FXGTとは2019年に設立された新しい海外FX業者で、FXも仮想通貨も取引することができるので、FXも仮想通貨も取引したいという方に人気となっています。
高品質な取引環境と豪華なボーナスも特徴で、より多くのユーザーが集まってきているのですが、実はメリットがあるのはそれだけではありません。
FXGTはFXや仮想通貨の取引にかかる手数料も他社と比べてお得な設定となっているため、より利益を出しやすい環境の中で取引を行うことが可能だと言われています。
今回は、FXGTを利用する中でかかってくる手数料の金額やタイミングについて解説していきます。
目次
FXGTで必要となる手数料は4つ
FXGTで取引を行う際にかかってくる手数料は4つです。
・スプレッド
・スワップ手数料
・入出金手数料
・口座維持手数料
この手数料をトータル的に見て、他のFX業者と比較してどうなのかを見ていきます。
FXGTの手数料|スプレッド
スプレッドとは、エントリーをした時に必要となる手数料で、売値と買値の差額のことを指します。
スプレッドはFX業者に対して提示された差額に対して、FX業者が自社の利益を載せて設定することができるので、業者によってその価格は異なります。
高いスプレッドのFX業者の場合、ユーザーからすればより多くの損失が発生することになりますので、少額の利益だった場合にスプレッドによってマイナスになってしまうこともあります。
スプレッドが小さければ小さいほど利益を出しやすくなるということができるでしょう。
FXGTと他FX業者のスプレッド比較
ではまずFXGTのスプレッドが他のFX業者と比較してどうなのかを見ていきましょう。
ここではFXGTのスタンダード口座と、FXGTと人気の海外FX業者2社の知名度の高い通貨ペアのスプレッドを比較していきます。
比較対象となるのは、同じNDD方式を採用している「XMのスタンダード口座」とDD方式を採用している「GEMFOREXのオールインワン口座」の2つです。
名称 | 通貨ペア | FXGT | XM | GEMFOREX |
USD/JPY | 米ドル/円 | 1.6pips | 1.6pips | 1.5pips |
EUR/JPY | ユーロ/円 | 2.2pips | 2.6pips | 1.7pips |
EUR/USD | ユーロ/米ドル | 1.6pips | 2.3pips | 1.8pips |
EUR/GBP | ユーロ/ポンド | 1.9pips | 2.0pips | 1.5pips |
GBP/USD | ポンド/米ドル | 2.2pips | 2.3pips | 1.8pips |
EUR/CHF | ユーロ/スイスフラン | 2.5pips | 2.7pips | 3.3pips |
USD/CHF | 米ドル/スイスフラン | 2.2pips | 2.1pips | 3.3pips |
AUD/USD | 豪ドル/米ドル | 1.8pips | 1.8pips | 2.5pips |
このデータを見てみると、同じNDD方式となっているXMよりかはスプレッドが狭いことが分かります。
やはりDD方式のGEMFOREXの方がスプレッドが狭い通貨ペアは多いですが、それ以上に少ないところもちらほらと見られます。
NDD方式とDD方式の違い
DD方式とは、トレーダーが行った注文を一度FX業者が確認し、それをインターバンクに流すという方法です。
そのため、本当に自分が行った取引が注文されているのかはわかりませんし、NDD方式に比べて注文から約定までの時間がかかってしまうという点がデメリットとして挙げられます。
しかし、DD方式はスプレッド幅が狭いことが特徴です。
いったんFX業者が注文を受けると、それに対してカバー注文をとります。
つまり、投資家が負ければFX業者が儲かり、投資家が勝てばFX業者が損をするという仕組みになっています。
FX業者はカバー注文で利益をとることができるので、正規のスプレッドに自社の利益分を乗せる必要がないので、その分狭いスプレッドをトレーダーに提供することができるのです。
それに対して、NDD方式とはトレーダーが行った注文をそのままインターバンクに流すという方法です。
自分の注文がすぐに約定されるので、スピード感が必要となる取引の中でも安心して利用できますし、透明性も高い点が魅力と言えるでしょう。
しかし、FX業者が利益を獲得する必要があるので、正規のスプレッドに利益を乗せるFX業者が大半です。
