認しておきましょう。公式サイトにはっきりと書かれていない業者の場合は自分で判別するしかないのですが、その場合にはネットの情報を参照して、安心できる業者であるかを見極める必要があります。

分別管理は、トレーダーの資産を自社の運営資金と別の口座にて管理する方法のこと。信託保全と大きく異なる点としては、分別管理は信託銀行を利用せずに自身で銀行口座を管理しているのですが、信託保全は、信託銀行に信託依頼して資産管理を行ってもらいます。

分別管理では、万が一倒産といった場合、FX業者が顧客資金を持ち逃げしてしまう危険性をはらんでいるように見えるため、分別管理のみの海外FX業者は資金管理が甘い・危険ととらわれがち。しかし、実際のところは分別管理だからといってすべてが危険というわけではありません。

分別管理を自社だけで行うケース

分別管理を自社だけで行う管理方法は、無駄な管理コストが削減できますが、その一方、海外FX業者が顧客資金を運用資金に流用することも簡単にできてしまうため、安心できる管理方法とは言えません。

分別管理を複数の会社で行うケース

また、分別管理を複数の会社で行うために共同口座を作り、別の会社が口座資金をチェックすることができるようにする分別管理方法も存在します。この場合、複数の企業が関わるため、管理コストがかかってしまうもおのの、FX業者がトレーダー資金を自己資金として流用していないことを、別の会社が保証してくれる形式のため、安全性は自社のみの管理より高くなるのがポイントです。

実際は分別管理を自社で行っている業者は多いものの、信託保全と比べると分別管理のみ行っているFX業者への信頼度は低くなってしまうのが現実です。

海外FXにおけるスキャルピング

スキャルピングトレードは、短時間で資金を増やすことのできるトレード手法です。このスキャルピングは、時間のないビジネスマンであっても簡単に行えるトレードとして人気。非常にわずかの利益を狙った細かな取引によって利益を積み重ねていくトレードですが、海外FX業者によっては禁止されているところもあるため、スキャルピングトレードができる業者は限られています。スキャルピングトレードは海外FXと相性が良く、ハイレバレッジトレードで利益を重ねるトレーダーも多いのが現状です。

このスキャルピングトレードのメリットとして、自己資金が少ない人でも大きな利益を上げることが可能であること、ポジションを保有する時間がとても短いこともあってロスカットされることはほとんどない点が挙げられます。また1日数時間の程度しか取引しなくても利益を出せる取引手法のため、画面に常時張り付いて行うトレードのではなく、休憩時間や通勤時間といった細切れ時間を使ったトレードを可能にします。

しかしデメリットとしては、1回の利益が小さいこともあって大きく稼ぐことができません。そのため何度も取引を繰り返さなければならない点がネックです。たとえば、一度の取引で大勝ちをしたいような一獲千金狙いのトレーダーのみたいに、何度も取引を行うのが好きでないトレーダーには不向きです。

海外FXと国内FXのボーナスキャンペーンの違い

海外FXと国内FXでは、ボーナスキャンペーンの違いには目に見えるほどの大きな差があります。たとえば、海外FXのボーナスは口座開設キャンペーンや入金ボーナス、ポイントキャッシュバックなど多彩なボーナスが展開されますが、国内FXの場合には、口座開設後に一定の取引を行えばキャッシュバックがある程度の条件付きのものが多く、あまり魅力はありません。ちなみに海外FXのボーナスには以下のようなものがあります。

口座開設ボーナス

口座開設ボーナスは、FXの口座開設時にトレードに使えるボーナスクレジットを一定額無料で付与してくれるボーナスキャンペーンです。口座開設ボーナスの付与金額は、海外FXの場合3,000円～10,000円程度というのが一般的な相場となりますが、FX業者によっては10,000円～30,000円といった高額のボーナスキャンペーンが行われているところもあります。GEMFOREXやFXGTなどは豪華なボーナスを行っていることで知られています。ボーナスキャンペーンで集客しているから知名度があるという言い方もできるかもしれません。

