2013年に設立されて現在も多くのユーザーに愛されているMYFXmarketsは、取引方法に合わせて2つの口座タイプから選択することができる仕組みになっています。
それぞれ環境が異なるので、自分に合ったものを選んだ方が効率よく取引を行うことが可能です。
では、MYFXmarketsの2つの口座タイプにはどのような違いがあるのでしょうか?
今回は、MYFXmarketsの利用を検討している方向けに、おすすめの口座タイプをご紹介していきましょう。
目次
MYFXmarketsの口座タイプまとめ
MYFXmarketsには、「スタンダード口座」「プロ口座」の2つがあります。
元々はCtraderも利用することができ、プロ口座で利用することができたのですが、近年はMT4のみの利用となっていることから、2つに限定されることになりました。
ではまずは、MYFXmarketsの口座タイプの詳細について、表で見ていきましょう。
口座タイプ | スタンダード口座 | プロ口座 |
基本通貨 | JPY・USD・AUD | JPY・USD・AUD |
取引銘柄 | FX・貴金属・原油・株式指数 ・仮想通貨 | FX・貴金属・原油・株式指数 ・仮想通貨 |
最大レバレッジ | 500倍 | 500倍 |
スプレッド | 0.6pips~ | 0.0pips~ |
取引手数料 | なし | 1Lotあたり7ドル(往復) |
最低取引ロット数 | 0.01ロット | 0.01ロット |
取引可能商品 | 50+ FX 通貨ペア, 貴金属, CFD商品 | 50+ FX 通貨ペア, 貴金属, CFD商品 |
最低入金額 | 1円~ | 1円~ |
最大保有ポジション | 100 | 100 |
ロスカット水準 | 20% | 20% |
取引ツール | MT4 | MT4 |
ではここからは、MYFXmarketsで用意されているそれぞれの口座タイプの特徴について見ていきましょう。
MYFXmarketsの口座タイプ1:スタンダード口座
スタンダード口座とは、オーソドックスな取引ができる口座のことを指します。
初心者から上級者まで、さまざまな取引をしたいと考えている方におすすめの口座となっています。
そのため、どちらの口座の方がよいか迷ってしまう方も、スタンダード口座を使うケースが多いようです。
そこでここからは、MYFXmarketsのスタンダード口座の特徴について詳しく見ていきましょう。
取引手数料が無料
MYFXmarketsのスタンダード口座の1番のメリットは、取引手数料がかからないという点です。
取引のたびに手数料がかかってしまうと、せっかく出して利益が目減りしてしまうので、取引しづらいと感じる方も多いでしょう。
しかし、MYFXmarketsのスタンダード口座の手数料は無料なので、より利益が出しやすい環境となっています。
手数料を考えずに取引がしたいという方の場合、MYFXmarketsのスタンダード口座を利用した方がよいでしょう。
他社よりもスプレッドが狭い
MYFXmarketsのスタンダード口座とプロ口座を比べると、スタンダード口座の方がスプレッドが広くなっています。
しかし、他社と比較するとスプレッドは狭くなっていることが分かります。
銘柄 | MYFXmarkets | XMTrading | Gemforex | Exness |
USD/JPY | 1.1pips | 1.7pips | 2.0pips | 1.1pips |
EUR/JPY | 1.6pips | 2.6pips | 2.0pips | 1.9pips |
EUR/USD | 1.0pips | 1.7pips | 1.8pips | 1.0pips |
GBP/JPY | 2.1pips | 3.4pips | 2.8pips | 2.0pips |
AUD/JPY | 2.9pips | 3.4pips | 2.7pips | 1.3pips |
このようにレバレッジが狭くなっていることから、より効率よく取引を行うことができる環境ということができるでしょう。
ただ、マイナーな銘柄の場合は他の海外FX業者の方がスプレッドが狭くなっているケースもあるため、自分が使いたいと思っている銘柄がある場合には、事前に確認して取引を始めることをおすすめします。