そのため、DD方式に比べると手数料が高くなる傾向があります。
FXGTのスプレッドはNDD業者にしては安い
FXGTのスプレッドは、業界最狭水準ではありません。
しかし、NDD方式を採用している海外FX業者の中では、狭い方であると見ることができます。
スプレッドの狭さは利益を獲得する上で大切な要素の1つですが、それだけがメリットではないため、他のFX業者と比較する際にはスプレッドはもちろんですが、それ以外のサービスの特徴もチェックしておく必要があります。
FXGTの場合は、最大レバレッジが1000倍と業界の中でもかなり高い設定となっているため、それを加味すると充分な狭さと判断することができるでしょう。
口座によってはスプレッドが狭くなっているところもある
FXGTでは、「スタンダード口座」のほかに、「ミニ口座」「プロ口座」「ECN口座」「Cropt max口座」の4つが用意されています。
このうち、スプレッドが狭く設定してあるのが、「プロ口座」と「ECN口座」の2つです。
この口座を使うことによって、よりスプレッドが狭い環境で取引することは可能です。
その他の取引環境も多少異なるので、事前に確認して自分が扱いやすい場所を選ぶようにするといいでしょう。
FXGTの手数料|スワップポイント
スワップポイントとは、日本語に訳すと「金利差調整分」という意味になります。
FXの場合、2つの異なる通貨を利用してその価格変動の差額で利益を出すという投資方法です。
異なる通貨を扱っている国によって政策や価格調整が異なるので、もちろん金利も異なります。
この異なる金利を調整するために使われるのがスワップポイントです。
そのため、金利が安い国の通貨を売って金利が高い国の通貨を買えばスワップポイントを受け取ることができるのです。
このスワップポイントもFX業者によって価格設定が異なるので、事前にチェックしておくことが重要です。
FXGTのスワップポイント比較
今回はFXGTとXMを比較してみていきましょう。
名称 | 通貨ペア | FXGT(売り) | XM(売り) | FXGT(買い) | XM(買い) |
USD/JPY | 米ドル/円 | -9.04 | -1.85 | -0.71 | -4.19 |
EUR/JPY | ユーロ/円 | -5.42 | -4.65 | -0.9 | -2.45 |
EUR/USD | ユーロ/米ドル | -1.75 | -5.42 | -7.87 | -1.02 |
EUR/GBP | ユーロ/ポンド | -2.85 | -3.8 | -1.11 | -0.9 |
GBP/USD | ポンド/米ドル | -2.91 | -4.05 | -3.22 | -3.55 |
EUR/CHF | ユーロ/スイスフラン | -3.09 | -3.99 | -1.95 | -2.83 |
USD/CHF | 米ドル/スイスフラン | -0.84 | -0.31 | -0.95 | -4.31 |
AUD/USD | 豪ドル/米ドル | -1.64 | -2.26 | -2.18 | -1.02 |
この結果を見てみると、XMは大きなマイナススワップが多いのですが、FXGTはプラスになっているところが多くみられます。FXGTの場合は少しマイナスの値が小さくなっているところが多くなっています。
マイナススワップの場合、その差額分を自分で支払わなければいけないので、利益から目減りしてしまうことになります。
よりスワップポイントが高い業者を利用すれば、FXの取引以外でも利益を出すことができるので、お得になっていると言えるでしょう。
FXGTのスワップポイントの発生タイミング
スワップポイントの発生タイミングは、FX業者によって異なります。
FXGTの場合、スワップポイントが発生するのは毎日1回で、日本時間の6時になります。
土日はFX市場が開いていないので、その分は前もって水曜日に適用される形となり、水曜日には3日分のスワップポイントを受け取ることができます。
仮想通貨のスワップポイントに関しては、1日6回あり少額ずつ配布されており、日本時間の1時・5時・9時・13時・17時・21時となっています。
仮想通貨の場合は休日も関係なく配布されます。
FXGTの手数料|入出金手数料
FXGTに資金を入金する方法は、現時点で以下の5つが用意されています。
・クレジットカード
・Bitwallet
・STICPAY
・仮想通貨
・海外銀行送金