この口座開設ボーナスの最大のメリットは、自己資金がゼロまたは少額しか持ち得ていない状態で海外FXがスタートできるところにありますが、口座開設ボーナスを常時開催している海外FX業者は思っているほど多くありません。以前はたくさん展開していましたが、最近は数が減ってしまいました。また、金額が時期によってコロコロと内容が変わったり一定の期間を除いて開催しなかったりするところもありますので、ボーナスキャンペーンを狙った口座開設をするなら公式サイトをチェックしてから行うようにしましょう。基本的に、口座開設ボーナスはボーナスを利用して得た利益分に関してのみ出金できます。

入金ボーナスキャンペーン

入金ボーナスは、口座へ入金する金額に応じてボーナスが付与されるボーナスキャンペーンのことです。どれくらいの入金ボーナスがもらえるかはFX業者ごとに異なりますが、一般的には100％入金ボーナスがスタンダードのようです。入金ボーナスを提供しているFX業者の場合、10万円の入金に対して10万円分のボーナスがもらえるため、トータル20万円分の証拠金としてトレードに利用することができます。初回入金ボーナスしかもらえないところありますが、上限に達するまで何度でも入金可能なところもあります。最終的に数百万、なかには1,000万円ボーナスがもらえる太っ腹なFX業者もあります。ボーナスの中身を確認する際には、ボーナスの有無だけでなく、付与される金額・条件・回数などもチェックした上で最適なFX業者を選ぶようにしましょう。

ほかにもあるボーナスキャンペーン

口座開設ボーナスや入金ボーナス以外に、各FX業者が独自で行っているボーナスキャンペーンもあります。

このようなボーナスが頻繁に行われているFX業者もあれば、一切ボーナスキャンペーンを行わず自社のインフラ整備や顧客サービスに注力しているFX業者もあります。ボーナスキャンペーンを行っている業者は一見すると羽振りがよさそうに見えますが、ボーナスキャンペーン行っていないFX業者のほうが運営上しっかりしているということもあるようです。豪華なボーナスキャンペーンにつられて口座開設をしてみたものの、サポートが悪い、スプレッドが広い、といったマイナス面が多いと悲しくなってしまいます。海外FX業者選びに関してはボーナスもさることながら、総合的なサービス内容を判断して選定する必要があります。

XM Trading

ここからは海外FX業者の中でも人気の高い「XM Trading」について紹介していきます。

XM Tradingの会社概要

XM Tradingの会社概要ですが、XM Tradingは2009年に運営をスタート、すでに10年以上の運用実績を持っており、日本ではNo.1と言われる人気・安定感を持っている海外FX業者です。総合的なバランスが良い海外FX業者であり、どれかのサービスが特出している感じではないですが、XM Tradingで口座を作っておけば安心、といったイメージが持たれています。このXM Trading を運営しているTPS Management Limitedはキプロスに本社を持っています。TPS Management LimitedはTradexfin Limitedが運営している日本向けサービスの運営会社という立ち位置となっています。

XM Tradingの口座種類

XM Tradingには「マイクロ口座」、「スタンダード口座」、「KIWAMI口座」、「XM Zero口座」と4つの口座があります。KIWAMI口座は2022年11月に新しく誕生しました。

それぞれの特徴は以下のようになっています。

マイクロ口座

マイクロ口座は、1ロット単位が1,000通貨となっている口座です。1ロットの価値はスタンダード口座の100分の1となっていることから、小規模でトレードを開始したい、海外FX初心者に向いている口座となっています。

スタンダード口座

スタンダード口座はその名の通り、XM Tradingが提供する口座の中で最もスタンダードな口座です。レバレッジは1,000倍、スプレッドは1,0pipsから、最低入金額は5$からとなっています。また、ボーナス対象口座なので、口座開設ボーナス、入金ボーナス、ロイヤリティプログラムなどが受けられる点がメリットです。どこの口座で口座開設するか悩んだ場合には、スタンダード口座での口座開設がベストといえます。