最大500倍のレバレッジが使える
MYFXmarketsは、最大500倍のレバレッジが設定されています。
海外FX業者のレバレッジの平均は、400~800倍となっているので、そこまで大きいとは言えません。
しかし、国内FX業者の場合は、最大25倍のレバレッジしか使うことができないので、その点を考えるとかなり大きい設定になっていることが分かります。
その上、高いレバレッジは効率よく取引をすることができる方法でもありますが、その分リスクがかなり高くなってしまうことも考えられます。
しっかりとリスクヘッジをしながら利益を狙うのであれば、最大500倍でも十分に足りると言えます。
また、MYFXmarketsのロスカット水準は20%となっているので、資金をうまく活用しながら利益を狙った取引ができる環境になっているでしょう。
最低入金額の設定はない
MYFXmarketsのスタンダード口座では、最低入金額の設定がありません。
そのため、少額でも安心して取引を始めることができるので、FX初心者でも安心して行うことができるでしょう。
しかし、入金方法によっては高額な設定になっていることがあります。
よりお得に入金したいと考えている方の場合、どの方法で入金した方がよいのかしっかりと考えておくようにしましょう。
入金方法 | 反映までの時間 | 手数料 | 最低入金額 |
国内送金 | 30分~ | 国内銀行振込料 | 1万円 |
クレジットカード | 即時 | なし | 1000円 |
Bitwallet | 即時 | なし | 200円 |
国際銀行送金 | 1~3営業日 | なし | ━ |
仮想通貨 | 24時間以内 | なし | なし |
MYFXmarketsの口座タイプ2:プロ口座
MYFXmarketsで用意されているもう1つの口座タイプは、「プロ口座」です。
プロ口座とは、スタンダード口座に比べてスプレッドが狭くなっている点が特徴です。
より狭いスプレッドでの取引をしたいと考えている方や、FX中級~上級者の方が利用するというケースが多いようです。
ではここからは、MYFXmarketsのプロ口座の特徴について、詳しく見ていきましょう。
スプレッドが業界トップクラスの狭さ
MYFXmarketsのプロ口座の1番の特徴は、圧倒的なスプレッドの狭さです。
MYFXmarketsのスタンダード口座のスプレッドを比較してみても、かなり狭くなっていることが分かります。
しかし、それ以上にスプレッドが狭くなっているため、より手数料をとられることなく取引をすることができるという点が特徴です。
銘柄 | スタンダード口座 | プロ口座 |
USD/JPY | 1.1pips | 0.6pips |
EUR/JPY | 1.6pips | 0.6pips |
EUR/USD | 1.0pips | 0.1pips |
GBP/JPY | 2.1pips | 0.9pips |
AUD/JPY | 2.9pips | 1.8pips |
実際に他社のプロ口座と比較してみても、日本人から人気のあるXMTradingよりもスプレッドが狭い銘柄もあるようです。
(ここではXMTradingはゼロ口座、Gemforexはノースプレッド口座、Exnessはロースプレッド口座と比較しています。)
銘柄 | MYFXmarkets | XMTrading | Gemforex | Exness |
USD/JPY | 0.6pips | 0.2pips | 0.3pips | 0pips |
EUR/JPY | 0.6pips | 0.4pips | 0.3pips | 0.4pips |
EUR/USD | 0.1pips | 0.1pips | 0.3pips | 0pips |
GBP/JPY | 0.9pips | 1.0pips | 1.0pips | 0.4pips |
AUD/JPY | 1.8pips | 1.0pips | 0.6pips | 0.5pips |
このような狭いスプレッドを使ってより効率的な取引がしたいと考えている方の場合、プロ口座を使った方がよいでしょう。
取引の際には手数料がかかる
MYFXmarketsのプロ口座は、スタンダード口座に比べてスプレッドが狭くなっています。
しかし、スプレッドとは別に往復の手数料が別にかかってくることを理解しておく必要があります。
