HFM(旧HotForex)とは、2010年にサービスをスタートした5社から成るグループ会社で、St.Vincent&the Grenadinesに拠点があるHF Markets (SV)LTDブランドです。
実際に利用した投資家からの評価はとても高く、8種類の口座タイプやレバレッジの高さが人気を集めており、ライセンスの取得をしていることや、入出金の問題が起きていないことなどから、日本人の投資家からも非常に信頼されています。
そんなHFM(旧HotForex)を利用するメリットやデメリットや魅力をしっかりとお伝えしていきます。
目次
HFM(旧HotForex)を利用するメリット
HFM(旧HotForex)は、2010年からのサービス開始以降、世界中の投資家から絶大な人気を誇っています。2013年にはライセンスの問題で、日本でのサービスを一時停止していましたが、2017年から日本人への口座の取り扱いを再開し、人気を取り戻しました。
2022年からは名称を変更しています。
総合的な評価の高さを誇るHFM(旧HotForex)の人気の秘密を、いくつかのポイントに分けて説明します。
①最大レバレッジが1,000倍
レバレッジとは、1万円のトレードに対して1,000倍のレバレッジを賭けた場合、1,000万円を賭けたのと同じ利益を得ることができるシステムです。
国内のFX業者は、金融庁からの規制で最大25倍のレバレッジしか賭けることができないので、海外のFX業者特有のこのレバレッジ倍率の高さがどれだけ魅力的なものか分かりますね。
②トレードの透明性が高いNDD方式を採用している
トレードの方式には、DD方式とNDD方式と呼ばれるものがあります。
DD方式は主に国内のFX業者で採用されていて、投資家と市場との間にFXディーラーを挟む方式のことです。
NDD方式は主に海外のFX業者で採用されており、投資家と市場が直接トレードができるシステムです。
DD方式とは違って手順も少なく、FXディーラーに注文を拒否されることもないので、一瞬で状況の変わってしまう海外通貨の変化に対応するのであれば、NDD方式は必須条件です。
③ゼロカットシステムを採用している
ゼロカットシステムとは、元手として賭けた以上の負債を背負わずに済むという大変ありがたい機能です。
もしこのシステムがなければ、10万円の取引で100万円の損失を出した場合に、損失分の借金を背負ってしまいます。
レバレッジ倍率は、大きな武器になると同時に大きなハンディキャップにもなり得ます。
なので、レバレッジ倍率の高い海外のFX業者を利用する場合は、このシステムが採用されているかどうかをしっかりと確認しましょう。
④口座の数が豊富
HFM(旧HotForex)は口座の種類が5種類と非常に豊富であり、投資家のトレードスタイルに合わせて口座を使い分けることができるので、非常に高い人気を誇っています。それぞれの口座の特徴をわかりやすいように表にまとめます。
最低入金額やレバレッジ倍率なども口座によって違うので、自分の資産とトレードスタイルに合った口座を選びましょう。
項目名 | マイクロ | プレミアム | ゼロスプレッド | HFコピー | セント |
最低入金 | 5$ | 100$ | 200$ | 500$ ストラテジープロバイダー, 100$ フォロワー | 5$ |
レバレッジ | 1000倍 | 500倍 | 500倍 | 400倍 | 1000倍 |
最小スプレッド | 1pips | 1pips | 0pips | 1pips | 1pips |
同時最大未決済注文 | 150 | 300 | 500 | 300 | 150 |
HFM(旧HotForex)を利用するうえでのデメリット
口座の種類も豊富でレバレッジ倍率も高いHFM(旧HotForex)ですが、利用するうえでのデメリットも把握しておく必要があります。大事なポイントをお伝えするので、利用する際の参考にしてください。
完全信託保全ではない
信託保全とは、利用しているFX業者が倒産した時に、投資家が預けていた資産を守ってくれる制度です。なので、この制度がなければFX業者がなんらかの理由で倒産した時に資産を守ることができません。