KIWAMI口座

KIWAMI口座は、2022年11月に新設された口座です。スプレッドは0.6pipsから、取引手数料は無料、スワップフリーといった特徴を持っています。最大レバレッジについては、スタンダード口座やマイクロ口座同様1,000倍となっています。KIWAMI口座はロイヤリティプログラムの対象外、入金ボーナスがもらえない、エネルギーやコモディティ、株価指数などの取引が不可というデメリットがある口座ですが、スプレッドの狭さを活用し、スキャルピングトレードを行うのに適している口座です。

KIWAMI極口座のスプレッド

先ほどKIWAMI極口座はスプレッドが公式サイトの情報では「0.6pipsから」ということで、狭スプレッドが売りであるといいましたが、実際のKIWAMI極口座の最小スプレッド、平均スプレッドは以下のようになっています。

XM Zero口座

XM Zero口座ですが、スプレッドが最小0.0pips～となっており、かなり取引コストを抑えることができる口座です。KIWAMI口座が誕生したため、このXM Zero口座での口座開設メリットはあまりありません。レバレッジ500倍、取引手数料が往復10$/1Lotかかるなど、KIWAMI口座よりも条件は悪いです。それでもZero口座の名の通りスプレッドがゼロと狭く設定されているため、狭スプレッドトレードを好む中上級者に向いている口座となっています。

GEMFOREXと比べた場合に、口座数でいえばGEMFOREXのほうが8種類、XM Tradingのほうが4種類と数の面ではGEMFOREXが上回っています。GEMFOREXではミラートレード口座や、スキャルピングフリー口座など、他社ではあまり行われていないようなトレードスタイルの口座が展開されているため、GEMFOREXの口座のほうが少々魅力に感じる人もいるかもしれません。

XM Tradingのレバレッジ

XM Tradingのレバレッジですが、最大1,000倍というレバレッジを誇ります。2022年6月まではXM Tradingは最大888倍のレバレッジだったものの、その後1,000倍に引き上げられました。高いレバレッジがかけられるということで、トレードの幅が広がったためハイレバレッジトレードにより稼げるチャンスが俄然広がっています。

ただし、レバレッジが高いことでリターンも大きいですが、その分リスクも大きくなっています。ただし海外FXですので、追証なしのゼロカットシステムによってどんなにハイレバレッジのトレードを行って口座残高がゼロになってもマイナスになり借金を抱えることはありません。なお、XMで設定可能なレバレッジは、1,000倍・500倍・400倍・300倍・200倍・100倍・66倍・50倍・25倍・20倍・15倍・10倍・5倍・3倍・2倍・1倍　となっています。

また、XM Tradingでは有効証拠金20,000$以上で200倍に、有効証拠金100,000$以上で100倍に制限がかかりますので取引の際には注意しましょう。

XM Tradingの通貨ペア

XM Tradingの通貨ペアは2023年1月現在55種類(ZM Zero口座のみ54種類)となっています。通貨ペア自体は特別少なくもなく多くもありません。

ちなみに、XM Tradingで利用すべきおすすめ通貨ペアは「米ドル円」「ポンド円」「ユーロトルコリラ」を推します。
ドル円は誰にもなじみのある米ドルと円のセットは、鉄板中の鉄板で、値動きも大きくなく安定した動きをすることから海外FX初心者でも難なくトレードが行えます。またポンド円は海外FX中級者にかなりおススメ。米ドルよりもポンドは値動きが激しいことから大きな利益を出しやすく、スキャルピングトレードを行う方にはおススメしたい通貨ペアとなっています。最後のユーロトルコリラですが、これは完全に海外FX上級者向けの通貨ペアです。スワップポイントを稼ぎたいトレーダーにおススメですが、トルコリラはマイナー通貨としてかなり危険な動きをする通貨です。初心者は絶対に手を出さない方がよいでしょう。

XM Tradingの入出金方法

XM Tradingの入金方法ですが、以下の５つが存在します。

XM Tradingの入金方法・入金手数料・反映時間・最低入金額

この中でおすすめの入金方法は国内銀行送金です。その理由として、利益分の出金が可能なこと、短い時間で取引口座へ反映されること、全通貨タイプの口座への入金が可能、1万円以上の入金なら手数料無料、といったものが挙げられます。しかしながら注意点としては、XM Tradingでは、入金額と同額までは同じ方法で出金する必要があることです。

