Titan FXは、FX通貨ペアのスプレッドが狭いことで有名なブローカーです。
その名の通りFXの取引に強いブローカーですが、実はCFD取引にも対応しています。筆者もCFDの取引に興味があったのでこれはかなり有難いメリットでしたが、実際には取引をするまで二の足を踏みました。
なぜかというと、「TitanFXやるならFXしか無理。CFDはクソ」という噂をネットで見たからです。しかし結論とすると、TitanFXのCFDは別にクソではありません。いざ実行まで時間はかかったものの、結局のところ筆者はTitanFXのCFD取引にチャレンジしましたし、全く後悔していません。では、なぜこんな噂がはびこっているのか?詳しく解説します。TitanFXのCFD取引を検討している方、気になっているけど悪い噂の真実が気になっている方、ぜひご一読ください。
TitanFXのCFDはクソという噂の真実
本記事の冒頭で、早々に「TitanFXのCFDはクソではない」という持論を述べました。持論に説明を加えさせていただくと、TitanFXのCFD取引はアリっちゃアリですが、注意点もあります。
- レバレッジを活用しにくい
- 取引時間が制限されてしまう
その理由について解説していきます。
レバレッジを活用しにくい
TitanFXのFX取引における最大レバレッジはが500倍であるのに対し、CFD取引の最大レバレッジはFX取引のわずか1/5の100倍のものが多いです。この条件だけで比較すると、高利益を狙えるのはCFDではなくFXであるということは間違いありません。とはいえ、競合他社であるGEMFOREXの最大レバレッジは100~200倍、Exnessは100倍なので、TitanFXのレバレッジが他社よりもめちゃくちゃ劣っているわけではありません。ほぼ平均値と留めておいて問題ないかと思います。なお、CFD取引を行う場合スプレッドはFXよりも高い点も注意しておいてください。
取引時間が制限されてしまう
FXは平日であれば、どの通貨ペアでも基本的にいつでも取引可能です。しかし、CFD取引の取引時間は商品次第によって異なり、FXに比べると取引時間の制限がかかります。そのため、日中は忙しく時間が空いた夜に取引に取り掛かるスタイルが浸透している方にとってはどうしても不便に感じてしまうかもしれません。
以上、TitanFXでCFD取引を行う場合のデメリットになります。これらを見ると、「TitanFXのCFD取引はクソ」と結論付けるのはやや早急だとお分かりいただけるかと思います。
もし、トレーダーが明らかに勝てない不利な状況が敷かれたり、レバレッジが極端に低かったらクソと言えるかもしれませんが、まったくそのようなことはありません。おそらく、デメリットの大きさを熟考しなかった、もしくは取引に大負けしてしまったトレーダーが早々にクソ認定してしまったというのが事実でしょう。
とはいえTitan FXで初めて取引をするにはまずはFXのほうがおすすめです。
TitanFXのメリットとは
続いて、TitanFXのメリットについて詳しく解説していきます。
- 透明性の高いNDDシステムを採用
- 資金管理の安全性が高い
- 約定拒否がない
透明性の高いNDDシステムを採用
TitanFXを優れたブローカーたらしめている特徴の一つが、透明性の高いNDDシステムを採用している点です。NDDシステムは、トレーダーの取引が可能な限りベストな価格で執行されることを保証してくれる役割を果たしてくれます。また、NDDシステムによってスプレッドが低くなり、取引を通して安定した利益を得ることができます。
資金管理の安全性が高い
TitanFXは、トレーダーの資金管理の安全性を非常に重視しています。トレーダーの資金を安全に確保するために、安全性の高い資産管理システムを導入しています。厳しい安全基準に基づいたシステムを通してトレーダーの資金を安全に保管してくれるので、安心して取引を行うことができます。
約定拒否がない
TitanFXは約定拒否がないため、トレーダーの注文は全て成立することが保証されています。そのため、「せっかく注文したのに拒否された!」という不満、心配が生まれる必要はなく、安心して取引を進めることができます。
トレーダーにとって取引は自分の資金と利益を天秤にかけた大きな闘いですから、取引のグリップを握れないのはかなりストレスです。その観点においても、TitanFXはトレーダーにイニシアティブを渡してくれるトレーダー想いのブローカーであるといえます。
TitanFXのデメリット
続いて、TitanFXのデメリットについて詳しく解説していきます。
- 金融庁から警告を受けたことがある
- ボーナスキャンペーンが実施されていない
- 最低初回入金額が2万円とやや高め
わかりやすく説明します。
金融庁から警告を受けたことがある
Titan FXは、日本の金融庁から無登録業者として警告を受けたことがあります。
この部分だけ見ると「Titan FXヤバくない?」と思ってしまうかもしれませんが、海外FXブローカーが日本の金融庁から許認可をされるためには、「レバレッジ最大25倍以下であること」「ゼロカットシステムを行わない」という厳しい条件をクリアしなければなりません。
この条件を満たすブローカーは、トレーダーにとっては「ブローカーの決め手はハイレバレッジとゼロカットシステムでしょ。それがないなら意味なくない?」と思われて当然と言われるほどの低条件です。なので実際のところ、海外FXブローカーは意図的に金融ライセンスを取得していないのが実情です。
ボーナスキャンペーンが実施されていない
