FXDDは、昔から世界中のFXユーザーに愛用されてきた海外FX業者です。
海外FX業者らしい魅力も多くありますし、シンプルで使いやすいという面もあるので、使いやすいと感じる方も多いでしょう。
FXDDには2つの口座タイプがあり、それぞれ異なる取引ができるという仕様になっています。
そのため、口座開設をしたいけれどもどちらを使った方がよいか迷ってしまう方もいるようです。
そこで今回は、FXDDの2つの口座タイプの特徴と、おすすめの口座タイプについてご紹介していきます。
FXDDの2つの口座タイプとは
FXDDには、「スタンダード口座」「プレミアム口座」の2つがあります。
まずはこの2つの概要を簡単にご紹介していきましょう。
口座種類 | スタンダード口座 | プレミアム口座 |
通貨 | JPY・USD | JPY・USD |
取引方式 | STP | ECN |
初回最低入金額 | なし | なし |
おすすめ入金額 | 5万円 | 10万円 |
最小取引単位 | 0.01 | 0.01 |
通貨ペア | 54種類 | 54種類 |
最大レバレッジ | 500倍 | 500倍 |
取引手数料 | なし | 片道2.99ドル・4.99ドル |
スプレッド(ドル/円) | 1.5~2pips | 0.1~0.2pips |
取引ツール | MT4・MT5 | MT4・MT5 |
デモ口座 | あり | あり |
複数口座開設 | 可能 | 可能 |
ではここからは、それぞれの特徴について見ていきましょう。
FXDDの口座タイプ1:スタンダード口座
FXDDのスタンダード口座とは、オーソドックスな取引ができる口座のことを指します。
FXDDで可能な取引環境はすべて整っているので、初めてFXDDを利用する方やFX初心者の方におすすめの口座と言えるでしょう。
・レバレッジ制限がない
・おすすめ入金額が低い
・取引手数料がかからない
・口座維持費用がかからない
・ゼロスリッページが保証されている
・スプレッドが広い
取引方式がNDD方式
FXDDのスタンダード口座は、NDD方式となっています。
よりすばやく約定することができ、透明度も高い。
スプレッドが広くなることが多い。
NDD方式を採用している業者の場合、注文がインタートレードに流れるので、よりすばやく取引をすることができます。
そのため、取引を安心して行うことができるでしょう。
特によりスムーズに取引を行わなければいけない短期間の取引では、NDD方式の方がよいと言われています。
この点は、FXDDの大きな魅力でしょう。
レバレッジ制限がない
海外FX業者の多くは、高いレバレッジ制限が用意されています。
そのため、そのレバレッジを使って効率的に取引をしたいと考えている方は多いでしょう。
しかし、多くのFX業者ではレバレッジ制限が設けられています。
レバレッジ制限とは、証拠金の量が大きくなればなるほど、レバレッジサイズが小さくなってしまうというものです。
ただ、FXDDの場合はレバレッジ制限が用意されていません。</strong>
FXDDの最大レバレッジは500倍となっているので、どの金額で取引を行う場合でも500倍のレバレッジを使うことができるのです。
多額の金額で取引を行う場合、100倍程度にまで制限されることもあるので、それを考えるとFXDDの方がお得になるというケースは多くあるでしょう。
おすすめ入金額が低い
FXDDのスタンダード口座は、おすすめ入金額が5万円となっています。
それに対して、プレミアム口座の場合は10万円となっているので、かなり金額は違うと言えるでしょう。
もしも少額から利益を出したいと考えている場合、スタンダード口座の方がおすすめです。
ぜひ参考にして、検討してみるようにしましょう。
取引手数料がかからない
FXDDのスタンダード口座では、取引手数料が無料となっています。
取引を行うたびに手数料がかかってしまうと、利益が目減りしてしまってなかなかまとまった利益を残すことができません。
そのため、思ったような取引ができないと感じる方もいるでしょう。
しかし、FXDDのスタンダード口座は取引手数料がかからないので、安心して取引をすることができます。
ただ、FXDDのスタンダード口座は、プレミアム口座に比べてスプレッドが広くなっているので、自分の使いたい銘柄はどちらの方がお得なのかを考えて、取引を行った方がよいでしょう。
口座維持費用がかからない
海外FX業者の多くは、口座開設をする費用が無料になっています。
しかし、口座を維持する費用がかかることもあります。
例えば、半年以上ログインや取引がない場合、口座を維持するために費用がかかるというケースが多いです。
ただ、FXDDのスタンダード口座の場合、このような口座維持費用がかからないという点は魅力と言えるでしょう。
このような口座になっているので、メイン口座以外にもサブ口座として活用することができます。
ゼロスリッページが保証されている
FXDDは昔から約定力に定評がある海外FX業者です。
その理由としては、スタンダード口座で採用されているゼロスリッページ保証が挙げられるでしょう。
ゼロスリッページ保証とは、ユーザーに不利なスリッページが保証されるという規約です。
価格変動が大きい時には、スリッページが起こりやすくなる。
FXDDは約定力が高いので、そこまでスリッページが起こる心配はありませんが、ゼロスリッページ保証が行われていることによって、より安心して取引ができると考えるユーザーも多くいるようです。
ただ、スリッページは悪いことだけではなく、ユーザーに有利となるスリッページもあります。
その場合はそのまま発生するので、メリットしかないと言えるでしょう。
FXDDの指値注文ではスリッページが起きることが多いと言われていますが、その多くはユーザーにプラスになるものですし、ユーザーに不利になるスリッページは保証してもらえるので、リスクなく取引をすることができます。
