TITAN FXはどんな海外FX業者?評判はどう?
TITAN FXは、バヌアツ共和国の首都のポートビラを拠点としています。2014年から豊富な金融サービスと経営コンサルティングの実績や経験を活かし、FXサービス提供をスタートしました。
TITAN FXは日本人ユーザーが多くいたPepperStoneという会社の役員陣で運営されています。
PepperStoneは2013年にはASICを、2015年にはFCAのライセンスを取得し、2018年にはベストFXECNブローカーを受賞したほどのFX業界の中でも信頼度がかなり高い業者ですが、2014年10月に日本人向けのサービス提供を終了しています。
経験値やスキルが高く、PepperStoneのノウハウを全投入した業者がTITAN FXですから、FX業者としての歴史は短いですが、安心して取引ができます。
では、TITAN FXはFX取引を行う上でどんなメリット、デメリットがあるのでしょうか?
TITAN FXを使うメリットとは?
1.すぐに口座開設ができる
TITAN FXは最短3分で本人確認なしで新規口座開設ができます。
面倒な手続きがなしで口座開設をできることは大変メリットです!
すぐに取引をスタートしたい人には、TITAN FXは大変おすすめです。
2.透明性の高いNDD方式採用
TITAN FXは取引の透明性が高いNDD方式を採用しています。
NDD方式を採用している業者は、DD方式のように仲介業者を挟まず、顧客が直接市場と取引します。
海外FX業者にありがちなストップ狩りやノミ行為などのトラブルを心配する必要がありません。
トレーダーの注文を業者に仲介されるDD方式は、業者による決済操作や約定拒否などが起こりやすいと言われています。
市場との直接取引なので、安心安全で透明度が高い取引をすることが可能です。
3.追証なしのゼロカットシステムがある
TITAN FXはゼロカットシステムを採用しています。
為替の急変動などによってロスカットが発動せずに大きなマイナスを被ってしまったとしても、マイナス分を補償してくれるため、追証(借金)が発生しません。万が一の際は口座に入金されている証拠金が全部なくなるだけです。
日本国内のFXにはゼロカットシステムを金融庁が禁止しているので、万が一口座残高がマイナスになった時には借金を背負い、追証請求を一括請求されます。
それを考えると、追証なしのゼロカットシステムを採用しているTITAN FXはかなり安心です。
4.口座タイプが2種類から選べる
TITAN FXはZeroスタンダード口座、Zeroブレード口座の2種類の口座を選んで開設することができます。
どちらもスプレッドが他社と比較すると、かなり狭いです。なかでも、Zeroスタンダード口座は特にスプレッドが狭くて評判です。
5.約定スピードが非常に早い
TITAN FXのZeroブレード口座を開設すれば、ECNテクノロジーを使用したスピード感溢れる決済が可能になります。
他社より約定スピードがかなり速いのが、TITAN FXの最大の強みと言われる点です。
約定スピードはサーバーが置かれている場所がインターバンク市場に近ければ近いほど、スピードが速くなる仕組みです。
TITAN FXのサーバーは世界の金融の中心地と言われているウォール街に設置しています。大災害が起きた場合でも、絶対に壊れないと噂のEquinix NY4というフィナンシャルデータセンターと提携しているので、万が一の時にも取引の安全確保ができます。
利益確定や損切りしたい時には、すぐに決済してくれるので、スリッページが少なくて済みます。
スリッページとは、注文と決済された価格差のことを指します。
また、約定拒否もないので安心です。
TITAN FXでは光ファイバーの高速回線を利用し、世界の主要銀行と直接つながっているので、約定スピードがかなり速く顧客の思い通りの取引を実現してくれます。
約定スピードが遅かったり、約定拒否などが起こる業者の場合、多くの利益を上げられる機会が訪れても、せっかくのチャンスを無駄にしてしまうことも考えられます。
自分の思ったタイミングで取引できるのが、TITAN FXです。
6.強制ロスカットは一般的な水準の証拠金維持率20%
TITAN FXでは、強制ロスカット水準が証拠金維持率の20%に設定されています。
これは海外FXの一般的な水準と同等になります。
強制ロスカットは為替の急変動などがあり、市場価格が急暴落した際にもすぐに察知して取引をストップしてくれるので、マイナスを被るリスクを減らしてくれるシステムになります。
強制ロスカットの水準の数字が低ければ低いほど、長くポジションを維持することができるメリットとなります。
ハイレバレッジで取引しても、ギリギリの線で戦えるということでもあります。
7.スプレッドがかなり狭い
TITAN FXは狭いスプレッドで取引することができます。
ただし、取引する時間帯によって変動します。午後9時頃が最もスプレッドが狭い時間帯になるので、この時間帯に取引するのは大変有効的だと言えます。
TITAN FXはスプレッドが狭く、約定スピードが速いので、スキャルピングやデイトレードをしたい短期取引希望のトレーダーには最適なサービスです。
8.種類が豊富な商材がたくさんある