HFM(旧HotForex)の場合は、賠償責任保険に加入しているので最大500万ユーロまで保証されますが、信託保全に加入しているに越したことはありません。大手のFX業者であってもこの制度が採用されていない会社は多いので、利用する前にしっかりと確認しましょう。
基軸通貨に円がない
多くのFX業者では、取引可能な通貨の中に日本円も含まれていますが、HFM(旧HotForex)の取引可能通貨の中には日本通貨が含まれていません。なので、日本円以外の計算に慣れるまでは、チャートが変化した場合の損得の計算が煩わしくなってしまうこともあるでしょう。こういった部分は日本国内の投資家には不利であるといえます。
約定率が不安定
約定率とは、投資家から注文を受けて取引が成立するまでのことを言いますが、実際に利用した投資家の間では、HFM(旧HotForex)の約定率に不安があるという意見が多いです。
否定的な意見が多い理由として、まず約定率というのは多くの投資家が注目するポイントです。なので、FX業者のほとんどは公式サイトに自社の約定率を掲載しますが、HFM(旧HotForex)の場合は公式サイトに明確な記載がなく、約定までに時間がかかってしまうケースなどもあったので、FX業者として信用しきるのは難しいかもしれません。
HFM(旧HotForex)のライセンスと信頼性
ライセンスの獲得数の多さは国内外問わず多くの投資家から厚い信頼を得ています。
Cyprus Securities and Exchange Commission、CySECセントビンセント・グラナディーン金融庁
St. Vincent & the Grenadines The Finanical Services Authority、FSA南アフリカ金融サービス委員会
South Africa Financial Services Board、FSB
このように、HFM(旧HotForex)は複数のライセンスを所持しているという事実があるので、FX業者として信用するには十分でしょう。ライセンスを取得するには様々な基準を満たす必要があり、審査の通過は決して容易なものではありません。もしみなさんが実際に利用を始めようと考えた時、ライセンスの種類なども大きな判断基準になりますので、FX業者を選ぶときには注意しましょう。
HFM(旧HotForex)が選ばれる理由
一度は日本の市場から身を引いたHFM(旧HotForex)ですが、現在も国内の投資家に愛されているのはどうしてでしょうか?
①ライセンスの取得
ライセンスを取得しているかどうかは、そのまま会社の信用につながるといっても過言ではありません。ライセンスの種類によっては、取得するのが比較的簡単なものもありますが、きちんとした審査を通過して取得するものなので、複数のライセンスを取得出来ているいうことは、それだけ信用される要因があったということです。
②賠償責任保険に加入している
HFM(旧HotForex)は信託保全制度には加入していませんが、賠償責任保険に加入しているので取引上での問題に関してはしっかりと対応してくれます。海外のFX業者を利用するうえで問題として扱われやすいのは入出金に関する問題なので、その点では信用に足ると言えます。
③口座の種類が豊富
投資家によって得意なトレードスタイルがあるので、最適な口座選びはとても重要なものになります。スプレッドの幅やレバレッジ倍率などの特徴は口座によってかなり変わるものもあるので、自分の得意なスタイルに合った口座を選びましょう。
HFM(旧HotForex)の場合は、口座の種類も多くそれぞれの特徴がはっきりとしているので、選ぶのは比較的簡単なはずです。
まとめ
HFM(旧HotForex)が、実績もあり信用のできるFX業者であることは間違いありません。投資家が実際に利用した口コミもさることながら、世界中の投資家の評価が高いことがその証拠です。
- 口座の種類
- レバレッジの高さ
- 豊富なキャンペーン
- 信用できるライセンス取得
これらの要素がそろっているのは、国内のFX業者にはないメリットだと思います。初心者や経験の浅い投資家にとっては、種類も多く選択の難しい部分もあると思いますが、経験を積み重ねたプロの投資家にとっては、非常に有利なトレードができるでしょう。