つづいては、XM Tradingの出金方法です。XM Tradingには５つの出金方法があります。ただし、この中で出金が出来るのは銀行送金のみとなるため注意しましょう。

XM Tradingの出金方法・手数料・反映時間など

XM Tradingのボーナス

XM Tradingのボーナスは口座開設ボーナス、入金ボーナスともに常時開設されています。口座開設ボーナスは13,000円とボーナスがアップ。入金不要で取引口座に即反映。新規の全トレーダーに付与されるボーナスとなっています。ただし、口座開設ボーナスは出金することができませんので注意しましょう。

また入金ボーナスは500ドルまで100%、それ以降10,000ドルまでは20%のボーナスがもらえます。入金によって2段階のボーナスが提供、トレーダーの投資額に対し合計で$10,500もの金額が付加されます。こちらも出金が不可のボーナスとなっています。

XM Tradingのロイヤルティプログラム

XM Tradingのロイヤルティプログラムは、単純に自身のリアル口座でトレードを行い、現金ボーナスに交換できるXMP(XM Tradingポイント)を貯めるプログラムです。イメージとしてはキャッシュバックと同様なものとお考え下さい。XMPを貯めるために、申請フォームへ入力したり、参加登録をする必要などはなく、取引を開始すればすぐにポイントは貯まります。取引をすればするほどポイントが貯まるため、トレーダーにとっては他の海外FXでトレードするよりもかなりお得にトレードを実行できますね。ただし現在、XM Tradingのロイヤルティプログラムを利用できるのはスタンダード口座とマイクロ口座のみとなっています。そのため、上記の2つのリアル口座で口座開設を行う必要がある点は注意しておきましょう。

まず、XM Tradingのロイヤルティプログラムを始めるにあたり、ロイヤルティステータスというものを知っていく必要があります。ロイヤリティプログラムのスタート時ですが、リアル口座を保有している全トレーダーは4つあるステータスの一番最下位に当たる「エグゼクティブ」ステータスから開始し、ある期間トレードを行うと自動的にステータスがアップグレードされます。

XM Tradingのロイヤリティプログラムには、先ほど紹介した「エグゼクティブ」「ゴールド」「ダイヤモンド」「エリート」の4つのステータスがあり、トレーダーはいずれかのポジションに在籍することとなりますが、ロイヤルティステータスでアップグレードするたびに１ロットにつき獲得できるXMPの数も比例して増加していきます。ステータスは一定期間トレードを行わないでいると、エグゼクティブへ戻されてしまいます。またそこまで貯めていたXMPもゼロになってしまいますので注意しましょう。

また、それぞれのステータスで得られるXMPポイントですが、スタンダード口座とマイクロ口座で付与ポイントが異なります。マイクロ口座のほうがスタンダード口座と比べると100分の１の比率です。

ステータスが上がれば上がるほどより速いペースでXMPを獲得が可能。たくさんXMPを保有できればできるほど、多くのボーナスに交換ができます。なおXM TradingのロイヤリティプログラムでXMPを獲得するためには、次の条件を満たす必要があります。

取引ロット数やポジションの数には特に定められた条件はなく、最小ロット数(0.01Lot)でのトレードからXMP獲得の対象となります。なお、ポジションを保有している限りはステータスのランクアップに必要となる取引日数にカウントされます。

XM Tradingの口コミ・評価

XM Tradingのネット上の口コミを拾ってみました。10年以上の運用歴があるXM tradingとはいえ、進化を続けていることもあり、現状にとどまらない改良を行っている結果、良い面もあれば悪い面も出てきます。しかし、アップされた情報からメリットとデメリットをしっかり把握し、弱い面をどうカバーするかも海外FXを行う上では重要です。

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walletから出しても謎にずっと金あるなと思ったらXMのキャッシュバック週2じゃくて翌日払いになってたのか
しかもKIWAMI極口座もXMPはないけどキャッシュバックは入るのか
これはちょっとXMメインはありかも