スプレッドが広い
FXDDのスタンダード口座にはさまざまなメリットがありますが、唯一の欠点と言えるのはスプレッドが広くなっているという点でしょう。
FXDDで用意されているプレミアム口座は、スタンダード口座よりもスプレッドが狭く設定されています。
そのため、スプレッドが狭い口座を使いたいのであれば、プレミアム口座の方がおすすめです。
ただ、プレミアム口座は取引手数料がかかるので、スプレッドと合わせて考えた場合にはスタンダード口座がお得になる銘柄もあります。
自分が取引したい銘柄が決まっている場合、事前に確認しておいた方がよいでしょう。
FXDDの口座タイプ2:プレミアム口座
ではここからは、FXDDのプレミアム口座の特徴について見ていきましょう。
・スプレッド幅が狭い
・スタンダード口座と同じレバレッジが使える
・スタンダード口座と銘柄数が変わらない
・取引手数料が変わらない
ECN方式となっている
FXDDのプレミアム口座もスタンダード口座と同じようにNDD方式となっています。
異なる点は、ECN方式が採用されているという点です。
ECN方式が採用されているため、よりスプレッドが狭くなりますし、約定力が高いという点が魅力です。
短時間での取引の場合、約定力が高い取引方法でなければ思うように利益を出すことができません。
スキャルピングなどの取引を行う場合や、約定力を重視する方の場合、ECN方式が採用されたプレミアム口座を使った方がよいでしょう。
スプレッド幅が狭い
先ほどもお伝えしたように、ECN方式の場合はスプレッド幅が狭くなっています。
実際にプレミアム口座の場合は、スタンダード口座よりもスプレッド幅が狭くなっているため、より効率のよい取引ができるようになっています。
特に短期間での取引を行いたいという方の場合、スプレッドの狭さが重要となるので、そのような方はプレミアム口座を選んだ方がよいでしょう。
ただ、プレミアム口座の場合はスプレッドと別に取引手数料がかかるので、その点に注意して事前に計算しておくことが重要です。
通貨ペア | スタンダード口座 | プレミアム口座 |
USD/JPY | 2.2pips | 0.6pips |
EUR/USD | 2.1pips | 0.4pips |
EUR/JPY | 3.7pips | 1.9pips |
GBP/USD | 2.2pips | 1.2pips |
AUD/USD | 1.6pips | 0.5pips |
GBP/JPY | 3.1pips | 0.5pips |
NZD/JPY | 4.4pips | 1.8pips |
AUD/JPY | 4.3pips | 1.8pips |
スタンダード口座と同じレバレッジが使える
多くの海外FX業者で、オールマイティな口座と別にスプレッドの狭い口座が用意されていることが多くなっています。
そのため、自分の取引によって使う口座を合わせることができるでしょう。
しかし、大半の海外FX業者が口座タイプによってレバレッジサイズが異なる設定となっています。
それに比べて、FXDDはスタンダード口座もプレミアム口座も同じレバレッジとなっているので、何も心配することなくスプレッドが狭い口座を利用することができます。
FXDDの最大レバレッジは500倍となっているので、これをうまく活用して取引を行うようにしましょう。
スタンダード口座と銘柄数が変わらない
通常のプレミアム口座の場合、スタンダード口座よりも銘柄数が少なくなっています。
そのため、自分の使いたい銘柄がプレミアム口座にはなく、仕方なくスタンダード口座しか使うことができないと感じている方もいるようです。
ただ、FXDDの場合はスタンダード口座とプレミアム口座の銘柄数が同じになっています。
その上、銘柄数も豊富なので、自由な取引が可能でしょう。
より自由に自分の使いたい銘柄を選んだ上にスプレッドが狭い環境を使いたいという方には、プレミアム口座がおすすめです。
取引銘柄 | 銘柄数 |
FX通貨ペア | 54種類 |
メタル | 7種類 |
エネルギー | 3種類 |
市場平均 | 12種類 |
株式 | 21銘柄 |
仮想通貨 | 4銘柄 |
取引手数料がかかる
FXDDのプレミアム口座は、スタンダード口座に比べてスプレッドが狭くなっているという点が特徴です。
しかし、スプレッドと別に取引手数料がかかります。
取引手数料の金額は、利用する取引銘柄によって異なるので、注意しておきましょう。
取引通貨ペア | 取引手数料 |
EUR/USD, GBP/USD, USD/JPY, USD/CHF, AUD/USD,EUR/JPY, GBP/JPY | 片道2.99ドル |
その他の銘柄 | 片道4.99ドル |
FXDDでおすすめの口座タイプ
ではここからは、FXDDのおすすめの口座タイプについてご紹介していきます。
FXDDのスタンダード口座がおすすめの方
スタンダード口座の1番の特徴は、バランスがよい点です。
すべてのバランスが整っているため、誰でも取引しやすいでしょう。
もしもどちらの口座を開設するか迷った場合には、スタンダード口座がおすすめです。
・取引にまだ慣れていない方
・バランスのよい取引を行いたい方
・どちらの口座を開設するか迷った方
FXDDのプレミアム口座がおすすめの方
プレミアム口座の特徴は、スプレッド幅が狭いという点です。
スプレッドが狭いことによって、より利益の出しやすい取引を行うことができます。
手数料がかかるので、利用する際にはしっかりと検討して銘柄を決めるようにしましょう。
・より多くの銘柄から自分が取引したい内容を選択したい方
・FXの取引中級者~上級者
まとめ
いかがでしたか?FXDDは長い歴史があり、信頼度も高いFX業者です。
2つの口座タイプにはそれぞれの特徴があるので、しっかりと確認して自分に合う口座を選択するようにしましょう。
どちらもメリット・デメリットがあるので、その違いを理解することが重要です。