FX口座を解約するにはどうすればいい?解約でデメリットを被ることもあるって本当?

FXの口座を解約したいと思っている人の中には、

「どうやって解約すればいいのかな」
「解約した後のデメリットってあるのかな」

と考えている人もいるのではないでしょうか。

しかし、そのような不安や疑問から口座を長い間放置してしまうと、維持手数料などを取られてしまう可能性もあります。

今回は、FX口座の解約手順や解約することで発生するデメリットについて詳しく解説していきます。

FXを解約したいと考える理由は?

一度作ったFX口座を解約したいと考えている人は、なぜ作った口座を解約する必要があるのでしょうか。

それには、以下のような理由があります。

キャンペーン狙いで始めたから

FXトレードを始めた人の中には、ポイントサイトなどの

「FX口座開設で○○円」

というようなキャンペーンを経由して口座開設した人もいるでしょう。

お小遣いを稼ぎたい人の中には、

「FXをするつもりはないけど、口座開設だけして報酬を貰いたい」

と考えている人もいるでしょう。

しかし、そのような目的で口座を解約した場合、報酬を受け取れる条件を達成すれば、もうその後はログインする必要がありません。
そのような理由から、解約しようと思う人もいます。

使いづらかった

FX業者は国内、国外を合わせて数えきれほどあります。

そのため、口座を開設してみたものの、使いづらかったと感じて解約しようと思う人もいるようです。

確かに、FXトレードは決済タイミングが重要になりますので、操作方法などで手こずるようならば、それだけ時間を無駄にしてしまうことになります。

そのような場合、できるだけ早くFX業者を変えて取引の効率化を図る必要があるわけです。

FX口座を解約する方法は?

ではFX口座を解約するために、一体どのような手順を踏めばいいのでしょうか。

実は意外とFX口座を解約するのは簡単です。

なぜなら、申請をすればいいだけだからです。
ただ、FX業者によって申請方法が変わります。

  • ホームページのフォームから解約申請
  • サポートデスクにメールをして解約申請
  • サポートデスクに電話をして解約申請

など、各業者によって方法が異なりますので、自分が使っているFX業者の解約手順を調べておくことが大事です。

またその際に、名前や口座番号、お客様ID、解約理由などを聞かれることがありますので、あらかじめ用意しておくとスムーズです。
解約申請を行うと、大体3~5日程度で解約手続きが終了ます。

意外とあっさり解約できる場合が多いのですが、解約をする前にいくつかやっておくべきことがあります。
これをしっかりやっておかないと、解約後に後悔してしまうことになりかねませんので、しっかりと確認しておきましょう。

解約する前にやっておくべきこととは?

ここからは、FX口座を解約する前にやっておくべきことについて見ていきましょう。

残高を0円にする

まずは口座残高を0円にしておくことです。

口座に1円も残してはいけないんだなということがわかりますが、口座残高がプラスであっても、解約することができない場合があります。口座に残高がいくらか入っている場合は、ただ出金申請をすればいいだけなのですが、マイナスになっている場合、FX業者に借金をしているのと同じことになりますので、追証を支払う必要が出てきます。

追証は支払う義務があり、無視し続けると法的措置を取られる可能性もあるため注意が必要です。

中には、

「追証が支払えなくなったから解約したい」

と考えている人もいると思います。

もし一括で支払えないという場合、FX業者に相談をして、どのように返済していくのかということについて話し合う必要があります。

今後、追証などを気にせずに取引がしたいのであれば、海外FX業者を使ってみることがおすすめです。なぜなら、海外FX業者はゼロカットというシステムを導入していることがあり、たとえ口座残高がマイナスになったとしても0円の状態にリセットしてくれるのです。
つまり、自分が入金した金額以上に損をすることがないのです。

ポジション決済しておく

解約をしようとしている段階で、ポジションを持っているのであれば必ず決済をしておきましょう。
ポジションを持ったまま解約してしまうと、FX業者によって対応は変わりますが、その時のレートで決済されてしまうことがあります。

その段階で利益が出ていればいいのですが、運悪く相場が下がった時に決済されてしまうと損失を出してしまうことになります。
そのため、必ずポジションは自分で決済してから、解約手続きに進むことが必要です。

未確定の注文をキャンセルする

FXを行っている人の中には、指値注文をしている人も多いと思います。
解約をする場合は、この未確定の注文についてもキャンセルをしておく必要があります。

もし、解約手続きをしている最中に約定してしまうと、途中で解約手続きがキャンセルされてしまうこともあり、スムーズに解約することができません。また場合によっては、なぜ途中で解約手続きが上手くいかなかったのかという原因がわからなくなってしまい、無駄に時間がかかってしまう場合もあります。

FX口座を解約するとデメリットがあるって本当?

FX口座の解約手順は思っているより簡単です。

ただ、場合によっては解約したことによってデメリットを被ってしまうことがありますので注意が必要です。

データ反映されるまで口座開設ができなくなる

既存の口座を解約して、同じFX業者で再度口座を作り直そうとしている場合は、解約情報が反映されるまで待たなければならないことがあります。

そのため、もし同じFX業者で再度口座を作り直そうとしている人は、あらかじめFX業者に問い合わせをして確認しておくことがおすすめです。

ツールが使えなくなる

FX業者が提供しているツールなどを利用してトレードを行っているという人もいると思います。
また、AとBというFX業者に登録していて、Aの提供しているツールを利用してBで取引をしているという人もいるでしょう。

しかし、口座を解約してしまうと、そのようなツールが使えなくなってしまうことがあります。

書類や明細を印刷できなくなる

FX業者によりますが、解約をすると書類や明細のダウンロードができなくなる場合もあります。明細などの書類を、ログイン画面上で行っている業者であれば、まず間違いなくできなくなると考えて良いでしょう。

そのため、もしそのような書類が必要なのであれば、解約前に全て揃えておくことをおすすめします。

まとめ

FX口座を解約するのはとても簡単ですので誰でも行うことができます。

ただし、解約をする前にやっておくべきことや解約後に発生するデメリットなどもあるため、慎重に手続きを進めていく必要があります。

もし、解約手順などに疑問や不安がある場合には、FX業者のサポートセンターなどに連絡をして、確認をしておきましょう。

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