— Nick (@nick_friedman) January 15, 2023

XMのKIWAMI極口座作ろうかと思ったけどキャッシュバックなしXMPなしならexnessのプロの方がマシじゃんってことで見送った

— Nick (@nick_friedman) January 12, 2023

https://twitter.com/yunojuno6/status/1613015649319800833

KIWAMI口座は比較的新しい口座ではありますが、結構興味を持っている人が多い口座のようです。ただしXMPロイヤルプログラムがないことから、敬遠する人もいるみたいです。

https://twitter.com/fxmzzzzz/status/1613164014720385025

https://twitter.com/kanmiteimogura/status/1473063746893656065

XM Tradingだけではありませんが、海外FX業者を利用しているトレーダーが負けた腹いせに詐欺会社であるといった書き込みをしているケースもありますので、一概に詐欺会社であるとは言えません。ましてや2009年から14年も運営を続けているのであれば、詐欺会社であればとっくに淘汰されていると思いますので、出まかせでと思いますが、真相はどうなのでしょうか…。

https://twitter.com/MVer831/status/1615588643082743809

XM Tradingに限らず、海外FX口座で一定期間トレードをおこなわない状態が続くと、口座凍結の危険性が高まります。XM Tradingでは90日ログインしないとアカウント凍結となりますので、注意が必要です。

GEMFOREXとXMとの比較

ここからは、XM Tradingと同じく海外FX業者の中でも人気が高いGEMFOREXを比較して見ていくことにします。

GEMFOREXの会社概要

まずはGEMFOREXの会社情報についてです。

GEMFOREX を運営しているGemtrade LLCですが、セントビンセントグレナディーンにてライセンス登録された国際ビジネス企業。2010年に設立されており、現在に至るまでに、10年以上の運用実績があります。ブランドオーナーはGem Group Holdings Ltdとなっています。顧客対応はベトナムにサポートセンターがあり、そちらで行われています。開設口座数は2022年1月現在で80万人を突破、非常にハイペースで顧客数は増大しています。最大レバレッジはレバレッジ5,000倍口座で提供される「5,000倍」。とはいえ、一般的には1,000倍のレバレッジを提供している業者として、ハイレバトレードが行えることで有名です。最近は口座タイプも増えて、トレードの幅が広がっていることから、海外FX初心者から中上級者までさまざまな方に好まれるFX業者です。

XM Tradingと同じ時期に誕生しており一定の地位を確立している両社は、トレーダーの数も非常に多く、XM Tradingは100万人を超えるユーザー、GEMFOREXは80万人を超えるユーザーが存在しています。

GEMFOREXの金融ライセンス

GEMFOREXは金融ライセンスを2つ保有しています。セーシェル金融ライセンス(SD116)ならびにモーリシャス金融ライセンス(GB21026813)を取得。このGEMFOREXは2019年までは金融ライセンスを保持していない海外FX業者でしたが、2019年6月にニュージーランドライセンスを取得、その後2021年にモーリシャスライセンス、2022年にはセーシェルライセンスを取得しています(ただし、ニュージーランドライセンスについては公式サイトからは記載が削除されています)。

GEMFOREXの口座種類

GEMFOREXには、オールインワン口座、ガチゼロ口座、ロースプレッド口座、スキャルピングフリー口座、レバレッジ5,000倍口座、ミラートレード専用口座、お財布口座、デモ口座の8つの口座があります。

取引形態はDD方式となっており、取引の透明性に欠ける点が少々マイナスです。

オールインワン口座

オールインワン口座は、GEMFOREXで一番人気の口座。裁量トレードからEAトレードなど制限なく1つの口座で利用できます。GEMFOREXのEAはMT4口座でのみ利用が可能です。暗号資産（仮想通貨）取引は、MT5口座のみで可能となります。MT4口座では取引不可となっています。ミラートレードサービスは利用不可、ミラートレード専用口座にてトレード可能です。