Titan FXは、他海外ブローカーよりもボーナスキャンペーンに積極的ではありません。たまに神出鬼没の如くスポットでボーナスキャンペーンを実施しますが、あまり頻繁ではないのでたまたまボーナスキャンペーンの開催時期を知れたらラッキーだな、くらいの感触です。他海外ブローカーは口座開設時にキャッシュバックを得られる等、初心者トレーダーにとってもかなり嬉しいボーナスキャンペーンを実施していることも珍しくはないので、ボーナスキャンペーン重視で見るとTitanFXの魅力はどうしても弱く見えてしまいます。
ちなみに、TitanFXは2022年12月末に「大人のお年玉キャンペーン」という豪華景品がもらえるキャンペーンを実施していました。35,000円以上の入金かつ、100,000USD(相当額)以上(*)を取引した場合に抽選で景品or現金をもらえる!という内容です。
ちなみに筆者は、50,000円の入金をして100,000USDの取引を行ったところ、Apple AirPodsがもらえました!ワイヤレスイヤホンの調子が悪かったので、めちゃくちゃ嬉しかったですね。日頃の行いあっての後利益(?)だと思って、有難く受け取りました。
最低初回入金額が2万円とやや高め
Titan FXのデメリットとして最後に紹介するのは、最低初回入金額が20,000円とやや高めという点です。この金額は他のブローカーと比べても高めなので、できる限り低資金から取引を始めたい方、資金に余裕のない方にはTitanFXの取引は敷居が高いと感じてしまうかもしれません。
実際、筆者もトレーダーの経験値が浅い時はあまり資金に余裕がなかったですし、負けたら怖いので最低入金額も最小限から始めたい派でした。初めて使うトレーダーなら尚のこと、です。
物事には光と闇がある、という言葉があるように、メリットだけではなくデメリットも詳しく解説しました。Titan FXにはいくつかのメリットがある一方で、無登録業者として金融庁から警告を受けたこと、ライセンスの信頼性が低い、ボーナスキャンペーンが実施されていない、最低初回入金額が高い等、のいくつかのデメリットも存在します。
そのため、初心者トレーダーにはあまり優しくないブローカーかもしれません。とはいえTitanFXを支持するトレーダーがいることには変わらないので、決して「おすすめできない」と結論付けることはできません。CFD取引におけるあなた自身の志向性・好みにTitanFXが合っているか?を吟味することが大事かなと思います。
TitanFXに関するよくあるQ&A
最後に、TitanFXについてよくあるQ&Aについてまとめさせていただきます。
TitanFXはいつから取引できますか?
TitanFXではロールオーバー時間帯以外、月曜日~金曜日まで24時間取引可能です。
取引時間
- 夏時間:月曜日6:04~土曜日6:55(日本時間)
- 冬時間:月曜日 7:04~土曜日7:55(日本時間)
なお、週末直前の金曜日は23:55にサーバーが終了します
ロールオーバータイム
- 夏時間:5:59~6:01(日本時間)
- 冬時間:6:59~7:01(日本時間)
TitanFXで利用できる取引ツールは何ですか?
TitanFXでは、下記ツールが利用できます。
- MT4(MetaTrader4)
- MT5(MetaTrader5)
- ウェブトレーダー
それぞれのツール特徴
MT4:インディケーター・EA(自動売買)のバリエーションがMT5より豊富
MT5:動作スピード・時間足の豊富さ・気配値ウィンドウ機能はMT4よりハイスペック
ウェブトレーダー:MT4 / MT5の口座にブラウザからダイレクトに接続して取引できる
ウェブトレーダーとは?
ウェブトレーダーは、MT4 / MT5のメイン機能を搭載しているTitanFX独自のツールです。ブラウザから直接接続して取引ができるので、アプリをダウンロードする手間がないこともメリットです。
TitanFXのスキャルピングルールを教えてください。
TitanFXでは、スキャルピングを行うことができます。トレーダーは、通常1/5pipsを超えない範囲であらかじめ設定された価格帯で注文を出すことができます。この価格帯は、注文チケットで指定することができます。また、TitanFXでは、スキャルパーに大きなギャップのない逆指値注文を使用する手法を求め、注文が迅速に執行されるようにする必要があります。
TitanFXのデモ口座はありますか?
はい、TitanFXではデモ口座が用意されています。デモ口座の利用はもちろん、取引の練習ができ、実際の取引環境に慣れることができます。デモ口座ではチャート作成・分析ツール、注文入力、損切り・利食い機能等、様々な機能を利用することができます。
まとめ
以上、TitanFXのCFD取引がクソという噂は真実か否か?メリット・デメリットについて詳しく解説しました。冒頭でも結論付けたように、TitanFXのCFD取引は決してクソではありません。あくまでサブ取引という範疇で留め、大きな勝負には出ずに無難に勝ちトレードを追究することが上手い付き合い方です。
ちなみに筆者はTitanFXのCFD取引で初めて勝てた時は、こんな感じの配分で勝てました。
JPN225(日系225)
10ロットの買いポジションを25,000円で購入、26,000円で決済
利益:100,000円/内訳:26,000 – 25,000 = 1000 x 10ロット x 100 JPY
という感じで、もちろん取引に勝てた時はめちゃくちゃ嬉しかったですね。本記事を通して、TitanFXでCFD取引を行う際のヒントが見つかったら幸いです。