FXDDは2002年から長い期間運営を行っている海外FX業者なので、信頼して自分の資産を任せることができると考えている方も多くいるのではないでしょうか?
しかし、やはり運営歴が長いからこそ、さまざまな噂が飛び交っており、過去の出来事を不安に感じることもあるでしょう。
実際にこれまでのFXDDの歴史では、顧客とのさまざまなトラブルによる悪い噂も流れています。
そのことをきちんと把握しておかなければ、安心してFXDDを使うことはできませんよね。
そこで今回は、FXDDで起こったトラブルについて見ていきましょう。
目次
FXDDで実際に起こったトラブル
ではここからは、FXDDが創業されてから20年程度の期間で起こったトラブルについて見ていきましょう。
スイスフランショック
FXDDの歴史の中で、最もユーザーに衝撃を与えたのは「スイスフランショック」でしょう。
スイスフランショックとは、2015年1月15日に発生した大暴落のことです。
その日の午前中にスイス銀行が行った発表により、スイスフランの買い注文が殺到したため、わずか20分ほどで他の通貨ペアは暴落し、スイスフランのみが暴騰するということが発生しました。
この事件によって、多くの資産を失ったという投資家はかなり多いのではないでしょうか?
スイスフランショックの際には、ロスカットが大量に発生し、どのFX業者もすぐにゼロカットシステムを稼働させられずにいました。
そのため、あとから損失分を補填したというところもあります。
ただ、FXDDの場合はその損失を補填することは行いませんでした。
そのことにより、多額の借金を背負ったユーザーは多く、大きな問題だと言われることもありました。
ゼロカット自体はサービスだと発表
スイスフランショック事件によって、FXDDはきちんとサービスを提供しない業者だと判断する方も多くいました。
しかし、FXDD側はすぐに以下のような発表を行っています。
これに対して、すでに約束されていたことは果たされていないというユーザーも多くいましたが、実際に同意書の中では「ユーザーが追証分を負担する必要がある」という文章が記載されていました。
そのため、この問題に関してはユーザーの確認不足もしくは勘違いということになります。
ゼロカット・スイスフランに関するユーザーの口コミ
この件に関しては、いまだにFXDD側が約束を反故にしたとみている方もいるため、また同じようなことが起こるのではないかという不安をかかえている方もいるようです。
実際にスイスフランショックのような暴落が原因で、破綻してしまったFX業者も過去にたくさんあります。
そのことを踏まえると、いくら海外FX業者を利用するといってもゼロカットシステムに頼ったハイレバレッジを使った戦略は避けておいた方がよいでしょう。
FXDDを利用したさまざまな詐欺被害
このようなトラブルはFXDDが問題ではありません。
この理由は、FXDDがコピートレードや自動売買を利用することができる仕組みになっていることが挙げられます。
また、FXDDは2002年から長年多くのユーザーに愛用されているFX業者なので、話の信憑性を高められると考える方も多くいるようです。
そこでここからは、FXDDを使って行われている詐欺案件について詳しく見ていきましょう。
FXDDの偽サイトを使った税金詐欺
この事件の肝は、FXDDとほとんど一緒のサイトが作られているという点です。
そのため、気づかずに話を信用して投資を行ってしまったということでした。
そのため、実際にはないことを偽サイトによって作り上げることによって、出金を拒否してその資産を奪うという詐欺方法となっています。
コピートレードによる詐欺被害
実際にまっとうなサービスとして行っているところも多くあり、それによって何もしなくても利益を出している方もいます。
そのため、実際にトレードしている内容を見ることができないというケースも多くあります。
このような詐欺では、高い利率を提示されて話に乗る方が多くいるのですが、実際にその利益が出るのは数か月ほどでその後はロスカットを理由に資産が返ってこないということもあります。
FXDDの詐欺被害に関する口コミ
その多くは、コピートレードやミラートレードという名目で行っているようです。
FXDDだけではなく、あまりにも利益率のよいコピートレードの案件を紹介された場合には、注意しておいた方がよいでしょう。
FXDDでトラブルに巻き込まれないための対策方法
FXDDで口座開設を行う際には、自分が今持っている資産を使ってより多くの利益を出したいと考えているでしょう。
しかし、トラブルに巻き込まれてしまうと、自分の資産も時間も失ってしまう可能性があります。
そこでここからは、FXDDを利用している中でトラブルに巻き込まれないための対策方法について見ていきましょう。
ハイレバレッジでの取引は行わない
FXDDは現在、ゼロカットシステムを実施していません。
そのため、取引の際に暴落が起きて損失が出てしまうと、そのすべてを自分で負担する必要があります。
海外FX業者を利用する場合、大きなレバレッジとゼロカットシステムを使ってハイリスクハイリターンの取引をしたいと考える方も多くいますが、FXDDの場合はリスクの方がかなり高くなってしまいます。
そのようなことを防ぐためにも、レバレッジはできるだけ小さく取引をした方がよいでしょう。
利用する前にしっかりとリサーチを行う
スイスフランショックの際に多くのユーザーが大きな損失を抱えてしまったのは、しっかりと利用規約を読んでFXDDのトレードを理解していなかったからです。
実際にその当時のFXDDの規約には、ゼロカットシステムは企業側の好意で行っているもので、基本的にはユーザーが損失を負担しなければいけないという記載がありました。
これを理解していれば、早めに対処した方もいたでしょう。
しかし、多くの方がこの規約をしっかりと読み込んでおらず、ゼロカットシステムが実施されるものだと勘違いしていたことから、あのようなトラブルが発生してしまったのです。
実際にFXDDで口座開設を行う際には、必要な書類をしっかりと読んでおくようにしましょう。
コピートレードは行わない
FXDDを使った詐欺被害の多くは、コピートレードによって行われています。
コピートレードであれば、FXの知識がない方や普段忙しくてなかなか取引をできない方であっても、簡単に利益を出すことができると感じるでしょう。
しかし、コピートレードは取引内容を見せずに多くの資産を集めることができるので、詐欺師からしても使いやすい謳い文句の1つとなっています。
そのため、コピートレードと書かれているものは使わない方がよいでしょう。
もちろんその中には詐欺ではないものもあると思いますが、トラブルに巻き込まれるのを避けるためにはコピートレード自体を避けておくことをおすすめします。
見慣れないドメインでないかを確認する
FXDDの詐欺被害では、FXDDの偽サイトが使われることも多くあるようです。
そのため、サイトが正しいものなのかを確認しておくことも重要でしょう。
詐欺サイトの中には見た目が似ているものも多くありますが、URⅬのドメインは偽装することができません。
しっかりと確認しておくことで、思わぬトラブルを避けることができるでしょう。
まとめ
いかがでしたか?FXDDを利用する時にきちんと注意をしていないと、思わぬトラブルに巻き込まれてしまうことがあります。
そのため、きちんと対策をしておくことが重要でしょう。
事前にFXDDのサービス内容や規約を確認して利用をし始めれば、トラブルを避けることができるので、しっかりとFXDDに関する知識を持って取引を始めることをおすすめします。
FXDD自体は使いやすいFX業者となっているので、そのサービスを最大限に活用して利益を伸ばしていきましょう。