ミラートレード専用口座

ミラートレード専用口座では裁量トレードは不可。手動決済は行うことができます。複数口座は開設できません。ミラートレード専用口座へは直接的な入金はできません。資金移動による証拠金の入金が可能となっています。

ロースプレッド口座

ロースプレッド口座は、裁量トレード専用口座。EA・ミラートレードの利用が不可、インジケーター可となっています。ボーナス対象外の口座です。CFDの取引はできません。

スキャルピングフリー口座

スキャルピングフリー口座は、スキャルピング無制限。裁量からEAなど制限なく1つの口座で利用できます。ただしGEMFOREXが提供しているEAサービスは非対応です。なおボーナス対象外口座となっています。MT4・MT5口座のどちらか１つのみ保有可能であること、暗号資産（仮想通貨）の取引はできません。

レバレッジ5,000倍口座

レバレッジ5,000倍口座では、EA・ミラートレード利用不可。ボーナス対象外口座です。累計利益と合わせ含み益が100万円を超えた段階で強制決済となります。複数ポジションを保有している場合は合計評価益で判別されます。100万円を超えた際、利益分を出金し、口座残高を10万円以下にすれば自動再開となります。ただし、CFDの取引はできません。

ガチゼロ口座

ガチゼロ口座は招待制。GEMFOREXから口座開設に伴う案内が届いた方に限定利用となる特別口座です。こちらの口座はMT5口座のみとなります。裁量トレード専用口座となり、EA・ミラートレード利用が不可、インジケーター可となります。ボーナス対象外の口座です。

お財布口座

お財布口座は、急遽入金が必要になった際など、スムーズに対応が行えるように設置された口座です。入金（資金移動）、出金専用のデポジット口座となります。このお財布口座は各種新規口座開設後、初回ログイン時に自動付与されるもので開設準備は不要です。お財布口座からの出金時には手数料が発生。ボーナス対象外の口座です。

デモ口座

仮想残高で取引可能なデモ口座。GEMFOREXを試したい方にぜひ利用いただき、使い勝手を確認してもらうための口座です。口座の有効期限は、ご開設日から180日間となります。

プラットフォームはMT4・MT5が利用可能。パソコンからだけでなく、スマートフォン、タブレットからもアクセスができるので、自分のスタイルに合わせたトレードを実行できます。スキャルピングトレードも可能ですが、サーバーに負荷がかかることから、短期間での大量の取引を行った場合には口座凍結や出金拒否が起きてしまう可能性がある点には注意が必要です。

XM Tradingと比較してみると、XM Tradingが4つの口座タイプなのに対し、GEMFOREXは8つの口座タイプがあります。メインのライブ口座以外のものもありますが、スキャルピングフリー口座やミラートレード専用口座は、要望によって誕生した口座のようですので、十分楽しめるものとなるでしょう。

最大レバレッジ5,000倍の取引が可能

GEMFOREXはレバレッジ5,000倍口座にて最大5,000倍のレバレッジをかけたトレードが行えます。それ以外の口座は基本1,000倍のトレードが実行可能。ミラートレードは最大30倍のレバレッジに制限されています。
レバレッジ5,000倍口座では、「EA・ミラートレード利用不可」「ボーナス対象外」「累計利益と合わせ含み益が100万円を超えた段階で強制決済」「複数ポジションを保有している場合は合計評価益」「100万円を超えた際には、利益分を出金し口座残高を10万円以下にした場合に自動再開となる」「CFD取引は不可」といった特徴があります。

レバレッジ5,000口座を開設した時点で同時にマスター口座として、オールインワン口座開設となります。ただし、これは新規登録の場合のみとなっており、すでに口座を保有している方にマスター口座は作成されません。また、レバレッジ5,000倍口座についてはレバレッジ5,000倍固定となります。

XM Tradingがレバレッジ1,000倍であるのに対し、GEMFOREXは5,000倍口座があるので魅力に感じますが、条件が緩いのはオールインワン口座をはじめとした一般的な口座。よってそこまでレバレッジについて優劣はありません。

プラットフォームは「MT4」「MT5」を利用

GEMFOREXではMT4とMT5の利用が可能です。現在主流のMT5が利用できるのはもちろんのこと、MT4が利用できるため、他社からGEMFOREXに移ってくることも可能です。

