FXトレード行っていると、必ず負ける時があります。
当然負けない方法ってないのか?と日々FXの勉強に励んでいる人もいると思います。
では、FXトレードに負けない方法ってあるのでしょうか?あるとしたらどんな方法でしょうか?
今回は勝率の高い方法に着目して見ていきます。
目次
FXトレードの基本
1.分析の方法について
一般的にFXのトレードの基本は、相場の動きを予想してポジションを取り、その差の利益を稼ぐことにあります。
その予想が外れれば損失が出るわけです。予想の的中率が勝率といってもいいほどです。
この相場の動きを予想するためには、テクニカル分析という方法があります。
テクニカル分析とは、チャートに様々なテクニカル指標を表示させて、過去の動きを参考にしながら、今後上がるのか下がるのかを予想する方法です。この場合、テクニカル指標についての知識と情報が必要になります。
一方、ファンダメンタル分析という方法もあります。これは、各国の経済成長率や物価上昇率、政策金利や雇用系指標、物価系指標、発言などの情報をもとに今後の動きを予想する方法です。
こうした分析を生業としているプロのアナリストやトレーダーもおり、自分の予測を発信して収益を得ています。
しかし、このような人たちでさえも勝率100%ということはあり得ません。
ですから、FXにおいて「負けない」という考えは捨てた方が良いでしょう。
2.損切りを心がける
どんなに優秀なFXトレーダーでも予想を外す時はあります。
この時、どれだけ損失を抑えられるかは損切りできるかどうかにあります。
予想に反した時、価格が戻るかもしれないという淡い期待を抱いてそのままポジションを持ち続けると、含み損が大きくなってしまい、損切りできなくなります。
こうしたことを防ぐために、ツールを使って事前にどの時点で損切りするのか設定しておくトレーダーが結果を残しています。
このようなことは、優秀なトレーダーでも頻繁に起こることであって誰もが経験しています。
損切りをしなかった時に出た損失の方が、損切りをした時に出た損失よりもずっとメンタルに負荷をかけることでしょう。
基本的な分析方法を順守し、ルールを守っていけばある程度は利益をあげることができます。
安くなったところを買い、高くなったところを売る
損切しなくていい方法の一つに「安くなったところを買い、高くなったところを売る」というのがあります。
「それってトレードの基本、順張りの逆では?」と思った方、全くその通りです!
この方法は逆張りといいます。
逆張りとは、過去の安値を参考にして、転換する価格を予想して、トレンド方向と逆のポジションで大きな利益を狙うという手法です。価格が下落している時に敢えて買い注文を入れて、相場が上昇する時に売り注文を出します。
この方法のメリットは、注文が通ると短期で利益を上げることができるという点です。
ただし、予想通りに相場が反転しなかった時に、損失が出てしまうというデメリットがあり、適切に相場の転換を見極める技量が必要となります。
一方、順張りのメリットはというと、長期的に続くトレンドの時には利益が大きくなる点です。ただし、相場が下落した時には上昇するタイミングを待たなければならないので、ポジションを売ることができず、塩漬けになりやすいというデメリットがあります。
ですから、この順張りの時は損切りが重要になってくるわけです。
さて、逆張りの話に戻します。
逆張りは順張りよりも高度なテクニックになります。トレンドがどこまで続くかわからないですし、どこまで損切りの幅を設定すればよいのか、それに応じたポジションサイズの適切な設定が難しいのです。
逆張りナンピンという手法
トレードの際はメジャー通貨ペアを選ぶ
このため、逆張りを行う場合はナンピンを使い、含み損について考えながら安い価格を掴んでいくのがよいです。
なぜこのようにするかというと、メジャー通貨は上昇トレンドが数年続けば下落トレンドに転じ、下落トレンドが数年続けば上昇トレンドに転じというふうに、上がったり下がったりを繰り返す形をとります。上がりっぱなし、下がりっぱなしということはないということです。
メジャー通貨ですから、価格変動の過去のデータや予想データなども豊富にあります。これをもとに底値や天井をあぶり出し、この地点までナンピンをし続ければ反転して利益が出るだろう、という仕組みです。
メジャー通貨について下記に記載しておきます。
- 米ドル
- ユーロ
- 円
- ポンド
- スイスフラン
- カナダドル
- オーストラリアドル
- ニュージーランドドル
スイングトレードで逆張りナンピン!
逆張りナンピンの良さは、短期的なトレードではなく中長期的なトレードで発揮されます。
このため、スイングトレードの中で使うことが最も良い手法となります。
スイングトレードとは、1日~数日の期間である程度大きな利幅を狙う売買方法です。スキャルピングトレードやデイトレードよりもトレードにかける時間が少し長くなる中期的なトレードにあたります。
この特性を利用して、価格の下落を見て最安値を記録するたびにナンピンし、レートがプラスに動くことを待ちます。
相場は下がれば必ず上がる時が来るので、じっとこの時を待ち、最終的にナンピンしたすべてのポジションがプラスになった時、多大な利益をもたらすのです。
また、持っている通貨にスワップ金利が発生する場合はより利益を上げることができます。
しかし問題は自動売買ツールを有効に使えないため、トレーダー自身の力量が問われる点です。
そのため、ある程度FXでの経験を積んでから挑戦した方がよさそうです。
海外FXのボーナスを活用してスイングトレード!
スイングトレードの場合は、中期的な期間でのトレードになりますので、スキャルピングなどと比べると取引回数が少なくなります。
このため、1回の取引の中でいかに利益をあげるかという点が重要となってきます。
取引回数が少なめなので、スプレッドが広くてもあまり影響が出ないという点から、スイングトレードするには海外FXがおススメです。
海外FXの場合は、国内FXよりもスプレッドが広いというデメリットがありますが、スイングトレードの場合はあまり問題になりません。
また、海外FXはボーナスが豪華というメリットがあり、このボーナスを使って証拠金を増やすことができます。
海外FXは口座開設するだけで3,000~30,000円程度のボーナスポイントがもらえるところもあります。これは国内FXのボーナスの比ではありません。
これらをうまく活用し、スイングトレードで逆張りナンピンの手法を試すのがおすすめです。