MYFXmarketsのプロ口座では、1Lotあたり7ドル(往復)という設定になっています。
このことをしっかりと考えて、取引を進めることが大切です。
少額からでも取引ができる
通常の海外FX業者の場合、スタンダード口座に比べてスプレッドが狭い分、サービス開始のハードルが高くなっていることが多くなっています。
しかし、MYFXmarketsのスタンダード口座は1円からスタートすることができます。
そのため、少額で取引をしたいと考えている方やFX初心者の方でも気軽にスタートできるという点が魅力でしょう。
狭いスプレッドを希望している方はプロ口座を選択することをおすすめします。
レバレッジが狭くならない
MYFXmarketsのスタンダード口座では、最大レバレッジが500倍となっています。
そして同じように、プロ口座でも500倍のレバレッジを使うことができるのです。
他の海外FX業者の場合、プロ口座のようなスプレッドが狭い口座はレバレッジが小さく制限されることがあります。
しかし、MYFXmarketsではそのようなことがないので、安心して取引をすることができるでしょう。
MYFXmarketsのプロ口座でスキャルピングのような短期的な取引をしたいと考えている方でも、高いレバレッジを使えば効率的に利益を狙うことができるのは魅力的だと言えます。
口座残高と銘柄によるレバレッジは設定されているから注意
MYFXmarketsでは、口座タイプによるレバレッジ制限はありません。
しかし、口座残高や銘柄によるレバレッジ制限はあるようです。
口座残高 | レバレッジ制限 |
500万円未満 | 500倍 |
500万円以上 | 400倍 |
1000万円以上 | 取引状況によって異なる |
口座残高が500万円以上になってしまうと、レバレッジ制限があるので注意しておきましょう。
ただ、他社と比べると制限が厳しくないので、ある程度大きな金額で取引をしたいと考えている方でも安心して取引をすることができます。
豊富な銘柄の取引ができる
海外FX業者の中には、プロ口座の取引銘柄は少なくなっていることもあります。
しかし、MYFXmarketsではスタンダード口座と同じ数の銘柄を使うことができる仕組みとなっています。
そのため、口座タイプによって銘柄を制限されることがなく、自分の好きな銘柄での取引が可能となっているのです。
その上、MYFXmarketsではプロ口座でも仮想通貨の取引が可能です。
仮想通貨はまだボラティリティが高く、価格が安定していないので、スプレッドが狭い方が利幅をとりやすいと考えているユーザーも多くいるようです。
このようなことを考えても、MYFXmarketsのプロ口座はサービスが充実しているということができるでしょう。
ボーナスが受けられない可能性がある
MYFXmarketsでは、定期的にさまざまな豪華なボーナスキャンペーンが実施されています。
しかし、内容によっては「スタンダード口座のみ」という条件がつけられており、プロ口座ではボーナスの恩恵を受けられないということもあるようです。
そのため、プロ口座を利用している場合には、キャンペーンが対象となっているのかを事前に確認しておいた方がよいでしょう。
現在行われているキャンペーンは以下の3つですが、そのどれもがスタンダード口座・プロ口座共に利用可能となっています。
・お中元キャンペーン(2022年7月11日~8月15日)
・お友達紹介キャンペーン(2022年1月1日~)
このキャンペーンを活用すれば、よりお得に取引を行うことができるので、ぜひチェックしてみてくださいね。
まとめ
いかがでしたか?MYFXmarketsには、「スタンダード口座」と「プロ口座」の2つの口座タイプが用意されています。
それぞれタイプが違い、取引環境が異なるので、自分が行いたい取引に合わせて選ぶことが大切です。
MYFXmarketsの2つの口座タイプは異なる部分もありますが、同じ環境になっている部分もあってどんなユーザーでも使いやすくなっています。
どちらも他社と比べてスプレッドが狭くなっているので、より手数料を抑えて取引をしたいと考えている方にもおすすめです。
現在、MYFXmarketsでの口座開設を検討している方は、ぜひ取引環境をチェックしてみてくださいね。