なお、現在対応しているデバイスとしては、

となっています。GEMFOREXでは、FX初心者の方やPC操作の苦手な方の為にMT4（MetaTrader4）およびMT5（MetaTrader5）のインストール方法から基本的な使い方を説明しています。初めての海外FXを検討中の海外FX初心者の方にも安心して簡単に利用できるようになっています。

XM TradingもGEMFOREX同様、MT4とMT5が利用可能です。

日本語サポートが充実

GEMFOREXはオンラインチャット、お問い合わせフォームよりGEMFOREXにお問い合わせが可能です。よくあるご質問(FAQ)も用意されており、事前に確認することでわざわざ直接問合せしなくても、問題解決することが可能です。なお、GEMFOREXの公式サイトの日本語は、見ての通りまったく違和感のない日本語で作られており、海外FX初心者でもミスリードすることはありません。

XM Tradingもこの辺は抜かりないので、安心です。

豪華なボーナスで少額より取引可能

GEMFOREXのボーナスは豪華なことで有名です。

2023年1月現在、口座開設するだけで30,000円分のボーナスがもらえるキャンペーンが開催中です。このキャンペーンはほぼ毎月行われていますが時期によって金額が異なっています。たいていは10,000円～30,000円のボーナスがもらえるものとなっており、これは他の海外FX業者と比較すると特出しています。

この口座開設ボーナスをもらうためには、まず口座開設を行う必要があります。口座開設時のみのものですので、忘れずに貰いましょう。口座開設自体はメールアドレスと名前を入力するだけで完了、その後ネットから身分証明書を提出すれば、口座開設ボーナスが開設した口座にクレジットとして表示されることとなります。ただし、これはオールインワン口座でのみです。ボーナスを利用して利益が出た場合、ボーナス分で獲得した利益分は出金することが可能です。ただしボーナス額自体は引き出せません。たとえば10,000円のボーナスで30,000円を獲得した場合、20,000円の利益となりますが、10,000円のボーナス分は引き出せませんが、20,000円は引き出すことが可能。ただし確定益分となるため、ポジション決済した場合のみが対象となります。

また、GEMFOREXでは入金ボーナスも常時行われています。現在行われているものは1,000％入金ボーナスジャックポットというもので、これで最大1,000％の入金ボーナスがもらえます。2％～1,000％の間で抽選が行われて全てが当選となるハズレが一切ない点が魅力のボーナスキャンペーンです。決済手段は問いません。ただし、オールインワン口座のみが対象となっていますのでロースプレッド口座ほか、他の口座で口座開設した方では利用できません。

XM TradingのボーナスはGEMFOREXの比べると多少見劣りする部分はありますが、海外FX業者の中でも指折りのボーナスを提供している業者ですので、あまりボーナスに関して下に見ることはありません。中にはボーナスが一切ない業者もいますので、気になる方はボーナス基準でいろいろと検討してみるとよいでしょう。

DD方式を採用

GEMFOREXの取引方式はDD方式を採用しています。そのため透明性が低い取引が行われているという認識です。しかし、DD方式の特徴ともいえる豪華ボーナスはDD方式であるが故、という見方もできます。

その点XM TradingはNDD方式を採用しています。にもかかわらずボーナスもしっかり行われているので、透明性が高いうえ、豪華ボーナスもあるのでしたら申し分ありません。

GEMFOREXのスプレッド

GEMFOREXの平均スプレッドについては以下のようになっています。ここではオールインワン口座とロースプレッドの平均プスレッドを紹介しますが、他の海外FX業者と比べて少々広めに感じる部分も。スプレッド重視の方であれば、狭スプレッド口座を選択して取引するとよいでしょう。