TITAN FXはFX取引の他、人気の株価指数CFD、商品先物(貴金属・エネルギー)、米国株式CFD、仮想通貨CFDなど、180銘柄を超える商品が取引可能となります。
色々な通貨ペアや商材が豊富であることは、トレーダーも色々な経験が積めますし、リスクを分散して投資することもできるので、大変魅力です。
9.分別管理で万が一の際も安心
TITAN FXはFX取引において顧客から回収したお金と、FX業者を運営していく上で必要な企業運営資金を分ける分別管理をしています。
顧客の資金はナショナルオーストラリア銀行が分別管理しているので、万が一の時も自分の資金がなくなってしまうことがありません。ナショナルオーストラリア銀行は、150年の歴史があり、オーストラリアの大手銀行と同じぐらいのランク規模なので信頼性はかなり高いです。
万が一大きな景気や為替変動の影響を受け、TITAN FXが倒産の危機に直面した時も、入金した金額の全額保証がされます。
海外FX業者では、分別管理しているのかどうかを曖昧にしている業者も多数あり、分別管理がされていないと万が一の時にFXに関する全ての資金を失うことになってしまいます。
そういった意味でも、分別管理がなされていることは非常に重要なことなのです。
10.リクイディティブプロバイダーが公開されている
TITAN FXは、多くのリクイディティブプロバイダー(LP)と提携しています。
そのおかげで有利なレートや流動性の確保ができています。
リクイディティプロバイダーとは、「LP」とも略され、マーケットにおいて、流動性を供給する業者をいいます。
公開していない業者が多い中で、LPを公開しているということは、取引環境にかなりの自信があるという表明でもありますので、信用がおけるFX業者だということが分かります。
11.他社からの資金移動ができる
TITAN FXはブローカー間資金移動が可能です。
他社から手数料無料で、他社の口座にあった資金をTITAN FXの口座に移すことができます。
クライアントキャビネットから口座間資金移動の手続きが可能で、クライアントキャビネットへログイン後、左側メニューから「出金」を選択し、出金画面を表示します。出金方法欄で「口座間資金移動」を選択し、移動元と移動先の取引口座、移動金額等の必要項目を入力して資金移動の申請を行います。
約1日~3日あれば、資金移動を行ってくれるので、すぐにTITAN FXで取引が可能になります。
TITAN FXのデメリットとは?
1.事業者としては歴史が短い
TITAN FXは2014年にFXサービスを開始し、まだ10年も経っていません。海外FX業者で老舗の業者もあることを考えれば、かなり短く感じるかもしれません。
2.金融ライセンスが有名ではない
TITAN FXはVFSC(バツアヌ共和国金融庁)のライセンスを取得していますが、あまり知られているライセンスではありません。
しかし、多数の海外FXの業者が取得しているキプロス証券委員会(CySEC)と同等の審査基準だと言われていますので、安全性や信頼性については問題ないと思います。
3.ボーナスがない
TITAN FXは他の海外FX業者が行っているようなボーナスがありません。
入金ボーナスや口座開設ボーナスがあると、初心者としてはお試しの取引ができたりするので、ボーナスが欲しい人は他の業者を探した方がいいかもしれません。
ただ、TITAN FXのように豪華なボーナスや特定のキャンペーンをやっていない業者は、スプレッドが狭い、取引手数料が安いなど、FX取引自体にメリットがある場合が多いです。ボーナスやキャンペーンを実施しないことで、費用を圧縮でき、取引自体のコストを下げています。
取引自体を重視する人にはTITAN FXはかなり優良な業者と言えるでしょう。
4.日本の金融庁からの警告の前歴あり
日本国内の金融庁の審査を通過するためには、どの海外FX業者もかなりハードルが高いのではないでしょうか。
日本国内では最大レバレッジが25倍までに設定されていますが、海外FXでは1,000倍や3,000倍など、幅広いレバレッジ設定がされています。また、追証なしのゼロカットシステムを採択してはいません。
日本の金融庁は顧客重視というよりはFX業者主体の規則やルールを敷き、倒産することがないように厳しく取り締まっています。
ですから、海外FX業者においても日本国内の法律やルールに乗っ取って運営していない業者に関しては、信頼性や安全性に関わらず警告を出すことがあるのです。
結論として日本の金融庁から警告を受けたことのある海外FX業者は沢山ありますが、経営が苦しいとか倒産しそうといった理由で警告を出しているわけではありません。要はこういった警告は無視して問題ないということです。
まとめ
TITAN FXは海外の業者で歴は浅いかもしれませんが、PepperStone社の役員が作ったFX業者でもあり、安心して取引ができます。
サービス内容も、海外FXサービスの標準装備はもちろんのこと、ボーナスをなしにして、スプレッドを狭くすることでデイトレードやスキャルピングなどの短期トレーダーには持って来いのサービスを提供している業者です。
デメリットはほとんどなく、メリットが盛りだくさんです。
幅広いレバレッジと通貨ペアや原油や金などの商材をうまく使って、分散取引で利益を出してみてください。