FXGTでは、すべて入出金の際にかかってくる手数料が無料となっています。
FX業者によっては高い手数料がかかることもあり、FXの取引に必要な資産を入金したり利益を出金するだけで利益が目減りしてしまうということもあります。
そのため、FXGTはお得な設定になっているということができるでしょう。
方法によっては手数料がかかる
FXGTから指定の場所への振り込みに関しては基本的に無料となっていますが、入出金方法によっては別途業者側に支払わなければいけない手数料があるケースもあります。
そのため、完全に無料で入出金ができるということではないため、注意しておきましょう。
出金方法 | 手数料 |
クレジットカード | 無料 |
Bitwallet | 無料 |
STICPAY | 824円 |
仮想通貨 | 800円+出金額の2% |
銀行送金 | 2500~5000円 |
FXGTの手数料|口座維持手数料
FXGTで口座を利用するためには、毎月口座維持手数料を支払う必要があります。
海外FX業者では、口座維持手数料がかかるというケースは珍しくないですが、国内FX業者を利用してきた方やFX初心者の方だと知らない方もいるでしょう。
口座維持手数料は、日本円でいうとだいたい1000円程度となっています。
FXGTの口座を使っているかどうかにかかわらず、FXGTの口座内に資金が残っていればそこから自動的に引き落としをされるような形となります。
FXGTの手数料で気をつけるべきこと
FXGTの手数料には、注意しておいた方がよいことがあります。
知っておくとより有利に取引をすることが可能となりますので、ぜひ頭に入れておいてくださいね。
スプレッドは時間によって変動する
先ほどスプレッドの比較をしましたが、あの数値は平均スプレッドの値です。
スプレッドは変動しており、必ずしもあの数値というわけではありません。
どの通貨ペアでも、時間帯や取引を行うタイミングで変動をするので、どのような時にどんな動きをするのかを把握しておく必要があるでしょう。
FXGTに限った話ではありませんが、市場に投資家があまりいないタイミングはスプレッドが広がることが多くあります。
特に日本時間の早朝は大きな市場であるロンドン市場とヨーロッパ市場が閉まっているので、その分人が少ない可能性が高いと言えます。
また、クリスマスや年末年始も欧米の投資家が取引から離れる傾向が高いので、注意しておきましょう。
銀行送金は銀行によって手数料が変わる
出金の際に、海外銀行送金を使いたいと考えている方もいるでしょう。
その場合には、自分が出金をしたい銀行の海外送金に対する手数料がいくらなのか確認しておく必要があります。
銀行によって2,500~5,000円程度の手数料がかかります。
メガバンクの場合、より金額が高い設定になっていることが多いので、その分利益が減ってしまうと感じる人もいるでしょう。
銀行送金の方がお得な場合もある
出金をする際には、できるだけ利益を減らさずに出金したいですよね。
そのため、銀行送金以外の方法を選ぶという方もいると思いますが、より大きな利益を出金しようと考えた場合、銀行送金の方がお得なケースもあります。
例えば、Bitwalletは一律824円で出金が可能となっていますが、1回あたりの最大出金額は50万円となっています。
それ以上の金額を出金したいと思った場合、何度も50万円以内の出金をくりかえさなければいけません。
そうなると、数回分の手数料がかさんで、まとめて銀行送金した方がお得になる場合もあります。
事前に出金したい額を決めたら、手数料を計算してみることをおすすめします。
1か月以上利用しない場合は出金する
FXGTで取引をしている最中に、本業の繁忙期やさまざまな都合によって一時的にFXの取引から離れることがあるという方はいるでしょう。
そのような際にFXGTの口座に資金を入れていると、自動的に毎月1000円程度の口座維持手数料が残高から引かれてしまいます。
そのため、離れる期間が長くなりそうな時には、一時的に残高を出金しておくことをおすすめします。
まとめ
いかがでしたか?
FXGTは他の海外FX業者と比べると、手数料がお得になっており使いやすいFX業者だということが分かります。
最大1000倍という高いレバレッジと豪華すぎるボーナスを利用すれば、よりお得に取引を行うことができるでしょう。
ぜひFXGTの最高の環境を使って、大きな利益を狙った取引をしてみてはいかがでしょうか?