なおスプレッドは変動スプレッドですので、掲載している情報の数値は予告なく変更される場合があります。

XM TradingもKIWAMI極口座が誕生したことで、狭スプレッドの口座が準備されました。これまでは業者によってスプレッドが広い狭いが顕著でしたが、今はその業者の中でさまざまなタイプの口座が用意されているので、一概に業者にとってスプレッドが狭い広いとは言えなくなっています。スタンダード口座(オールインワン口座)を比較した際に数pips分狭いか広いかを考えるよりは、サービス面で判断していきたいものです。

GEMFOREXの口コミ・評価

GEMFOREX紹介の最後として、ネット上の口コミを拾ってみて最新の情報や体感値としてのGEMFOREXの評価がどのようなものとなっているのかを、感じてみましょう。公式サイトに書かれている情報や一般的なアフィリエイトサイトの場合、メリットはしっかり掲載されていますが、悪い面はあまり表に出ることはありません。しかしSNSでの投稿は、結構しっかりと辛辣な表現で事実が述べられていることも多く、大いに参考になります。

https://twitter.com/anthology___/status/1615490312910278656

https://twitter.com/UhoUhoGenjin/status/1616280830334357504

https://twitter.com/fUaibDU5s0PDoUY/status/1617552919947280384

ゲムフォレックス
もし、不正した人のあぶり出しを理由に出金遅延が発生しているのならば、12月以降に、出金完了した人が、2度目の出金で時間がかかるのは道理に合わない。#GEMFOREX 出金

— ハニーパイ (@j9cfn0VWUnJFFYT) January 23, 2023

#gemforex #ゲムフォレックス

私の大好きだったゲムフォレックスですが、
現在様々な要因かは出金遅延が発生している様です。
ただ、私は幾度となく乗り越えてきたGEMFOREXを信じたいと思います。
リスクを乗り越えた数だけ海外業者はその基盤を盤石なものに変えていきますし！
頑張れ！ pic.twitter.com/tkTDpTpkmq

— かおりん (@kaorin_fxfx) January 15, 2023

https://twitter.com/FX_nora_revival/status/1616310309719011332

GEM出金されました！！
口座への着金完了！！
出金申請から1か月でした。
以前は1週間かからず出金されたので1か月はとても心配でした。
ぜひ出金を早くしてもらえればまた入金ボーナスの時に使いたいです！！#GEMFOREX https://t.co/I9JZVhvLMs

— もったりストロング@FX専業ニートトレーダー (@gokiberserk) January 20, 2023

https://twitter.com/Rich_Emile/status/1617674826369609730

GEMFOREXの出金遅延に関する噂が多く見られますが、すぐに出金できない海外FX業者という噂はあまり良いものでは正直ありません。しかし本当に出金遅延が起きているのかどうかについては、トレーダー自身の勘違いの部分もありますので、一概に言えません。ただ1か月も出金できないというのが本当だとすると利用するのが怖いですよね。

GEMFOREXは露出も多く、いきなり破綻することはないと思いますが、海外に拠点を置く企業ですから、いつ何時何が起こるかわかりません。

XM Tradingはなんとなくそのへんが安心であるため、日本人人気No.1なのではないでしょうか。

まとめ

以上XM Tradingについて見てきました。
海外FXトレードを始めるにあたり、ネットで検索すれば必ず上位にその名前を見かけることとなるほど知名度の高いXM Trading。確かにレバレッジは1,000倍とハイレバレッジですし、ボーナスも豪華ですが、通貨ペアが多いわけでもなく、スプレッドが極端に狭いわけでもなく、金融ライセンスもグレードが高いわけでもなく、口座数が多いわけでもなく、全体的にバランスが良いというのが人気の理由なのではないかと思える海外FX業者です。
海外FX業者は日本に進出しているところだけでなく、していないところも含めると非常に多くの業者が存在しています。そんな中海外FXをスタートさせようと思ったら、やはり日本語サポートがしっかりしている業者を選ぶのが自然の流れです。とはいえ、いきなり高いレバレッジをかけたトレードをするのが怖いという方であれば、口座開設ボーナスがあるXM Tradingであれば自己資金なくトレードを始められます。先ほど紹介したGEMFOREXも口座開設ボーナスがある業者ですので、これらの業者で口座開設を行えばトレードのリスクも非常に少なくて済みます。