スワップ狙いトレードは危険!過去に起きた経済ショックを説明!

XMを使って長期投資を考えている方が多いでしょう。スワップポイントをたくさんもらうためです。実際にXMで私は10年運用していますが、最初のうちはそのように私も考えました。

しかし、スワップポイント狙いの長期投資を行うにはしっかりとした資金管理がなければかなり難しいです。なぜなら定期的に経済ショックが起こり相場が急変するからです。

そこで今回は、実際に起きた経済ショックについて説明をします。また、XMを使ったスワップ狙いの長期投資のやり方についても実体験を交えながら説明しますので参考にしてください。

今回紹介する経済ショックは3つ!

今回は、過去に起きた代表的な経済ショックを3つ紹介します。

  • リーマンショック
  • トルコリラショック
  • コロナショック

    それぞれの内容について振り返っていきましょう。

    リーマンショックとは

    2008年9月15日に当時の大手証券会社であるリーマン・ブラザーズは破綻しました。

    アメリカの大手証券会社が破綻することなど当時は全く想定されておらず、市場は大パニックに陥りました。

    リーマン・ブラザーズが破綻した翌日の日経平均株価は、前週末比605円(4.95%)安の1万1609円と約3年2カ月ぶりの安値水準となりました。

    その後も日経平均株価は大きく下落し2008(平成20)年10月28日、日経平均株価がバブル後の最安値となる6994円90銭まで下落しました。

    リーマンショック前の株価に戻ったのはそこから約5年後のアベノミクスが始まった2013年のことです。

    株価回復までになんと4年もかかったことになります。

    リーマンショックの原因

    リーマンショックは様々な要因があるといわれていますが、リーマンショックの大きな原因はサブプライムローンです。

    サブプライムローンとは、平たくいうと信用力の低い個人に貸す住宅ローンのことをいいます。

    当時のアメリカはFRBが金利を引き下げていたのでお金が潤沢にある状況でした。また住宅価格も右肩上がりに上昇していたので、低所得者にローンを貸しても、返済が滞っても住宅を売却すれば回収できると踏んでできたのがサブプライムローンです。

    サブプライムローンは信用力の低い人に貸すので、当然ですが、金利は高くなります。しかし、借り初めの金利は低く抑えられていたので、低所得者でもローンの返済ができました。

    しかし金利はある段階で急上昇するのが一般的なサブプライムローンでした。金利が上がると当然ですが、ローンの返済ができない人が続出します。ローンの返済ができないと住宅を売るしかありません。

    多くのサブプライムローンの借り手が住宅を手放しました。住宅を手放してもローンの回収ができれば問題は無かったのですが、多くの住宅が売りに出されたため住宅価格も下落してしまいました。

    そして、資金を回収できない大量の不良債権を金融機関は抱えるようになってしまったのです。特に大きな影響を受けたのがサブプライムローンを証券化して積極的に投資家に販売していたリーマン・ブラザーズとサブプライムローンの証券に保証を付けていたアメリカ大手保険会社のAIGです。

    そしてリーマン・ブラザーズは負債に耐えることができず、破綻してしまいました。AIG はその後、アメリカ政府の救済を受けることができたので破綻を免れました。

    しかし、大手証券会社であるリーマン・ブラザーズが破綻したショックはあまりにも大きく、世界的に大幅な株安になってしまったのです。

    トルコリラショックとは

    トルコリラショックとは、2018年7月に起きたトルコリラの暴落のことをいいます。トルコリラは、金利が非常に高いのでFXで非常に人気のある通貨です。

    この記事を読んでいる方の中にもトルコリラでFXをしている方もいらっしゃるのではないでしょうか?トルコリラショックが起きた理由は端的にいうとトルコがアメリカと喧嘩したからです。

    トルコのエルドアン大統領のクーデター未遂の嫌疑でアメリカ人牧師を拘束していました。アメリカ人牧師の釈放をトランプ大統領が何度も要求しましたがトルコは無視し続けました。これにトランプ大統領が怒り、トルコに対する関税を2倍にしたのです。

    トルコがアメリカと喧嘩したことによってトルコリラは急落してしまいました。

    トルコリラショックの影響

    トルコリラショックのときのトルコリラ/円は、1日で約14%下落した日もありました。

    また、多くの新興国通貨にも影響を与え、例えばアルゼンチンペソは、対ドルで30%以上下落してしまったのです。

    トルコリラショックは新興国通貨には大きな影響を与えましたがドル円などの主要通貨ペアにはさほど大きな影響はありませんでした。

    しかし、トルコリラに対するトルコリラショックの影響は甚大で現在もその影響をひきづっています。トルコリラは回復の糸口が見えずここ10年間ずっと下がり続けています。

    トルコリラショックも下落の大きな影響になっているのは間違いありません。今後もトルコリラの回復が難しそうな状況が続いています。

    コロナショックとは

    今回のコロナショックは経済状況や金融機関に問題があって起きたものではありません。コロナ・ウィルスという外的な要因によって起きたものです。

    しかし当初予想していたよりも、状況が深刻で世界各国で人の流れを止めるなど経済活動に甚大な影響を与えました。世界各国の経済活動は大きく落ち込み、先行きが不透明になったため投資家の心理が悪化し起きたものです。

    スワップポイント狙いの長期トレードは資金管理をしっかりすればできないことは無い!

    スワップポイント狙いの長期トレードは、正直かなり難しいですが、資金管理しっかり行えばできないわけではありません。

    特にXMは価格の提示方式にNDD方方式を採用してくれているため、変な動きはありませんので安心して長期トレードができます。

    ただし、今回紹介したような経済ショックがいつ起こるかは誰にもわかりません。そのような経済ショックが起きても耐えられるだけのポジション管理を常に意識しましょう。

    XMは比較的スワップポイントも高いので長期トレードを行うにもおすすめできます。ぜひ今回の記事を参考にしていただきXMで口座開設をしてみてはいかがでしょうか。

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